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2016年2月 5日 (金)

プレイバック武田信玄・(08)湖衣姫

結婚──。

二人の愛の結びつきこそが、祝福されるべき姿である。
東西、老若男女を問わず、人々は
お互いの愛情を温め合い、育み、結婚にゴールインする。
まさに「愛こそ全て」である。

しかし、ここに悲しい運命を背負ったひとりの女性がいる。
戦国の世を生きた女・湖衣姫。

彼女について歴史は多くを語ろうとはしない。
生まれた年、幾つで亡くなったのか、
そして本当の名前ですら定かではない。

ただ、晴信と湖衣姫が
たとえどのような結びつきであったにせよ、
人々はふたりの間に燃えるような愛が
あったことを信じ、語り継いでいる。


湖衣姫を追いかけていた武田晴信は
顔色を変えて急に立ち止まります。

湖衣姫が懐刀で喉を突いて自害しようとしていたのです。

一瞬のスキをついて、山本勘助が懐刀を取り上げ
湖衣姫の腹を殴って気絶させ、救出します。

晴信は湖衣姫を桑原城に戻し
諏訪衆を押し立てて伊那に攻め入り
高遠頼継の縁戚の藤沢頼親を攻撃。
信濃福与城を攻め落とします。


城に戻っても自害の機会をうかがう湖衣姫に気づいたか
晴信に湖衣姫の世話係を命じられた勘助が
生きることを湖衣姫に諭します。

それから3ヶ月は、湖衣姫には
特に変わった様子もなく今日まできましたが、
祝言の日が近づくにつれて、三条夫人は少々気疲れの様子で
行動の端々にも苛立ちが垣間見えます。

半月後には湖衣姫が晴信と祝言を挙げるというのに
その時期に湯ノ島へ湯治に行きたいと言い出す三条に
晴信は大激怒します。

「太郎……よう見るのじゃ。父上が母をいじめまする」
太郎を呼んだ三条は、涙ながらに太郎に訴え
太郎は悲しそうな目で晴信を見つめます。


天文11(1542)年も暮れようとしているある雪の夜
晴信と湖衣姫の祝言が躑躅ヶ崎の館で執り行われます。

その祝いに席に碁盤を持って駆けつけた武将がひとり。
松尾城城主・真田幸隆であります。

碁盤は真田の家宝だそうで、
真田の庄を賭けて碁で勝負したいと言い出す幸隆。
「武田殿は何を賭けられてもよい、わしは我が荘を賭け申す」

晴信はニッコリ笑い、
武田の領地から真田の庄と同じ広さを賭け
幸隆の申し出を引き受けます。


祝言が終わり、乳母のたきに手を引かれて
寝所に向かう湖衣姫ですが、
その姿をコッソリと見ていた八重が
ガクガクブルブルし出します。

「お……おこ……こ……」
死んだはずのおここが、
再び現れたと動揺しているのです。

八重がこんなに動揺する姿は見たこともなく、
三条も不安気に八重を見つめます。


寝所で待つ湖衣姫に、たきは湖衣姫に短刀を見せ
それを枕元に隠します。
これで晴信を刺せ、とでも言っているかのようです。

そして、御鈴廊下を渡り
晴信が寝所に向かってゆっくりと歩いてきます。


脚本:田向 正健
原作:新田 次郎「武田信玄」
音楽:山本 直純
タイトル題字:渡辺 裕英
語り(大井夫人):若尾 文子
──────────
[出演]
中井 貴一 (武田晴信)
紺野 美沙子 (三条の方)
南野 陽子 (湖衣姫)
──────────
村上 弘明 (源助)
宍戸 錠 (原 虎胤)
児玉 清 (飯富虎昌)
美木 良介 (馬場信春)
本郷 功次郎 (甘利虎泰)
──────────
結城 美栄子 (たき)
橋爪 功 (真田幸隆)
──────────
菅原 文太 (板垣信方)
小川 真由美 (八重)
西田 敏行 (山本勘助)
──────────
制作:村上 慧
演出:布施 実

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