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2016年8月23日 (火)

プレイバック真田太平記・(15)暗闘忍びの群れ

文禄元(1592)年4月、
甲賀・田子庄左衛門の小屋──。

山中大和守俊房の屋敷に潜入し
甲賀忍者の襲撃を受けて受難したお江が
庄左衛門にかくまわれてすでに4ヶ月。

お江は順調に体力を回復し、
忍びとしての勘を取り戻すことに余念がありません。

食事の支度をしようと、ふと小屋の外に出た庄左衛門は
小屋の外で何かを感じ取ったようで、
ちょっとしたすき間から丸い鏡を通して外の様子をうかがうと
俊房の家来・杉坂重五郎が小屋を見張っているようです。

ということは、お江がこの小屋にいるという情報は
俊房もすでに知っているということになります。


肥前(佐賀県)・名護屋城。

豊臣秀吉、徳川家康を始め、
各地の大名たちがこの名護屋城に集結していますが、
戦場は海を渡った向こう側、ということもあって
緊張感はなく、物見遊山のような様相であります。

秀吉は、明や天竺は言うに及ばず
ルソンやポルトガルも支配地にしてみせると叫び
諸大名たちは手を叩いてその宣言を讃えますが、

笑って同調している家康の目の奥に
何か別の気持ちが入っているようなものを
末席から見ていた真田信幸には感じます。


大谷吉継の屋敷で
真田幸村と於利世の新婚生活が営まれています。
秀吉の計らいで、名護屋への着陣は
1ヶ月遅れでいいというお達しなのです。

従者の向井佐平次も大谷屋敷にいるのですが、
幸村が好んだハクモクレンの花を摘んできました。

於利世はそれを花瓶に生けるのですが、
幸村にとってハクモクレンの花は
すなわちお江との甘酸っぱい想い出を意味することで
もちろんこれは、他の誰も知らないことです。


壺谷又五郎は、彦根山裾の長曽根村に住む
元武田家足軽だった佐久間峰蔵という幼なじみを訪ねます。

彼は武田家滅亡の際に甲斐を脱出し
今は足軽を辞めて百姓として妻子とともに暮らしています。
しかし、又五郎がわざわざ訪ねて来たということは
何か協力してほしいとお願いしに来たことぐらいは分かっています。

又五郎は、この周辺に忍び小屋を作りたいと思っているのですが
草の者たちをしばらく住まわせて土地に馴染ませたいのです。

いきなり小屋を作ってそこに住まわせても、
周辺の百姓たちから怪しまれるだけです。
ゆえに峰蔵の親戚ということにして、
怪しまれないように台地に根を張ろうというのです。

ただ、そうなると敵の襲撃の的になってしまうわけで
峰蔵や、彼の妻子を危険に晒してしまうかもしれません。
それを考えると躊躇する又五郎ですが、
峰蔵は、又五郎の力になる、と力強く頷きます。


大雨の日、お江と庄左衛門は
小屋から脱出を図ります。

無論、重五郎と甲賀忍者たちは
彼らを追ってくるわけですが、
途中でケガを負った庄左衛門は
自分を捨て置き逃げるように、と
お江を崖下に突き落とします。

そして──落命。
お江は、庄左衛門の消息を気にしながら逃亡します。

さらに追って来る重五郎と忍者たち。
彼らに囲まれ、もはやこれまで、と
お江が観念したように目を閉じると、
忍者たちの背後から男が襲撃をかけてきます。

又五郎です。

助け出したお江は、又五郎の顔を見ると
気を失ってしまいます。

京・下久我の忍び小屋に
又五郎はお江を連れ帰ります。


夏。

信幸の元を出奔した鈴木右近は
物取りから助けてもらった滝川三九郎について
今は柳生屋敷におります。

柳生の剣を学んで
少しずつ強くなっていくような気がすると
右近は自信を持ち始めますが、柳生石舟斎は
柳生の剣は「不殺の剣」だと教えを授けます。


名護屋の陣では、諸大名たちがそれぞれ芸を披露するなど
およそ戦場とは思えない雰囲気に包まれる中、
秀吉の母・大政所(なか)が危篤という急報が届けられます。

秀吉は崩れ落ち、泣きわめくのですが
そんな姿を信幸は冷静に、
秀吉はそう長くはないかもしれないと感じ取ります。

もし秀吉の時代が終わった時
本家・昌幸はどういう方向転換をするのか?
秀吉の命運によって真田家の運命も左右される。
信幸も幸村も、その日がそう遠くないことを予感しています。


(『真田丸』では「(26)瓜売」付近)


原作:池波 正太郎
脚本:金子 成人
音楽:林 光
タイトル題字:池波 正太郎
語り:和田 篤 アナウンサー
──────────
[出演]
渡瀬 恒彦 (真田信幸)
草刈 正雄 (真田幸村)
遙 くらら (お江)
夏八木 勲 (壺谷又五郎)
三浦 浩一 (滝川三九郎)
中村 久美 (於利世)
──────────
中村 梅之助 (徳川家康)

長門 裕之 (豊臣秀吉)
清水 綋治 (石田三成)
東 千代之介 (柳生石舟斎)
──────────
佐藤 慶 (山中大和守俊房)
戸浦 六宏 (山中内匠長俊)
井川 比佐志 (田子庄左衛門)
丹波 哲郎 (真田昌幸)
──────────
制作:榎本 一生
演出:小林 信一

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