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2016年3月27日 (日)

大河ドラマ真田丸・(12)人質 〜信繁鉄火〜

徳川の刺客となった室賀正武を、昌幸は返り討ちにした。
これをもって真田は信州小県を平定。
それは、徳川との長い戦いの始まりでもあった──。


徳川の資金で作らせた、上田城。

ここからの眺めはとてもよく、
真田信繁ときりは二人でそれを眺めています。

信繁は、室賀正武の返り討ちにあたって
涙ながらに叫んだきりに礼を言います。
自分の気持ちを代弁してくれたから、だそうです。
(きりは照れ隠しか“そういうことにしておきます”と返しますが)

この時期、徳川家康は羽柴秀吉を迎え撃った
「小牧・長久手の戦い」で、実質的な勝利を収め、
その名を全国に高めています。

その家康は、室賀に真田昌幸を殺すようにけしかけたのですが、
結果、昌幸の返り討ちにあってしまい、室賀は落命しました。
それを知った家康は、イライラしながら爪を噛んでいます。
「爪を噛まないッ」(by 阿茶局)

いま北条が敵に回ってしまえば、
秀吉との挟み撃ちで徳川は終わりです。
沼田城は何としても真田から奪い返し、
北条にあげなければ大問題です。

阿茶局は、家康の腕をガッと掴んで睨みつけます。
「噛ま……ないッ」


上杉景勝に、真田を家中に加えてほしいと書状を送った昌幸に、
上杉家から返事が届きます……答えは「否」でした。
上杉を裏切ったばかりなので、
まぁ当然と言えば当然かもしれません。

とはいえ、今の真田は徳川と手を切りたいので、
そうなるとどうしても上杉の力は欲しいわけです。
昌幸は再び書状を送ります。

景勝は、真田に無理難題をひっかけて
相手の出方をうかがってみよう、と
真田にまずは人質を出すように命じます。

その相手は──源次郎信繁!


信繁の留守を預かる梅ですが、
どうして妊娠したのが分かったのか、つわりとかないのか
きりが尋ねても、梅は首を傾げるばかり。

そして最後には
“そんな気がした”って言葉で片づけてしまいます。
「うそっていうか……これも一つの策ですね」

でないと、信繁がなかなかその気になってくれないから、と
言ってのけるあたり、梅もなかなかの策士ですw


越後・春日山城に入った信繁は、
さっそく景勝に呼び出されます。

信繁とは3度目の対面となる景勝。
今回、なぜ信繁を人質に指名したかと言いますと、
ひとつは昌幸の子どもを人質にすることで、
その覚悟と度量があるかを試してみたかったこと、

そしてもうひとつは、景勝自身が信繁に会いたかったわけです。

真田に裏切られた!! などとは怒ってはみせても、
景勝はけっこう信繁のことを高く買っているようで
名目は人質ながら、信繁を
客人として迎え入れたいとまで宣言するほどです。

これで真田と上杉は仲直りした……と思いきや
実はそうではなさそうで。
直江兼続は、昌幸に対し更なる要求を重ねます。
「沼田城を上杉に返していただきたい」

もともとは旧武田領を徳川と北条で分ける
という話から始まっておりまして、
沼田城は北条エリアだったのですが、それがイヤだから
上杉の力を借りて北条を追い払ったのです。

しかし、その沼田城を上杉に取られてしまっては
何が何だか分からなくなってしまいます。
昌幸は大きく頷き、
景勝お気に入りの信繁に任せてみることにします。

上杉家では、外交関係はすべて直江が担当しておりまして、
沼田城の件も、直江が言い出したことのようです。
景勝にとっては初耳です。

真田の出方を探るために無理難題を
ふっかけているとしか思えない、と言う信繁に
景勝は、直江に掛け合ってもいいぞ、と請け負います。

ただ景勝は、人々の訴えをウンウンと聞いて
力になる、と簡単に約束してしまう人物のようで、
信繁が依頼した沼田の一件も、
景勝はまだ直江に話していませんでしたw


景勝に越後の浜へ誘われた信繁ですが、
北浜と南浜の境界線で人々がもめているようです。

聞けば「鉄火起請」という、
戦国時代から江戸時代初期に行われていた
神の判定を仰ぐ儀式が始まろうとしていました。

意見の食い違う2人が、赤く熱された鉄を握り
指定の位置まで運ぶことの出来た方の主張を正しいとするもの。
破れた方は“神をたぶらかした”として処刑されたそうです。

で。

訴えを起こしている漁民は、結局は
火の塊を持つ前に逃げ出してしまうのですが、
その一部始終を見ていた信繁が、
このようなことはやめませんか、と声を上げます。

こんなことで正しい判断が出来るとは思えないし、
仮に勝ったとしても、やけどをした手で明日から
漁に出られるわけでもありません。

しかし、何を言われても“鉄火起請”が正しいと言う奉行。

信繁は、“鉄火起請での決着は正しくない”と主張し
奉行は、“鉄火起請での決着が正しい”と主張。
信繁と奉行は相反する意見で対立するので、
鉄火起請やりましょう! と信繁は奉行に提案します。

「知らぬのか。負けたら命はないのだぞ」
奉行は慌てて信繁に言いますが、
自分の主張が正しいと思っている信繁ですので
負けるはずがない、と考えていて、強気ですw

塊を手のひらに乗せようとしたその時、
奉行から待ったがかかり
揉めている漁民同士での話し合いを提案してきました。

もともと北浜と南浜の中間に位置する場所が
とても漁に敵した場所で、毎年春になるともめていたのです。

信繁は、例えば奇数日は北浜、偶数日は南浜というように
日替わりで漁をする村を決めることを提案しますが、
それでは、片方の村が取り尽くしてしまい、
またもめることも予想されます。

そこで、それをずっと見ていた景勝は
潮の満ち引きで代わりばんこにすれば
偏りはなかろう、と判断します。
それはいい! と満足げに漁民たちは引き揚げていきます。

景勝は信繁の提案を“親譲りの策士ぶり”と褒め称え
信繁は景勝の英断を“お見事”と持ち上げます。

「おぬしのような子が欲しかった」
景勝はポロリとこぼし、昌幸を羨みます。


梅は大きなお腹を抱えて、呻き出します。

そして出産。
信繁の最初の子どもは、女の子でした。
「すえ」と名付けられます。


景勝は、そろそろ真田を許してやっても
いいのではないか、という心境になっています。

沼田城のことは、上杉に仕える誠意と覚悟を見せるように
直江が昌幸を脅したつもりでしたが、
ここでもし、昌幸が「沼田城を明け渡す」とでも言った時には
また何かウラがあるのでは? とむしろ逆に疑っていたかもしれません。

沼田城を上杉のみならず、徳川にも北条にも明け渡さない覚悟を見て
景勝は、今度こそ本物だと真田を引き入れることにし
起請文を昌幸に渡すよう、信繁に手渡します。

上杉は、未来永劫、真田を守る。
北条や徳川が攻めて来たら援軍を差し向けて打ち払う。
そして沼田・小県を真田の領地と認める──。

起請文を受け取り、内容を確認した昌幸は
さっそく徳川と縁を切ることにします。


天正13(1585)年8月、
鳥居元忠率いる徳川軍は、上田城に向かって進軍を開始。
傘下の信濃衆も合わせると、7,000にも上る兵力です。
真田の兵力は2,000足らず……。

頼みとしたい上杉の援軍ですが、
上杉は上杉でそれどころではないでしょうから
あまり期待しないほうがよさそうです。

敵の兵力が自軍の3倍ともなれば、籠城が基本ですが
誰もが考える策であれば、当然ながら敵も考えているというわけで
敵の上を行く戦法でなければ勝てそうにありません。

今にして思えば、信繁を上杉へ人質に出したことが
結果的に駒不足を生み出してしまっているのです。


攻めて来たら援軍を出す、という約束をした景勝ですが、
直江に言わせれば、この状況では援軍は出せないわけです。
ただ、そこをなんとか、と景勝が言うに決まっていると悟った直江は
何とかして戦える者を100名集め、海津城に入るように命じています。

信繁は、真田の運命がかかったこの戦に参加したく
景勝に食い下がって頼み込みます。

「戦のために人質を返すなど聞いたことがないわッ」と
直江は裏声になりながら調子に乗るなと釘を刺しますが、
景勝はあっけなくこれを認めます。

徳川との決戦が、目前に迫っていました。


天正13(1585)年7月15日、
沼田領を巡る徳川家康軍の侵攻に備えて
次男の信繁を人質に上杉景勝に従属する。

慶長20(1615)年5月7日、
大坂夏の陣にて真田信繁が討ち死にするまで


あと29年9ヶ月──。


作:三谷 幸喜
音楽:服部 隆之
題字:挾土 秀平
語り:有働 由美子 アナウンサー
──────────
[出演]
堺 雅人 (真田信繁)
大泉 洋 (真田信幸)
長澤 まさみ (きり)
黒木 華 (梅)
中原 丈雄 (高梨内記)
藤井 隆 (佐助)
──────────
遠藤 憲一 (上杉景勝)
斉藤 由貴 (阿茶局)
寺島 進 (出浦昌相)
西村 雅彦 (室賀正武(回想))
──────────
草笛 光子 (とり)
高畑 淳子 (薫)
近藤 正臣 (本多正信)
内野 聖陽 (徳川家康)
草刈 正雄 (真田昌幸)
──────────
制作統括:屋敷 陽太郎
    :吉川 邦夫
プロデューサー:吉岡 和彦
演出:田中 正


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『真田丸』
第13回「決戦」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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