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2015年7月12日 (日)

大河ドラマ花燃ゆ・(28)泣かない女 〜新章今夜スタート 奥女中として再出発〜

攘夷を掲げ幕府と対立した長州藩は、
京での戦いに敗れます。
朝廷はすぐさま、長州征討を命じる詔を
幕府に下したのです。

同じころ、長州による異国船攻撃への報復として
イギリスをはじめとする四カ国連合艦隊が
下関への攻撃を開始。

そして文は──。

毛利家の奥御殿に上がることとなります。
「文という、無力な女の名は……捨てます」


山口・中河原御茶屋 奥御殿──。

「奥」とは、200余名の女たちが暮らす女の城であります。

文が直談判をして、奥勤めを認めたのは
奥御殿総取締役の老女・園山。

日が悪いから改めて出直せ、という園山に
夫も子も失い帰る家もない文は、
久坂玄瑞の妻であるという素性を隠して
強引に奥御殿へ入るわけです。

文の立場は、というと
藩主・毛利敬親にお目見えが許されている若年寄・中臈・御側たち
……のまだ下、厨房・呉服所・雑用などの御半下(おはした)。
……のまだまだ下、御半下見習いというもの。

若年寄・中臈らが
一般企業で言うところの“正社員”であるならば、
御半下が“契約社員”、
見習いである文は“アルバイト”といったところにあたるでしょうか。

アルバイトから契約社員に昇格すると、奥での名前をもらえるので
“文”という名前である以上、ずっと見習い、ずっとアルバイトというわけです。
だから、アルバイトや契約社員では、直接社長に会うことができない
そんな低い立場であるというのは容易に想像できますね。

それで、奥で勤める者たちが招集されるわけですが、
お目見え以上の者たちが畳のあるお座敷の中であれば
御半下や見習いたちは、廊下の板の上であります(^ ^;;)

そこに現れたのは、
奥の頂点に君臨する敬親の正室・都美姫(=御前様)と
世継ぎの毛利元徳の正室・銀姫。

都美姫の口から出たのは、異国船に砲撃を受けていた下関が
先ほど敵の手に落ちたという、無惨な知らせでありました。

それもそのはず。大砲291門、兵力5,000名余りという
圧倒的軍事力の前に長州藩はなす術もなく、
下関砲台はことごとく破壊され、占拠されてしまったわけです。

一気に動揺が走りますが、表のことは敬親に任せ
奥のこと、老女から御半下に至るまで、
ただの一人も飢えさせない、と都美姫は力強く励まします。

招集が解かれ、おのおのがそれぞれの持ち場で
忙しなく働き始めますが、銀姫お付きの奥女中・潮で
鷲尾真知子さんが出演されておられます。

あのお方、定番すぎるでしょw
鷲尾さんがいらっしゃるだけで、
奥らしい雰囲気が醸し出せるというのは
それはもうすごいことです(笑)。

久保田磨希さんも『花燃ゆ』にはご出演ですが
彼女がいるのは杉家の中ですので、
鷲尾さんとの同フレームでの共演はなさそうですw
ビ-ミ-デ-ゴ-ザ-リ-マ-スゥ-


一方、表では
一刻も早く異国と停戦の講和を結ぶべきだと
周布政之助が敬親に提案します。

すでに野山獄に投じられていた高杉晋作を
講和の交渉役として獄から出して下関に送っています。
敬親は、装束を整えさせるなど
交渉役には最上の格を与えるように命じます。


というわけで、敬親から拝領した桐紋入り直垂を
なぜか文が下関の晋作のところまで届けることになりました。

とりあえず文には、高杉家のピンチ! ということだけを
猛アピールして下関に旅立たせたわけですが、
実は、久坂玄瑞が長州藩に与えた危険を考えると
園山は文の奥入りを手放しで迎えるわけにはいかないのです。

武芸の心得がある鞠という女を供につけ
道中ご安全に、という姿勢を見せておきながら、
実は文に不穏な動きがあればすぐに知らせるようにとの
密命を帯びた同行旅であります。

ただ、鞠が見張り役であることは文もうすうす気づいておりますw


「高杉さんを捜しちょります。消えてしもうたんです」
ようやくたどり着いた下関で、
顔なじみの野村 靖らは晋作を必死に探しています。

攘夷を唱え、それに向かって突っ走ってきた
奇兵隊のトップである晋作が
異国との講和の使者になったというのは、
それだけでも裏切り行為に当たるわけです。

文の背負っている荷物を見つけ
中身を確認しようとする野村や品川弥二郎たちですが、
高杉や文を責めるのは筋違い、と小田村伊之助が止めます。

砲台が異国人に壊されている! との知らせを受け
わさわさと砲台に駆けて行く奇兵隊の面々ですが、
野村や品川は、久坂の奥方が裏切り者に手を貸しちょる! と
文をジッと睨みつけ、出て行きます。

「会わせてつかぁさい。高杉さんはどこ? ご存知なんでしょう?」
文に詰め寄られ、伊之助は高杉の隠れ家を教えます。


高杉は、今回の講和で
ただ負けを認めて頭を下げるつもりはありません。

長州に異国に向けた港を開きたい。
つまり、開国です。
講和は、その糸口に過ぎないわけです。
「異国との戦いは、これからじゃ」


伊之助は、これからの長州の助力を得るために
伊予宇和島藩の伊達宗城へ面会に行くそうです。

奥勤めは必要ない、奥勤めをして玄瑞が喜ぶとでも思うのかと
もともと主張していた伊之助ですが、
奥で働く決心を固めた文に、1枚の紙を手渡します。

これからお前が生きる場所には、お前を守る者は誰もおりゃせん。
お前を慈しむ家族も、共に笑う塾生たちも。
『みわ』

お家の御紋の“3つの輪”にあやかり
吉田寅次郎、久坂玄瑞、そして小田村伊之助が
文を見守ることにしたい──。

奥に入るにあたって、新しい名が必要であるために
伊之助が文に与えた名です。


8月14日、晋作は文が届けた直垂に身を包み
再び講和に臨みます。

晋作は粘り強く交渉を進め、
賠償金の支払いや彦島の借用などを退け
実質的に下関を貿易港となす内容の協定を結びます。

後に、英国人通訳のアーネスト・サトウは記しています。
『かの者は魔王の如く傲然と構えていた』と。

この交渉をきっかけに、諸外国の日本に対する興味は
幕府から雄藩と呼ばれる新勢力へと移っていきます。


そのころ、
幕府による長州への攻撃準備は着々と進められています。

広島芸州口から山口へと向かうルートをはじめとして
石州口、徳山口、萩口、小倉口といった
5方面から山口へと進軍する計画が立てられたのです。

長州藩を、攘夷以前の保守体制に
大きく揺る戻そうとしていたひとりの男がいました。
椋梨藤太です。


下関での役目を果たし、無事に戻ってきた文に
園山は正式に奥での勤めを許しますが、
伊之助がくれた『美和』という名を主張する文。
僭越であろ、と園山は当然ながら烈火の如く怒ります。

しかし、座敷の外でそれを聞いていた都美姫は
その名を下関での褒美としよう、と言い出します。
「夫の無念を晴らしたい、か。精進せよ」

都美姫の命で、銀姫付きの下っ端となった美和ですが
美和が長州藩を朝的に追いやった玄瑞の妻・文であることが
共に働く者たちには知れ渡ってしまっています。
皆からの冷たい視線を浴びる美和です。

その話を銀姫も知ってしまっていますが、
もっともこちらは面白い話としてしか捉えていません。

こんな環境にあって、
美和がいつ泣き出すか、いつ辞めるかを
女中たちと賭けをしようとしますが、
負けず嫌いの美和は、顔を上げて言い放ちます。

「恐れながら、賭けにはならぬかと」
決して逃げない、生き抜いてみせる。

美和の、新しい人生が始まります。


作:宮村 優子
音楽:川井 憲次
題字:國重 友美
語り:池田 秀一
──────────
[出演]
井上 真央 (久坂 文・美和)
大沢 たかお (小田村伊之助)

高良 健吾 (高杉晋作)

原田 泰造 (杉 梅太郎)

劇団 ひとり (伊藤利助(回想))
鈴木 杏 (辰路)
石橋 杏奈 (鞠)
江口 のりこ (日出)
──────────
田中 麗奈 (銀姫)
石丸 幹二 (周布政之助)
北見 敏之 (高杉小忠太)
鷲尾 真知子 (潮)
銀粉蝶 (園山)
──────────
東山 紀之 (桂 小五郎)
内藤 剛志 (椋梨藤太)
檀 ふみ (杉 滝)
長塚 京三 (杉 百合之助)
松坂 慶子 (都美姫)
北大路 欣也 (毛利敬親)
──────────
制作統括:土屋 勝裕
    :小松 昌代
プロデューサー:堀之内 礼二郎
演出:渡邊 良雄


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『花燃ゆ』
第29回「女たちの園」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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