プレイバック翔ぶが如く・(23)竜馬と海舟
朝廷内に吹き荒れた、長州藩による攘夷の嵐。
それに危機感を抱いた公武合体派の
薩摩藩と会津藩が巻き返しを図ります。
文久3(1863)年、八月十八日の政変で
長州は京を追われる形になるわけです。
朝敵と呼ばれるのを畏れた長州藩は
急進的攘夷論者である三条実美ら七人の公家たちを連れ
都を落ちていきます。
長州に戻った攘夷派の藩士たちは
その後の藩の方針を巡り2つに分かれます。
対外貿易を行い藩を富ませ力をつけようとする
桂 小五郎、高杉晋作の富国強兵派、
すぐにでも京都に取って返し、天皇を手中に取り戻そうとする
久坂玄瑞、来島又兵衛の急進派です。
一方、京都では参預会議が決裂。
主導権を巡って政局が混乱しています。
この間に、長州の急進派は京都に潜入、
失地回復の機会を狙っていました。
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