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2016年4月22日 (金)

プレイバック武田信玄・(30)義信事件(一)

「町内の皆さまァ、毎度おなじみィ、温泉の温泉宅配便でェす」

日本人ほど温泉好きな国民はいない。
昨今の温泉ブームは言うに及ばず
昔から病を癒す湯治場として親しまれてきた。

その成分である硫黄・マグネシウム・カルシウムなどが
切り傷刺し傷はもとより、内蔵病などにも効く
まさに温泉は入ってよし、飲んでよし、万病を癒す元である。

甲斐そして信濃には、信玄が負傷兵や馬を治療させたといわれる
“かくし湯”が数多く残っている。
これらは重要な軍事施設として運営された。
しかもその位置は敵に悟られぬため徹底的に秘密にされた。

なぜならば、湯に入る負傷兵の数で
容易に戦力を分析できるからである。

信玄は川中島の激戦を予想し
各地のかくし湯を改めて整理させた。
たかが温泉とあなどるなかれ。
これまた天下を握るための戦略の一つなのである。


武田信玄が、嫡男武田義信の振舞いを許さず
「今度は切腹させる」と言ったことが義信の耳に入り、
罰を与えるなら与えよ! と主張して主殿に乗り込もうとして
傅役の飯富虎昌や妻の御津禰に止められていますが、

戦の協力を申し出ている北条家臣の松田と対面中の信玄は
勝利の祝い酒に酔ったものがおる、と笑ってごまかします。
ともかく、兵を出す出さないの結論を出すまでは、
松田にゆっくりと甲府見物でもどうぞ、と勧めています。


虎昌や御津禰、それから近習たちに
押し止められている義信を見かけた三条夫人は
何があったのかを義信から聞き取ります。

まぁ、子の主張したいことは充分理解できますが
それでも大将は信玄でありまして、
大将の機嫌を損ねる真似はしてはならない、と諭し
その代わりに傅役の虎昌を叱責します。

義信は、虎昌の落ち度なんかではなく
父に嫌われているがゆえの騒動であると言い出し
「今度は切腹させる」と信玄に言われたと主張します。

三条は、信玄が義信に厳しいのは
武田家家督を継がせるためであると言い、
信玄への取り計らいを買って出ます。

そんな時、信玄から義信へ呼び出しが。

義信を自分の居室に戻し、
代わりに三条夫人が主殿に赴きます。
すると信玄から意外な言葉が──。
「義信を呼んだは、川浦の湯に供させるためじゃ」


結局、義信は病と言って同行せず
川浦の湯へは家臣たちが揃っていくことになりました。

その日の夜、寝ていた信玄はふと目を覚まし
汗をびっしょりとかいていました。
信玄が我が身に病を感じたのはこの日が最初で
悩ましい微熱となって現れていました。

一方、義信は腹違いの弟・諏訪勝頼のことを思い出し
母が父に憎まれていたために自分も憎いのだと考えて
自分を廃嫡にして命を奪う代わりに
勝頼に家督を継がせる意向だと疑心暗鬼になっています。


今川家の食客になっている武田信虎は
駿府城を追い出され、城下の小さな庵に移ったのをいいことに
歌会や蹴鞠に興じて政をしようとしない今川氏真に代わり
家臣たちに新しい駿河を作るようそそのかします。

しかし今川家にその動きがバレまして
寿桂尼によって信虎へ刺客が送り込まれます。
顔に傷を負った信虎は、守られて駿河を出ることにします。

一方で、そんな事件があったことは
氏真は一切知らないことでありまして、
国主は自分であるのに、と拗ねてみせますが、
蹴鞠などに興じているからだ、と寿桂尼は相手にしません。


休んでいた信玄の寝所に
刀を携えた何者かがやってきました。


脚本:田向 正健
原作:新田 次郎「武田信玄」
音楽:山本 直純
タイトル題字:渡辺 裕英
語り(大井夫人):若尾 文子
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[出演]
中井 貴一 (武田信玄)
紺野 美沙子 (三条の方)
堤 真一 (武田義信)
古村 比呂 (御津禰)
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宍戸 錠 (原 虎胤)
児玉 清 (飯富虎昌)
美木 良介 (馬場信春)
篠田 三郎 (飯富三郎兵衛)
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橋爪 功 (真田幸隆)
岸田 今日子 (寿桂尼)
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平 幹二朗 (武田信虎)
小川 真由美 (八重)
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制作:村上 慧
演出:大森 青児

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