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2015年11月22日 (日)

大河ドラマ花燃ゆ・(47)姉妹の約束 〜最期まで夫を思う姉に妹は?〜

楫取素彦の世話をするという名目で
楫取邸に寝泊まりしていた久坂美和ですが、
素彦と一つ屋根の下というのも風聞が悪いし、
美和は楫取邸を出て空き家を借りることにしました。

何より決断させたのは、素彦の子・楫取久米次郎から届いた
手紙のこの言葉だったかもしれません。
「母の気持ちが分かるなら、今すぐその家を出て行ってほしい」

ともかく、ココで美和が寝起きをするのは言うまでもありませんが
そんなもったいない使い方はしません。
美和は、女たちのための学びの場をココに作ろうとします。

群馬県に送られた国事犯たち87名も、
養蚕農家から製糸工場までに分散し
「道を切り開いてください。それぞれに未来はある」
という素彦の言葉を希望とし、一生懸命に労務をこなします。


楫取 寿が療養で東京に行ってから
一度も見舞いに行けていない美和は、
姉がどうしているか心配で、東京に見舞いに訪れます。

寿は、美和が素彦のお世話をほっぽり出して
東京まで見舞いにきたのに少し不満げです。
群馬から東京に移る際、素彦のことはくれぐれも頼むと
あれだけお願いしていたからです。

見舞いにきた理由をなかなか言い出せない美和。
そこに、司法省から帰宅した久米次郎が
私が書いた手紙のことでしょう、と告白します。

素彦のそばにいるべきは母であるはずなのに
実際にはこの人(=美和)がいる。
それで母は「私はもういらんのかもしれませんね」と苦しむ。
苦しむ母を見たくない一心で、久米次郎は
美和に家から出て行けと書いたわけです。

寿は、久米次郎がそんな手紙を美和に送ったことを初めて知り
美和は、寿が「私はもういらんのかもしれませんね」などと
語ったことを初めて知ります。

久米次郎に外してもらい、美和と二人きりになった寿。

自分は素彦の妻なので、とても大切にしてくれるものの
心配事やつらいことは打ち明けてはくれない。
一方で、美和には
妻には話せないようなことも打ち明けてくれる。

正直なところ、美和を羨む気持ちも多少はあるようです。
ただ、妻にはできない心遣いを美和がやってくれていると考えると
灼けるぐらい、美和には感謝しているんですね。


共同揚返場の建設も順調にいっていたこのころ
生糸の価格がまたも暴落します。

以前は生糸の品質の問題で価格が急降下しましたが
今回の要因はそこにはなく、世界経済が不況に陥って
諸外国の物価が一様に低下してしまい、
日本の輸出の頼みである生糸の相場も下がったというわけです。


星野長太郎の弟・新井領一郎は、アメリカで
生糸商人のリチャードソンと交渉を続けていました。

日本の生糸は世界一の品質だ、と新井が説得すれば
リチャードソンは、布を織れるほどの量を見なければ
品質が良いかどうかは分からないと困った顔をします。

新井は群馬へ電報を打ち、
大量の生糸をアメリカに送ってくれるように打診。
星野の工場で作られた品質の確かな生糸を
大量にアメリカに送ります。

リチャードソンは、この生糸を見て
品質の良さに取引をしたいと申し出、契約がまとまります。
しかし、その生糸の契約価格よりも
市場の生糸の値が高騰し始めます。

欧州での生糸の生産が減り、
日本の生糸がどんどんと買われ始めているので
値がどんどんつり上がっていきます。

ここで阿久沢権蔵と素彦が衝突。

ここがチャンスだとどんどん売りまくろうとする権蔵に
素彦は新井とリチャードソンとの契約を重視して
日本での販売に待ったをかけたわけです。
ただ、リチャードソンに売れば価格は下がってしまいます。

今売り切ってしまえば今までの損出もアッという間に回収でき
群馬は潤うんだから契約なんか後回しにしろ、という権蔵に
それでは信用を失ってしまう、と素彦は折れません。
目先の儲けよりも、10年後、20年後、
100年後の群馬を考えなければならないのです。

素彦は多くの県職員の賛同を得ました。


美和は、せっかく東京に来たこともあり、
毛利邸に安子(=銀姫)を訪ねます。

美和オリジナルで子育てしてきた興丸は
毛利元昭(もとあきら)となり、今は学習院に通っているそうです。
彼の手にはテニスラケットが握られています。
日本にテニスというスポーツを広めたいんだそうです。

一方、安子は美和に感化されて
東京で慈善事業を始めています。
孤児たちの養育所に、人民たちへの支援です。

大名家の奥方として日々のほほんと過ごしていける身分なのに
何かせねばと焦るのは、まったくもって
美和に出会ってしまったがためです。


リチャードソンからの大量注文が入り、
生糸の生産が追いつかない状況となっていました。

初めての取引なので、今後の信用に関わる事態です。
素彦は、揚返場を増やして生産料を増やし
何としても期日までに間に合うように指示を出します。

そして自らも、他所の製糸場を回って
日本のためと、生糸を都合してくれるように頭を下げます。

阿久沢せいは、女工たちを引き連れて手伝いにきてくれます。
群馬県庁の職員たちも、加勢してくれます。
この時の群馬の人たちの一致団結といったら、すごいです。

権蔵は、建物の物陰に隠れて彼らの様子をコッソリと見ています。
あくまでも“おいらは知らねえ”という立場なのです。
しかし、権蔵はせいに見つかってしまいます。

せいは、この話には権蔵が
一番乗っかると思っていたのに、とカラカラ笑います。
「とびっきしの大ばくちじゃありませんか! 群馬の未来を賭けた!」

せいにお尻を叩かれたからか、権蔵は
これをお使いください、と
知り合いの製糸工場で作った生糸を大量に持ち込みます。

こうして、大量の生糸が横浜へ送り出されます。
あとは船便で無事にニューヨークに到着するのを待つだけです。

美和は、発注を受けた生糸がニューヨークに到着するまでの間に
寿の病状がとても心配だと、素彦に
寿のところへ見舞いに行ってほしいと頼み込みます。

今が大事な時だということは分かっていますが、
囚人たちの見回りも、素彦がやらなければならない検分は
美和や阿久沢夫妻、県職員たちが代わってやっておくから、と
半ば強引に素彦を東京に向かわせます。


寿の容体は悪化していて、
萩から長男の篤太郎・多賀子夫妻も
見舞いに駆けつけています。

枕元には、篤太郎と多賀子、素彦と久米次郎。

久米次郎のことですか、素彦と話し合いをして
楫取家を継がせることにしました。
それを聞いて、安堵する寿。
「これでもう、思い残すことはありませんね」

私は、本当に幸せでした……。

大きく息を吐いたかと思うと、
そのまま眠るように息を引き取ります。


美和は、ようやく出来た女たちの学びの場で
寿姉に見せたかった……と力を落としていますが、

訃報を知ったせいが美和に寄り添って
優しさを与えてくれると、
美和は、堰を切ったように泣きじゃくります。


素彦は、群馬に帰る馬車の中で
久米次郎から渡された寿からの手紙を読みます。

私が死んだ後は、美和を妻に迎えてください──。


作:小松 江里子
音楽:川井 憲次
題字:國重 友美
語り:池田 秀一
──────────
[出演]
井上 真央 (久坂美和)
大沢 たかお (楫取素彦)

優 香 (楫取 寿)

田中 麗奈 (毛利安子)

大東 駿介 (星野長太郎)
相島 一之 (鈴木栄太郎)
──────────
江守 徹 (阿久沢権蔵)

三田 佳子 (阿久沢せい)
──────────
制作統括:土屋 勝裕
    :小松 昌代
プロデューサー:堀之内 礼二郎
演出:渡邊 良雄


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『花燃ゆ』
第48回「富岡製糸場の危機」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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