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2015年9月22日 (火)

プレイバック徳川慶喜・(45)大政奉還

長州藩主・毛利敬親は謝罪の嘆願書を差し出すこと──。

将軍・徳川慶喜のこの主張に
松平春嶽、島津久光、山内容堂、伊達宗城は、
長州処分と兵庫開港を同時に進めていく約束を反古にして
独断で政治を行っていると糾弾。

ともに政治を行っていこうという自分たちの意見を無視し
利用されているだけではないか、と疑念を抱き始めた彼らは
慶喜に大政奉還をさせようという気持ちが強くなりつつあります。


土佐浪人・坂本龍馬が考えた『船中八策』を入手しました。

長州や薩摩に頻繁に出入りしている龍馬の考えを知れば
長州や薩摩が何をどうしようとしているのかを
理解しやすいかもしれないと幕臣が入手したものですが、

大雑把な箇条書きで「分からぬ」と言いつつも
およそ横井小楠と考えが一致しているようです。
もしその考えが長州や薩摩がすでに持っているとすれば
幕府側もゆっくりと構えている場合ではありません。


慶応3(1867)年6月22日、
土佐藩の後藤象二郎が主張する大政奉還論を
薩摩側の小松帯刀や西郷吉之助らが了解、
その方針に沿って盟約を結びます。

大政奉還を通じて、平和的に
王政復古を目指すことになったわけです。

ただ、慶喜が黙って引き下がるとも思えないので
もし徳川が望むなら、日本全国が焦土と化しても
戦い続けると言い出す西郷。

小松も、土佐藩の考えには同調できないとして
盟約は破棄された形になり、
土佐藩単独で大政奉還の建白書を
幕府に提出することになりました。


土佐藩から提出された建白書と
西 周が書き上げた草案を比較して
草案の方が優れていると評価した幕臣は
朝廷にも草案の内容で説得に当たろうとしますが、

慶喜は、草案が徳川に都合良く書かれていることを心配し
いずれは西の案が必要となる時が来る、と
態度をあいまいにします。


花札やろうよ! とシッポを振ってキャンキャン言うよしを
慶喜は黙ったまま後ろからギュッと抱きしめます。

その夜、ずっと起きて一点を見つめていた慶喜は
朝を迎えて、小姓の杉山寅之助に宣言します。
「寅之助……大政を奉還するぞ」

寅之助にとっては、考えたくもないことではありましたが
ついにその時が来てしまいました。


薩摩藩は、将軍に大政奉還を迫り幕府を倒すために
討幕の勅許を岩倉具視に求めます。

岩倉は蟄居の身でありますので、表立った活動は出来ませんが
必ず取りはからいましょう、と心強い約束をしてくれます。
朝廷は鎌倉幕府から長らく、武家にいいように利用されてきました。
岩倉は、武家に対する恨みがあるわけです。


討幕の密勅が薩摩藩ら三藩に下る見込み──。

という情報を中川宮からもらった慶喜は
その密勅のことを二条摂政は知らないと確認すると
在京10万石以上の諸大名に二条城に出府させます。

いよいよ、大政奉還の時です。

コチラ側から大政奉還をすれば、
幕府を倒すという薩長側の大義名分がなくなり
挙兵することが出来なくなります。
薩長の動きを封じ込めることにもなるわけです。


「今しがた、幕府が大政奉還を表明した」
討幕の密勅を持って、喜びながら薩摩藩邸に戻ってきた大久保一蔵は
正座したまま憮然とした表情の西郷から聞かされます。

朝廷では、薩長側の公家が
幕府寄りの公家たちを追い込んで官職を解くなど
勢いを増すばかりでしたが、

いざ大政奉還されてしまうと、
何をどうしていいやら全く分からず
それはそれで大混乱に陥ります。
「一橋は、無責任じゃ!!」


(『篤姫』では「(44)龍馬死すとも」付近


脚本:田向 正健
原作:司馬 遼太郎「最後の将軍」より
音楽:湯浅 譲二
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[出演]
本木 雅弘 (徳川慶喜)
清水 美砂 (よし)
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堺 正章 (新門辰五郎)
水野 真紀 (たみ)
一色 紗英 (みよ)
寺脇 康文 (岩倉具視)
岡村 喬生 (大原重徳)
──────────
藤岡 琢也 (中山五郎左衛門)
渡辺 徹 (西郷吉之助)
林 隆三 (松平春嶽)
岸田 今日子 (松島)
江守 徹 (島津久光)
大原 麗子 (れん(語り))
──────────
制作統括:高橋 幸作
演出:篠原 圭

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