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2016年1月29日 (金)

プレイバック武田信玄・(06)諏訪攻め

スポーツの華として人気を集めるラグビー。
ラグビーは互いのチームが力と力、技と技をぶつけ合い
陣地を争うスポーツである。

このスポーツの激しいぶつかり合いは
互いの陣地を目指し、命がけで戦う
戦国武将たちの姿を彷彿とさせる。

戦国の世、各地の武将たちは領土の拡大を巡り
日夜激しい攻防を繰り広げていた。
新しく甲斐国を治めることになった武田晴信の周りにも
有力な武将たちがひしめき合っていた。

駿河・駿府城には今川義元、
相模・小田原城には北条氏康、

北信濃・葛尾城には村上義清、
中信濃・林城には小笠原長時、
諏訪・上原城には諏訪頼重、

そして越後には後の上杉謙信、
晴信にとって大きなライバルが控えていた。

甲斐国は攻めなければ攻められるという危険をはらんでいた。
この中で、晴信がまず攻撃を仕掛けたのが
諏訪頼重であった。


武田晴信は、諏訪攻めにあたって
高遠城主の高遠頼継に諏訪攻めの協力を求めます。

高遠の中には、諏訪は本来自分が治めるべきという考えがあって
それを弟筋の諏訪頼重が治めていることにかなりの不満があり、
頼重を滅ぼせば諏訪をそっくりそのまま
高遠が引き継ぐという条件で、晴信の要請には喜んで協力します。


晴信は、この高遠勢も含めて上原城を3方向から囲むつもりです。
もしこのように囲まれれば、今は野戦をしている諏訪勢としては
籠城するしか道はありません。

甘利虎泰は、ここで籠城戦をしてもたもたしていては
北信濃の村上義清や小笠原長時が諏訪救援に出てくるかもしれず
とても焦っているわけですが、晴信はのんきに鳥肉をほおばっています。

「信虎さまなら一気に攻めて、今ごろは頼重の首をあげているはず」
お屋形さまはお若い! 慢心がある! と虎泰は言いたい放題です。
その横では、板垣信方も
主君に習ってか? のんきに遠くを見つめています。


戦の風が吹いてきたようです。

晴信は諏訪攻めを下知しますが、
頼重に嫁いだ晴信の妹・禰々と その子・寅王は
是が非でも救い出して甲斐に連れ戻りたいところです。


高遠勢、武田勢を迎える側の諏訪頼重は
まずは高遠頼継の首を刎ねる! といきり立ちますが、
千野伊豆守は、頼重に籠城を勧め
自らはいとこの千野南明庵とともに頼継攻めに向かいます。

ただ、伊豆守も南明庵も、
高遠本陣を攻めれば生きては戻れないことを悟っています。
なのでなるだけ兵の損失を防ぐために兵を諏訪本陣に戻し
数少ない兵で攻め込むことにします。

頼重は、上原城に火をかけて
より堅固な桑原城に退きます。


あと一歩で諏訪家滅亡、というところで
晴信は諏訪と和睦の道を選びます。

これには高遠たちは大反対で
自分たちだけでも諏訪を攻めて首を上げ
先祖からの恨みを晴らす! と出て行こうとしますが、

このまま諏訪と戦をすれば、次に武田がお相手いたす、と
晴信は高遠たちを見据えます。
「和睦じゃ」


和睦の条件は、桑原城を明け渡し
禰々、寅王、湖衣姫を甲府にて預かること──。

初めこそ戦い続けると宣言した頼重でしたが、
和睦を受け入れ、禰々と寅王を甲斐へ送ることにします。
ただ、湖衣姫に関しては行方知れずのままで
甲斐に送ることが出来ません。

晴信は、戦に勝ちはしましたが
何か心が晴れない思いでいっぱいです。

囚われの身となり東光寺へ預けられた頼重ですが、
和睦の条件を出してから囚われの身となるまでの間に
いつの日かともに挙兵して武田を滅ぼそうと
小笠原長時宛に書状を送ったことが判明しました。

寺で余生を静かに送ることが和睦の条件だと晴信は激怒。

東光寺に向かった晴信は、
被衣(かつぎ)を被って寺から出てきた女を目撃します。
湖衣姫だ、と近づいてみると、それは実は頼重でした。

思わぬ形での、晴信と頼重の対決。

対決はあっけなく、晴信の勝利に終わり
頼重は落命します。


天文11(1542)年7月21日、
諏訪頼重が東光寺に幽閉され、自刃する。

慶長20(1615)年5月7日、
大坂夏の陣にて真田信繁が討ち死にするまで


あと72年9ヶ月──。


脚本:田向 正健
原作:新田 次郎「武田信玄」
音楽:山本 直純
タイトル題字:渡辺 裕英
語り(大井夫人):若尾 文子
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[出演]
中井 貴一 (武田晴信)
紺野 美沙子 (三条の方)
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村上 弘明 (源助)
宍戸 錠 (原 虎胤)
児玉 清 (飯富虎昌)
美木 良介 (馬場信春)
小林 克也 (原 昌俊)
本郷 功次郎 (甘利虎泰)
──────────
坂東 八十助 (諏訪頼重)
藤木 悠 (千野南明庵)
鈴木 瑞穂 (千野伊豆守)
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菅原 文太 (板垣信方)
小川 真由美 (八重)
西田 敏行 (山本勘助)
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制作:村上 慧
演出:大森 青児

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