バス停について本気出して考えてみた(127)
基本的に、現在廃止されているバス路線の終点停留所を取材するとき、
ひと昔前のS文社道路地図のバス路線ラインをトレースして、
終点停留所の、地図上の位置と実際とを見比べながら
停留所標柱の痕跡やバスバースなどから判断して
停留所の位置を推測しています。
だから、あくまでも終点停留所の地図上の位置が
正確だという前提で取材しているわけですが、
それが違えば、根底から覆ってしまうわけで。
だからこそ「ここじゃない!」という場所も
今までにもいくつもあったかもしれません。
申し訳ないです。。。
ちなみにココO馬も、そういう場所の1つでありました。
地図上の位置ではココ。
正規の場所からさらに奥に進んだところです。
確かに自動販売機前のスペースは、
バスバースに見えなくもないですね。
しかし、ここはまったくの無関係。
ココにバス停があるならば、
ココよりさらに奥にバス折返し場(転回場)があるわけですが、
ココを通り過ぎたらすぐに峠で、そんなスペースはありません。
あるとしたら、峠に入る直前のこのスペース。
ココももっともらしく見えますが、こちらはN鉄とは無関係の別企業。
で、改めて仕切り直し。
ヘビーコメンテーターのバス乗務員さんに、
この周辺を乗務していた運転士さんにおおまかな場所の聞いてもらい
それをヒントに再訪問致しました。
O馬といえばたけのこ。
無数に広がる竹林。
そんな竹林のところに、
現在運行されているコミュニティバスの時刻表。
K州自動車道をK倉南インターからK倉東インター方面に向かうと
途中でとても長いトンネルをくぐりますが、
トンネルを出てすぐの「進路変更禁止区間の終了」を示す
黄色い看板の真下辺りに位置しています。
高速道路のガード下をくぐると、
折り返しのために公民館の前で待機していた模様。
ちなみに折返し場はなく、この公民館前の道路をそのまま活かして
左折(ガードくぐる)→右折(公民館前)→右折(ガードくぐる)→右折、
と進んで元の道に復帰していました。
こういうものが残っていることが、
かつてのバス路線をたどる上でとても大切なものであります。
乗務員さんからのヒント。
「たくさんお地蔵さんが立っていたよ〜」
まちがいない!
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