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2015年9月 6日 (日)

大河ドラマ花燃ゆ・(36)高杉晋作の遺言 〜仰天! 夫の秘密を知り天命を〜

高杉晋作らが幕府軍を撃破していたころ、美和は
これまでの奥への忠義が認められて、都美姫から中臈に任ぜられ、
家名断絶となっていた久坂家を再興させるお許しを得ます。

中臈に上がったことで、着物もきらびやかになり
なお一層、興丸の養育に力を注ぐ美和ですが、
興丸は美和が育てた野菜をなかなか食べてくれません。
身体に良いものだ、と説明しても、こればかりは何ともw

母の銀姫も「食べなくともよい」と援護射撃。
「子を産んだことのないお前に何が分かる」と
銀姫に言われてしまっては、何も言えなくなってしまうのです。

お世話役の潮までも、興丸の好きなものに作り直させると言い出す始末。
美和は完全に立場をなくしてしまいます。

傅役とはいえ、興丸は美和が産んだ子どもではないので
銀姫に対抗してもなかなか難儀なことだとは容易に想像がつきます。
遠くからその様子を見つめる都美姫は
美和にいたわりの言葉をかけてやります。

日本の未来を懸けた長州と幕府との戦いは
将軍・徳川家茂の死去をきっかけに
幕府と長州との戦いは休戦となります。

下関では、奇兵隊が勝利を祝っていました。

その席で晋作は、大量に吐血してしまい
労咳という不治の病の存在を奇兵隊の面々に
知らしめることになってしまったのです。


興丸に、どうしても野菜を残さずに
食べてもらいたい美和は一計を案じます。

自分が子供のころ、
家の庭に畑があって自分たちで野菜を育てていたので
自然と食べられるようになっていたのですが、
それをそのまんま興丸に実践しようと思ったわけです。

中庭に畑を作り、種を植えるところから教えます。

しかし、その美和の行為が“百姓の真似事”として
潮や園山はあわてて止めさせようとし、
都美姫も、それだけはならぬと
美和に一言ガツンと言ってやろうとしていたのですが、

その畑に、美和と興丸と一緒に畑を作っていたのは
あろうことか毛利敬親であります。
「ええもんじゃなあ、こうして土に触れるんは」


その年の暮れも押し迫ったある日のこと。

小田村伊之助は美和を訪問し
晋作の容体について説明します。
晋作からの美和宛の書状には
話したいことがあるので下関に来てほしい、とあります。

ただ、美和は中臈として、興丸の傅役として勤めておりますので
そう簡単に下関に行ける身ではないのですが、
晋作は元徳の元小姓でもあるし、事情が事情であるので
元徳に宿下がりの許可を得ておく、と伊之助が根回しを買って出ます。


下関の外れの庵で、晋作は療養していました。

美和が、晋作の妻・雅と
子・梅之進にも声かけして下関にやってきます。
晋作と雅が対面するのは、晋作に“おうの”という女性の存在が
明らかになって以来、初めてのことです。

戦は長州が勝って必ず終わる、と話し始めた晋作は
山口に新しい家を建て、そこで仲睦まじく暮らしたいと
将来の夢を語り、家族で笑い合います。

のち、晋作と美和が二人きりになったところで
晋作はポツリと、亡き久坂玄瑞のことをつぶやきます。
「京に子がおる」

ドーンと構えていた美和も、それはさすがに
大きな衝撃であったらしく目が泳いでいます。
その子を引き取り、育てるつもりはないか
考えてみてほしい、と晋作は美和に言います。


伊之助は、広島や九州の諸藩との講和を成功させ
城へと戻ってきていました。

その働きをいたわる敬親は、伊之助に改名を勧めます。
“小田村伊之助”のままでは、幕府方に
命を狙われてしまうのではないか、と不安がっているのです。
のち伊之助は、名を“楫取素彦(かとり・もとひこ)”と改めます。


「他所の人に産ませた子を引き取ることは出来ません」
これが晋作の問いに対する美和の答えでありますが、
晋作は、そんな小さなことを言っていたのではありません。

自分の寿命を悟った晋作は、
徳川が遅かれ早かれつぶれてしまった後の日本が
どうなっていくのか心配でたまらないわけです。

自分や吉田松陰の志を
誰かが教え、受け継がせていかねばなりません。

玄瑞の子だけではありません。
晋作の子・梅之進も、塾生たちの子たちも
みんな育ててもらいたいのです。
「お前ならできる……美和、それが天命じゃ」

おもしろき
こともなき世に おもしろく

幕末の志士・高杉晋作が
波瀾万丈の人生をここに閉じました。
享年29。

美和の脳裏には、松下村塾で笑い合う
松陰と塾生たちの笑顔がよぎりますが、
松陰、玄瑞、入江九一、吉田稔麿に晋作が亡くなり
あの笑顔はもう見られない、と寂しさを覚えます。


晋作の最期を見届けて、美和が奥御殿に戻ってきました。

中庭の畑で大きく育った野菜を
楽しそうに収穫する興丸は、美和の思惑通り
野菜もしっかりと食べられる子どもに成長していました。

「美和さま! 京で戦が始まるようです」
鞠からの報告に、晋作の
“京に子がおる”という一言がよぎります。

美和は、元徳に薬を届けるついでに
都美姫の許可を得て、玄瑞の忘れ形見を捜すことにします。

騒乱のただ中の京へ、美和は旅立ちます。


作:小松 江里子
音楽:川井 憲次
題字:國重 友美
語り:池田 秀一
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[出演]
井上 真央 (久坂美和)
大沢 たかお (小田村伊之助・楫取素彦)

高良 健吾 (高杉晋作)

原田 泰造 (杉 梅太郎)
優 香 (楫取 寿)

田中 麗奈 (銀姫)
劇団 ひとり (伊藤利助)
佐藤 隆太 (前原一誠)
三浦 貴大 (毛利元徳)
石橋 杏奈 (鞠)
黒島 結菜 (高杉 雅)
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鈴木 杏 (辰路)
鷲尾 真知子 (潮)
銀粉蝶 (園山)
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檀 ふみ (杉 滝)
松坂 慶子 (都美姫)
北大路 欣也 (毛利敬親)
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制作統括:土屋 勝裕
    :小松 昌代
プロデューサー:堀之内 礼二郎
演出:渡邊 良雄


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『花燃ゆ』
第37回「夫の忘れがたみ」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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