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Kassy号〜♪の車窓から 2011

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2016年8月 7日 (日)

大河ドラマ真田丸・(31)終焉(しゅうえん) 〜秀吉最期・家康暗殺〜

度重なる天災、朝鮮への再出兵。
世間の不安は高まるばかりだった。
そして今、太閤秀吉の死がすぐそこまで迫っている──。


伏見城──。

ベッド? に寝かされ、もしも用があるときは振ってください、と
真田信繁は呼び出しベルを秀吉の手の届くところに置きますが、
信繁が立ち去ろうとすると、秀吉はチリンチリンと振ります。

いよいよ秀吉が危ない、ということで、これからの豊臣政権は
老衆(おとなしゅう=つまり「大老」)として
徳川家康・前田利家・宇喜多秀家・上杉景勝・毛利輝元、
奉行は、浅野幸長・大谷吉継・石田三成・増田長盛・
前田玄以・長束正家の、計11名で務めることになりますが、

病気療養中でもある吉継は、このような醜態を晒したくないと
奉行から外してもらうように三成に懇願します。

結局、計画から吉継が外れ、
五大老五奉行で豊臣秀頼を支えていくことを決めたわけですが、
合計10名の花押が揃ったところで、三成は家康の屋敷を訪れ
改めて不審な動きをしないように釘を刺しておきます。

秀吉の死後、まずやらなければならないことは
朝鮮に渡っている軍隊の撤兵。
その差配は三成が九州に赴いて行うつもりですが、
その間に伏見で家康が何か事を画策してもらっては困るわけです。

かといって、三成が伏見で留守番をし
家康が九州に行ってもいけません。
九州から伏見に戻る時には、大軍勢でありますので
そこで謀反を企てるかもしれないという危険性を孕んでいます。

いっそ反古にしてしまいますか、と本多正信は
家康にこっそり知恵を授けます。
「たやすいことでございますよ。殿下御自らがお書きになった
 より新しいご遺言があればよろしいので」

家康はさっそく、信長から拝領した鎧兜を持参して
秀吉への見舞いとします。
その上で、片桐且元を室外に追い出し、
秀吉に一筆もらうことにします。

秀頼の事 なりたち候ように 衆として頼み申し候。
このほかは思い残す事なく候──。

そういった、家康の思い切った行動を知った三成は
「眠い」「疲れた」という秀吉に、家康たちが書かせた言葉の
行の間にさらに言葉を無理矢理に付けたさせまして
最期ぐらいは静かに眠らせてやりたいと北政所に叱られます。


秀吉から、灯を絶やさぬようにと命じられた信繁は
傍らで燃え続けるロウソクの火を移し替えます。
その火が消えた時、己の命も消える、と。
なんだか『最後の一葉』のようにも見えますが(^ ^;;)

そしてそこに、金吾中納言(後の小早川秀秋)が合流。
金吾と家康、信繁の3人が秀吉を囲みます。

ずっと眠っていた秀吉が目を覚まし、
いつものように「秀頼のこと頼む」とつぶやき続け
またクーッと眠りに入るのですが、

何も知らない金吾は、傍らのロウソクの火を消してしまい
「あーっ!!」と信繁と家康から非難の言葉を浴びます。
そして火の消えたロウソクを秀吉自身も目撃してしまい、
それが元になったか、秀吉は意識混濁状態に陥ります。

今宵が山だということになり、
今までの経験からあれだけ人の死を畏れていた茶々が
秀吉の見舞いに行こうと決意します。

しかし、秀吉に「秀頼のこと頼む」と何度も何度も言われて
いたたまれなくなったのか、大粒の涙を流しながら
北政所の胸に飛び込んでいきます。


深夜、馬が駆けて来る音が聞こえたかと思ったら
強い光が秀吉に向けて差し込み、
血まみれの少年がじっと秀吉を見つめています。

あ゛ーっ!!

亡霊を見た秀吉は畏れおののき
救援に駆けつけた三成につぶやきます。
「家康を……殺せ」


その言葉を受け、三成は
忍城攻め以来、戦の師匠と心得る真田昌幸を訪ね
どう攻めればいいか知恵を借りようとしますが、
お互いのため、昌幸は聞かなかったことにします。

「徳川内府に、死んでもらう」
昌幸は出浦昌相に命じます。


家康の屋敷には、真田信幸の姿がありました。
なんでも、正室の稲姫が百助を産んだことを大喜びする本多忠勝ですが
実は元妻で今は稲姫の侍女であるおこうも仙千代を産んでいることを
知らせてはいないわけです。

忠勝には言い含めておく、と約束してくれた家康。
その時信幸は「ヒュッ」という、忍びの者が使う火遁の術の音に
よく似た音がした、と家康に打ち明けます。
「近くに潜んでいるやもしれませぬ」

その時、呼び出された忠勝が天井を見、
槍を天井に突き刺します。
「曲者! 出合え! 出合え!!」

逃亡を図る昌相ですが、徳川の家来たちに囲まれ
忠勝にも見つかり、忠勝と昌相の一騎討ちとなります。
そして煙玉で周囲の者たちが煙に巻かれている間に
昌相は逃亡。

出会ったのは、信幸でした。
「……なんと」

言葉を失うふたり。
しかしその直後、後ろから忠勝が
昌相の背中を目がけて斬り掛かります。

その傷が元で、戦えなくなった昌相は
今度は火薬玉で行方をくらませます。

殿! 殿! という佐助の声で、昌幸が庭に出てみると
戦い尽くした昌相の哀れな姿がありました。
「わしとしたことが……」


入ってきた風で、ロウソクの火が消えてしまいます。
秀吉はそれを見て、誰かを呼ぼうとしますが
呼びベルは遠くにあって、手が届きません。

一代の英雄が、最後を迎えようとしています。
栄華を極めた男の、人生の締めくくりとしては
それはいかにも寂しいものでした。

太閤・豊臣秀吉。
享年62。


慶長3(1598)年8月18日、
豊臣秀頼を徳川家康ら五大老に託し、豊臣秀吉が病没する。

慶長20(1615)年5月7日、
大坂夏の陣にて真田信繁が討ち死にするまで


あと16年8ヶ月──。


作:三谷 幸喜
音楽:服部 隆之
題字:挾土 秀平
語り:有働 由美子 アナウンサー
──────────
[出演]
堺 雅人 (真田信繁)
大泉 洋 (真田信幸)
長澤 まさみ (きり)
山本 耕史 (石田三成)
吉田 羊 (稲)
藤井 隆 (佐助)
片岡 愛之助 (大谷吉継)
──────────
斉藤 由貴 (阿茶局)
寺島 進 (出浦昌相)
小林 隆 (片桐且元)
星野 源 (徳川秀忠)
竹内 結子 (茶々)
──────────
小日向 文世 (豊臣秀吉)
藤岡 弘、(本多忠勝)
高畑 淳子 (薫)
鈴木 京香 (寧)
近藤 正臣 (本多正信)
内野 聖陽 (徳川家康)
草刈 正雄 (真田昌幸)
──────────
制作統括:屋敷 陽太郎
    :吉川 邦夫
プロデューサー:清水 拓哉
演出:木村 隆文


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『真田丸』
第32回「応酬」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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