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2016年4月 4日 (月)

プレイバック武田信玄・(25)悲劇の発端

今川義元、桶狭間にて戦死。享年42歳──。

京の都を目指す戦国大名たちの生き残りレースは、
いわば自らの寿命との戦いである。

永禄3(1560)年、桶狭間の合戦当時
信玄を取り巻く戦国大名たちの年齢はさまざまであった。
信玄40歳、(謙信31歳、信長27歳、氏康46歳、秀吉25歳)
天下統一を成し遂げた家康は19歳であった。

人生50年と言われた戦国時代、命には限りがある。
(各戦国大名の享年。
信玄+13年の53歳、謙信+18年の49歳、信長+22年の49歳、
氏康+11年の57歳、秀吉+38年の63歳、家康+57年の76歳)

苛酷な生存競争を生き抜く戦国の男たち。
天下統一は、敵との戦いであり、かつまた己との戦いでもある。


永禄3(1560)年5月21日、
甲斐国・躑躅ヶ崎館に早馬到着。
2万の大軍を率いる今川義元が5,000にも満たない織田信長勢に
襲撃されて落命したとの知らせです。

武田信繁は突然の報にビックリし、
今川勢の様子などを伝令から詳細に聞き取っていますが、
武田信玄はピクリとも動かず、ほんの少しだけニンマリ。
あとは、今川軍に加わらせた山本勘助らの安否を気遣うのみです。

義信が於津禰を伴って、信玄に義元の仇討ちを強く勧めます。
そういえば於津禰の父は義元でありましたな。

仇討ち仇討ちと訴え続ける於津禰を見て、三条夫人は
武家の娘として取り乱すな、とたしなめます。
三条夫人も、たまには“らしいこと”を言うのですねw

信長を攻撃するにしても、目と鼻の先という距離ではないですし
主を失った駿府では、いま混乱に陥っているはずで
そんな時に仇討ちだからと他国が進入していっては
更に大混乱を極めてしまいかねません。


その駿河では、今川氏真が
義元の後を継いで国主の座に就きました。

食客の武田信虎は、氏真に信長討つべしと力説しますが
甲斐と駿河は違う、と寿桂尼にたしらめられます。

信虎は寿桂尼を睨みつけ、女が政に口出しすれば災いあり
義元が落命したのは寿桂尼の言うことを聞き過ぎたためだと言って
寿桂尼や氏真を唖然とさせます。


夜遅く、山本勘助が役目を終えて戻ってきました。
ただ、義元がかつての主君ということもあって足取りは重いです。

信玄は、今回の勘助の働きを評価し、恩賞を取らせます。

義元を間接的に死に追いやったことは後悔してはいませんが、
かつての主君だったので、恩賞をもらう気にはなれません。
信玄は、これを好機として駿河のことは忘れるように諭します。
「恨むなら儂を恨むがよい。そちは忠義を尽くしただけじゃ」

ゆっくり休め、という信玄の心遣いを受け
自分の屋敷に戻る勘助ですが、今川のラッパに囲まれます。
桶狭間から勘助の動きを注視していて、追って来たようです。

勘助の首を持ち帰り武田の裏切りの証とする、と言うラッパですが
義元のことで鬱々としていた勘助の気迫はものすごく、
アッという間にラッパたちを斬り倒します。


戦勝の祝いに沸き立つ清洲城。

数日前までは諦めムードだった織田家中も
気がつけば義元という大黒柱を倒しました。
そりゃ家臣たちは機嫌良く酒を呑みますよね。

その反面、信長は不機嫌です。
つまり、義元を討ちはしましたが、
駿河を手に入れたわけではないからです。
首を討つと、みんなして夜盗の如く逃げてしまいました。

家臣たちは姿勢を正して信長の言葉を聞いていますが、
信長は酒をくいっとあおると、意地悪そうな顔をします。
「それのどこが悪い!」

笑え! という信長に、多少気を遣いながら
引きつった笑みを浮かべて大声で笑う家臣たち。
家臣たちも、この主君の前に
どうしていいのか分からないようですw


義信がたいそうご立腹で、
信玄の許可なく裏方へ立ち入っているそうです。
義元が亡くなったことで甲斐に光明をもたらすと
裏方の誰かが言ったらしいというのです。

あ、もちろんそんなことを言うのは八重なんですけど、
八重はしらを切り通します。

まぁ義信も愛妻家なので、身を賭してでも
於津禰を守りたい気持ちは当然だとは思います。
ただ、そんな内緒話が比較的早い段階で裏方の外に出るとは
八重を恨む人がこの裏方内にいる、ということですよね。
侍女の浅黄か? 若狭か?w

それはそれとして(^ ^;;)

義元を失った於津禰を侮辱したと義信は主張しますが、
許可なく裏方に立ち入ったのは信玄に対する非礼であります。
信玄としては、妻を思う気持ちがあるなら
家臣たちの前で醜態を晒さず国の秩序を守れと言いたいわけです。

しかし、妻を思う気持ちをなくして
国を運営していくことは出来ない、という考えの義信と
国、人民のことを第一義として親族は二の次でなければ
国主たる役目は務まらない、という信玄の考えは平行線のまま。

「人いなければ国は成り立ちませぬ!」
「国なくして人は生きられぬ」

幼い頃から、父の仕打ちに泣いていた母の姿を見てきた義信は
人の和はまず家族から、という気持ちが人一倍強く
逆に言えば、人の痛みが分からない人(つまり信玄)が作った国は
義信にしてみれば本当に強い国とは思えないわけです。

信玄は義信を殴り、義信は出て行きます。


信玄と義信の諍いは
かつての信虎と晴信の諍いを見ているようです。
しかし、これはほんの序曲に過ぎませんでした。


脚本:田向 正健
原作:新田 次郎「武田信玄」
音楽:山本 直純
タイトル題字:渡辺 裕英
語り(大井夫人):若尾 文子
──────────
[出演]
中井 貴一 (武田信玄)
柴田 恭兵 (長尾景虎)
紺野 美沙子 (三条の方)
堤 真一 (武田義信)
古村 比呂 (於津禰)
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石橋 凌 (織田信長)
麻生 祐未 (濃姫)
田島 令子 (きぬ)
大門 正明 (市川大介)
上條 恒彦 (村上義清)
──────────
浜村 純 (倉科三郎左衛門)
滝田 裕介 (上杉憲政)
岸田 今日子 (寿桂尼)
──────────
平 幹二朗 (武田信虎)
宇津井 健 (直江実綱)
小川 真由美 (八重)
西田 敏行 (山本勘助)
──────────
制作:村上 慧
演出:一井 久司

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