ヒガシもいいけどチクシもね
2015-2016年、ラグビーの福岡県代表として
東大阪市花園ラグビー場に出場するのは、
私立東福岡高等学校……であることは周知の事実でありますが、
全国47都道府県、計51地区で選ばれた51校以外に
第95回大会の「記念大会枠」として4校が選ばれました。
この「記念大会枠」とは、全国大会で
過去10年間にベスト4入りするほどの実績を持つ高校が所属する
関東・近畿・中国・九州ブロックを対象に選考されまして、
関東地区から東海大相模(神奈川)、近畿地区から京都成章(京都)、
中国地区から広島工業(広島)、そして九州地区から筑紫(福岡)の
4校が選ばれ、承認されたわけです。
ハイ、何をかくそう筑紫高校はKassyの母校であります。
花園出場は平成3(1991)年度大会以来、24年ぶり5回目の出場。
ちなみに「平成3(1991)年度大会」というのは、
Kassyが高校1年生の時の大会のことです。
某新聞社の取材を受けた監督の先生が、
優勝などの実力で花園へ行けるというわけではなく
記念大会の特別枠で選ばれたというのは、
“おこぼれ(←ちょっと表現悪いですけど)”という感じがして
やはり常に意識はしている、ということはおっしゃっておられました。
ふと思い出したのですが、
Kassyは中学生の時、水泳部に所属していました。
水泳というのは個人種目なので、
他の団体系スポーツと若干仕組みが違っておりまして、
(たぶん陸上と似たような仕組みじゃないかな?)
種目別に予選を戦い、上位7〜9人が決勝を戦って
1位から優勝・準優勝・3位と決まっていきます。
そしてその結果がポイントとなって学校ごとに累積されていき、
最終的に累積ポイントの高い順に学校ごとの順位が決まっていくのです。
で、ふと思い出したこととは。
Kassyが通っていた中学校は、確かに
部員のうち数名は速いタイムを出す選手も何人かはいたのですが、
学校として上位の成績を残すことはありませんでした。
だから、例えばバスケとかバレーとかサッカーとか
別の部活が“区大会優勝”とか“地区大会3位”とか
成績一覧に記載されているなかで、
ウチの水泳部は「成績なし(個人4種目地区大会進出)」とか
そういう“なんとなく”の表現で表されているのは、
まぁ、確かに正しいことで間違いではないんですけど、
ちょっと残念さが際立っていたなぁと思うわけです。
でも、それだけにちょっと珍しい経験をすることもありまして。
最も小さな規模の大会である“区大会”の
「400mメドレーリレー」という種目に於いてそれは経験したのですが──。
この種目は予選で上位8チームが決勝に進めるというものでした。
Kassyのチームは、惜しいことに9位でして、予選敗退したのです。
が!
次の大会である地区大会には、
上位10チームが進めることになっているのです。
つまり、Kassyたちのチームは予選敗退しながらも、
次の地区大会進出ができたのです。
予選敗退しておきながら、敗退なので決勝では泳げませんけど
次の地区大会への進出が決定しているという、なんともビミョーな。。。
まぁ、この区大会の場合、上位10チームは地区大会に進むことが
予選の時点で決定するというシステムなので、仕方ないんですけど。
じゃあなぜ決勝をやるのか? と言いますと、
最初に説明しましたような、
累積ポイントで学校ごとの順位を決めなければならないので
そのためだけですw
今回の筑紫の花園進出で、
いかにもおこぼれ感が否めない感じでしたけど、
Kassyの中学時代をふと思い出してしまいました。
でもまぁ高校の方は、実力はありながらも出場を阻まれ続けてきました。
県大会決勝で筑紫を下した東福岡は16年連続26回目の出場、
しかも前年度の覇者(優勝校)ですからね(^ ^;;)
今回、その成績・経験を認められて特別に招待されるということなので
Kassyの中学校と筑紫高校は同じ境遇というわけではありません。
せっかく掴んだチャンスです。
ここは東福岡を意識せず、
筑紫らしいラグビーをやってきてもらいたいと思います。
東福岡高校もそうですが、
県立筑紫高校も応援してあげてください。
筑紫高校は、12月27日(日)の開会式に向けて、
昨日23日(水)に大坂に向けて出発しました。
初戦は28日(月)11:15〜、東大阪市花園ラグビー場(第1グラウンド)にて
東京第2代表の東京朝鮮中高級学校と対戦です!
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
- ほんの少しだけ毒を。(2019.10.24)
- イートインスペース(2019.10.02)
- Kassy、新聞一面に載る(2019.10.01)
- ももか推し(2018.01.15)
- 教科書に載っている意味(2017.10.02)
コメント