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2016年2月 3日 (水)

方向幕考(134)

幕ファンのみなさま、
大変長らくお待たせいたしました。

“センバツ・ほうこうまくぅ(方向幕コレクション)”
通称“幕コレ”の第79弾は
N鉄バス大M田の大M田営業所車両を
ご紹介します。


Kassy家からこのエリアまで距離がある、ということも含めて
方向幕調査に難航したものであります。

通常、方向幕を携えたバスであれば、
運転席に座ったままでも指定のコマを表示できるように
運転席の近く、特に側面サンバイザーや
方向幕操作板の付近に「方向幕対照表」を添付していて、

この「方向幕コレクション」を更新するにあたり、
運転席のすぐ後ろの座席、あるいは前扉のすぐ後ろの席に陣取って
それをサササと書き写して、あとは実物コマが作動しているのを
目視してという調査が主になっているのですが、

コチラのエリアのバスに限っては、ほんの一部車両を覗いては
そういった対照表というものが見当たらず、
乗務スタフ(運転士さんが携行する運行時刻表)に
手書きでコマ番号が記載されているのみでして、

まぁ、車両は日常の検査などがありますので、
同じダイヤであっても日によって使用される車両は変わるとして、
スタフにコマ番号が記載“できる”ということは
ほとんどの車両の幕コマは共通である、と考えることが出来ます。

だから、いろいろなダイヤの車両に乗り続けて
スタフに書かれたコマ番号をデータとして蓄積していきさえすれば
あらかた、自作の方向幕対照表を作り上げることは出来ますが、
それでも使用されないコマの番号が分からないので、完全ではありません。

なので、最終的に頼るべきは目視ということになります。


あれは確か昨年の5〜7月ごろ、でしたでしょうか。
Kassyのおしごとの公休日の度に、朝も早くから電車に乗り込んで
大M田まで出向き、いろいろなダイヤのバスに乗って、
スタフから行先とコマ番号のデータを貯め、

その後は公休日の度にKassy号に乗って担当の大M田営業所まで行き
営業所のバス停にずっと立って、営業所ゆきとして運行を終えたバスが
車庫内で次の運行に備えて方向幕を回しているのをメモし続けました。
大雨の日も強風の日も、かんかん照りの日もw

それでも足かけ3ヶ月、調査に要したのは──。

帰ってきたバスが、バス停から見える駐車スペースに止めて
コマを回してくれれば万々歳なのですが、
ワタクシが勝手に眺めているだけなので
乗務員さんが見やすいところに止めてくれる確証もなく、
(だいたいは控え室近くの、車庫の奥の方にお止めになるw)

バス停から車両の方向幕が見られるベストポジションに
乗車したいお客さんがベンチに座っていたりすると
ちょうどそのお客さんの真ん前に立つ形になるので
かなり怪しまれたり、嫌がられたり。。。

営業所玄関前にお客さんが車を止めていれば
視界が遮られて方向幕を見ることが出来ないし、
営業所まで乗ってきたお客さんを降ろしている時
つまりKassyから見て運転席側の横顔を見せている時に
方向幕を回し終えちゃった車両も多々で、

それ以前に、このエリアの車両はすべて
方向幕を携えている車両、というわけではなく
半分、いや半分以上はLED方向幕に更新されてしまっているので
その方向幕車両に当たるかどうかは、もう一種の賭けですわねw


そして到着するバスが途切れた時を狙って
道路向かい側にあるファミレスでお昼ご飯をいただくという
1週間に2回、決まってお昼時にランチをいただいていたものだから
店員さんに顔を覚えられてしまいまして(良い意味? 悪い意味?)、
それぐらい時間がかかりました。

大M田のみなさん、お邪魔しました。
そしてお世話になりました。

まぁ、個人的にはそのまんま制作するのも楽しくない(?)ので、
ありえない順位にありえないコマを一存で
勝手に挿入しておりますことを予めお断りしておきますm(_ _)m


それではどうぞお楽しみください! ↓↓↓

<方向幕コレクション>
専用ページへ

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