バス停について本気出して考えてみた(176)
S関駅から2kmの近さです。
……って、え?
「水門」?
そう。ここは水門です。
ここは“世界最小”のパナマ運河式水門でありまして、
「高低差が大きい水面を閘門扉で仕切り、
水位を同じに調節して船舶を進ませる」方式なのです。
ご存知の通り関門海峡は日本海側と瀬戸内海側の干満差があって
それにより激しい潮流が生じてしまいます。
この水門は小門海峡をこの潮流から守るためにあるんですね。
朝に2時間10分、昼に1時間40分、夕方に1時間30分。
1日3度は最長でこの時間は水路側優先になるようです。
水門の開閉の仕組みは、おそらくようつべなどの動画で
ご覧になった方が一発だと思います。
いろいろ言葉を尽くして説明しようと試みたのですが、
どうやら限界があるようで(^ ^;;)
車の行き来ができるときは、橋は下りてきていますが、
船が行き来できる時間帯に船が近づいていると
橋は上昇してしまいます。
ただ、歩行者用、自動車用、歩行者用の3本の橋が
同時に上昇してしまわないように
2本の歩行者用の橋のうち、片方は上がり、もう片方は下りて
歩行者(二輪車押し含む)だけは行き来できるようにしています。
どちらにしたって自動車用の橋が上昇していて通ることができない。
なので前出のような時間帯設定がなされているんですね。
橋の上昇中に一般車がどんどん突っ込んでいかないように
信号機はちと工夫しているみたいですね。
で、A士郷です。
これだけ広いスペースに、時刻表がちょこっと貼っているだけ。
というのもなかなか味気ない。
お、珍しくバスと遭遇。
ちょうど待機中だったみたいです。
酒いらんかねぇ〜。
塩いらんかねぇ〜。
向こう岸がS関中心地です。
毎週水曜日にお届けして参りました終点停留所の旅シリーズ、
本年の公開はこれで終了です。
あとは来年1月の第2水曜日にこの続きを
またお届けして参りますので、お楽しみに!
次回はF岡県に戻ります!!
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