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Kassy号〜♪の車窓から 2011

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2015年7月19日 (日)

大河ドラマ花燃ゆ・(29)女たちの園 〜秘密と欲望のリストラ〜

元治元(1864)年、高杉晋作らによる講和が成立し、
異国からの攻撃を免れた一方で
幕府による長州征討の大軍勢が
長州に迫ろうとしています。

山口・中河原御茶屋(藩庁) 奥御殿には
かつて失脚し、しかし再び勢力を盛り返した
椋梨藤太の姿がありました。

椋梨はさっそく、長州藩主・毛利敬親の政務場所を
山口から萩に移したいと進言。

しかし、萩城はもともと大きな作りではなく
もし全体として萩に移った場合、現在の奥女中たちの数では
屋敷の中に入りきれない恐れが出てきたのです。

奥御殿総取締役・園山は、美和に
お付きの者を減らせとリストラ役を命じます。

椋梨の提案で山口から萩へ城移りをし
かつリストラまで断行されるとあっては、
当然ながら奥の者たちは反発します。

毛利元徳の正室・銀姫は
このまま山口に居座っては幕府に対して敵意ありと見なされるため
萩に移ることで幕府をなだめるのだろう、とおおよそ見当はつきますが、
「城移りの手伝いなど放っておけ」と気にも留めません。

奥に上がった時に美和にあれこれと教えてくれた御半下の志乃は、
確かちょっと前まで御半下見習いでありながら、志乃の立場を追い越して
今やお目見えできる立場にまで出世?した美和に、皮肉たっぷり。
「我ら、この話を承ることは出来ませぬので、あしからず!」

奥には、国島のように長年にわたって
江戸から長州に移った都美姫、銀姫の調度品を
すべて管理・手入れする御蔵番もいるし、

衣裳を扱う者、病人の世話をする者、
御膳所から御掃除番に至るまで
女たちが誇りを持って働いているので、
自ら「辞めますぅ!」と手を挙げる者などいないのです。


椋梨は、自らの手で長州を大きく舵を切ろうとしています。

これまで長州藩が決してきた、攘夷という方向性を変えては
これまでの方針決定そのものを覆すことにつながるので
周布政之助や小田村伊之助は反対なのですが、

戦えばいい、と言い放った周布に、椋梨は
伊之助が伊予宇和島藩に助勢を頼んで失敗に終わったことを挙げ、
ただの一国でさえ加勢を頼めない長州が
幕府に打ち勝つだけの力を持てるかと言われてしまいます。

周布も伊之助も、グウの音も出ません。


椋梨が城の廊下で密談していたと
高杉晋作の父・小忠太が伊之助に言ってきました。

椋梨は、晋作や伊之助をたいそう嫌っているので
身辺に気をつけよ、と忠告しにきたのです。

現に、周布の力添えでイギリスに密航し
下関戦争に驚いて慌てて帰国した井上聞多は
椋梨の指図で襲撃を受け、瀕死の重傷を負っています。

伊之助は、もしやと慌てて周布邸に向かいますが、
周布は静かに酒を呑んでいました。

ただ、先ほど椋梨が訪問し、はなむけ(引導?)を渡されたそうで、
伊之助は、椋梨に耳を貸さないように言っておいたのですが、
その数時間後、周布は
これまでの政治の責めを負って自らの命を絶ちます。


城移りの算段が、だいたい整いました。

美和の論理はこうです。
山口で国島が管理する、今は使わていない調度品を
できるだけ多く民間に払い下げ、金子を得る。

その金子で、病の者、高齢の者など
萩へ移ることが出来ない者たちを山口で引き続き住まわせる。
そして、その残りの者は、萩へ──。

こうすれば、誰も辞めることなく
萩へ移る者も山口に残る者もますます忠誠に励み、
使われなかった調度品は
再び日の下で皆の目を楽しませてくれる、と。

ただこれでは、その瞬間はいいのですが
これからもずっと、と考えると、存続は難しい案であります。
すると銀姫は、都美姫に提案します。
「私の女中を下がらせましょう」

江戸から山口に下ってきた銀姫。
それに付き従ってきた女中たちは
奥勤めに満足しているわけではないわけです。
この機に、そんな者たちを下がらせる、ということです。

その銀姫の提案に、都美姫も同調。
自分の女中も下がらせることにします。

それにしても、この銀姫という人物
初登場シーンでのKassyのイメージは
あんみつ姫に代表されるような
単なるわんぱくな悪役かと思っていましたが、

表向きは美和をライバル視しておきながら、
内心では一番の理解者である……のかもしれません。
いかん、物語の前半は寿に肩入れして見ていましたが、
後半は銀姫に肩入れしてしまいそうです(^ ^;;)

主役は文、美和なのにw

ともかく、城はほどなくして
山口から萩に戻されることになりました。

当然、萩での政治の実権を握ったのは椋梨であります。
伊之助や晋作らの改革派は一掃され、
萩城は幕府恭順派一色に塗りつぶされます。


幕府軍は総勢15万の軍勢で長州を取り囲み
総攻撃のチャンスを狙っていました。

幕府側長州征討の参謀であった
薩摩藩の西郷吉之助との話し合いが
岩国で行われます。

西郷は、家老3名の首を差し出し、
桂小五郎や晋作の始末をして
幕府への謝罪をせよと強く出ます。

「承りました」
椋梨のこの一言で、長州藩内に
粛清の嵐が吹き荒れることになります。


萩城に移った都美姫と銀姫ですが、
そこで、新たな女中たちと対面します。

しかし、山口で人を減らせ減らせと言われて
共に過ごしてきた奥女中たちを泣く泣く切ったのに、

それが実は彼女らを迎え入れるためであり、
そして彼女らの使命が
元徳のお世継ぎを得るためであると知ると、
銀姫は、素直に受け入れることは出来ません。

美和にとっても寝耳に水ですが、
銀姫の怒りは頂点に達しています。


作:宮村 優子
音楽:川井 憲次
題字:國重 友美
語り:池田 秀一
──────────
[出演]
井上 真央 (久坂美和)
大沢 たかお (小田村伊之助)

高良 健吾 (高杉晋作)

優 香 (小田村 寿)

田中 麗奈 (銀姫)
鈴木 杏 (辰路)
三浦 貴大 (毛利元徳)
石橋 杏奈 (鞠)
黒島 結菜 (高杉 雅)
江口 のりこ (日出)
──────────
石丸 幹二 (周布政之助)
北見 敏之 (高杉小忠太)
宅間 孝行 (西郷吉之助)
雛形 あきこ (幾松)
鷲尾 真知子 (潮)
銀粉蝶 (園山)
──────────
東山 紀之 (桂 小五郎)
白石 加代子 (国島)
内藤 剛志 (椋梨藤太)
松坂 慶子 (都美姫)
北大路 欣也 (毛利敬親)
──────────
制作統括:土屋 勝裕
    :小松 昌代
プロデューサー:堀之内 礼二郎
演出:安達 もじり


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『花燃ゆ』
第30回「お世継ぎ騒動!」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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