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2015年6月23日 (火)

プレイバック徳川慶喜・(26)生麦事件

徳川慶喜は、将軍徳川家茂の命により
「将軍後見職」に任命され、隠居身分を撤回。
改めて一橋家相続を許されます。

そして越前福井藩主の松平春嶽には「政事総裁職」を任命。

慶喜は、今ある難問を一つ一つ解決していこうと
老中を筆頭に幕閣の面々に所信表明します。
ただ老中たちは、
勅命によって決まった幕府人事に不満たらたらで、
慶喜に対しても春嶽に対しても冷たく当たります。


朝廷から、慶喜と春嶽に会いたいと勅使が来るようです。

それだけであれば特に問題はないのですが、
そこに島津久光を同席させよという注文つきです。
いかに島津藩主の実父とはいえ、無冠の者が
幕府政治の中枢にいる者と会見するなど言語道断なわけです。

断ればいいではないか、とあっさり言ってのける慶喜に、
ホントにいいの? という感じで老中たちは顔を見合わせます。
「では早速に、慶喜様の御名をもってお断り致します」

しかし今度は、久光を同席させぬなら
会見自体を白紙に戻したいと言ってきます。

かと思いきや、勅使は江戸に来てしまっているので
結局のところは慶喜と春嶽と会見したいそうなのですが、
その席に老中は同席させないでほしいという条件です。
それに老中たちが立腹しているようです。

久光という護衛役がいるからか、
今回の勅使は胸を張りすぎると警戒する慶喜。
「余は老中同席を望むと周防守に伝えよ」


慶喜を将軍後見職に就けたのも春嶽を政事総裁職に就けたのも、
勅使を江戸に下向させたのも京にはびこる危険因子を排除したのも
すべて自分の力だと久光は誇示し、
自分抜きには政治をさせないと鼻息荒いです。

もっともっと力を持つためにも、
息子が持つ薩摩藩主の座を奪い官位を得る必要があります。

勅使の大原も、久光に藩主の座を、
それが無理なら官位をと食い下がりますが
春嶽は笑ってその申し出を蹴ります。

そして、慶喜が探らせたところ
久光に藩主の座や官位を、という話は
勅使と久光の間から出てきた話のようで、
この話を朝廷に照会すると、そんな話しはしていない、と。

朝廷としては正直困っているという返答でした。


慶喜は、勅使が
会見できないのであれば帰京したいと言い出したので
それもあり、と認める発言をしましたが、

結局、まずは勅状の中身を知ることが先決ということで
久光を同席させ、老中たちを同席させずに
勅使と会見することになりました。

勅状にある11項目に渡る意見状ですが、
慶喜はその1つ1つに返答書を書き上げます。

今後も思ったことはどしどしお寄せください、
どんなことでもします、と約束し勅使を満足させますが、
ただし、時節を鑑みてできないと結論に至ったことについては
天皇の思し召しであってもできないことがある、と
最初に断りを入れておきます。


久光が帰ることになりました。

久光は幕府から恩賞といえるほどのものは得られず
当然ながら薩摩藩主になることも出来ず
労をねぎらわれただけでした。

帰路、生麦村あたりで、
馬に乗った異人4人が薩摩の行列の進路を塞いだとかで
3人を斬り、1人死亡、2人重傷。
残る1人は取り逃がしたそうです。

久光は、東海道を通って西に向かう届け出はしていることだし
異人たちにも東海道を避けるようにという通達は行っているため
神奈川奉行に対して殺傷事件の報告は特に出さず、
先に進むように命じます。

この事件は、後に大事になってしまいます。


文久2(1862)年8月21日、
「生麦事件」で、薩摩藩士がイギリス人を殺傷。

慶応3(1867)年10月14日、
徳川慶喜が明治天皇に『大政奉還』を上奏するまで


あと5年1ヶ月──。

(『篤姫』では「(37)友情と訣別」付近)


脚本:田向 正健
原作:司馬 遼太郎「最後の将軍」より
音楽:湯浅 譲二
──────────
[出演]
本木 雅弘 (徳川慶喜)
石田 ひかり (美賀)
鶴田 真由 (徳信院直子)
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堺 正章 (新門辰五郎)
水野 真紀 (たみ)
──────────
林 隆三 (松平春嶽)
岡村 喬生 (大原重徳)
岸田 今日子 (松島)
江守 徹 (島津久光)
大原 麗子 (れん(語り))
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制作統括:高橋 幸作
演出:富沢 正幸

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