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Kassy号〜♪の車窓から 2011

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2016年12月18日 (日)

大河ドラマ真田丸・(50)疾風 [終]

豊臣と徳川の決戦が始まった。
大坂城を出、野戦に持ち込む信繁だったが、形勢は圧倒的に不利。
そんな中、後藤又兵衛が討ち死にする──。


大坂で真田信繁と対面し、
またの再会を約してきた真田信之。
上田への帰路の途中、日も暮れたので
尼寺に一晩の宿を求めます。

尼が言うには、もう一人そういう武家がいるらしく、相部屋を、と。
しぶしぶ承諾する信之ですが、
現れたのは徳川家重臣の本多正信です。
正信は大坂の陣から江戸への帰路の途中であります。

信之は、知った顔なら相部屋も楽しい、と快く受け入れますが、
正信の鼻息の荒さ、寝言、咳き込みに全く眠れませんで
正信を見ながら舌打ちですw

大坂城の一画で、酒を呑んで大騒ぎしている集団があります。
いわゆる『真田十勇士』の面々です。

霧隠才蔵:真田さま、いよいよ大戦ですな!
三好清海入道:徳川家康なんぞ、蹴散らしてやりましょう!
真田信繁:頼りにしておるぞ。
猿飛佐助:さあ、今夜は早く寝ろ!
由利鎌之介:大丈夫です。必ず勝ちますから。
筧十蔵:そうだ、負けるわけがねえ。
三好伊佐入道:勝つに決まっとる!
真田信繁:お前たち……明日の戦、負けると思ってるようだな。
根津甚八:勝てるわけねえ……。
猿飛佐助:こら!
霧隠才蔵:だけど、わしら死にものぐるいで戦いますから!
海野六郎:真田さまのためなら、命なんぞ惜しくないです!
真田信繁:私は命が惜しい。だから明日も決して死なぬ。必ずココへ戻って来る。
雲隠才蔵:みんな、聞いたか!
一同:はい!
真田信繁:命を惜しめ。そして必ず勝て。
一同:承知しました!
真田信繁:(佐助を見て)急ごう。
三好清海入道:(見送って)……大したお方じゃ。

これらに出てきた十勇士の方々は、『真田丸』プロモーションの
“ダメ田十勇士”に出演された方々でありまして、
当初は本編とは全く関わりないストーリーであったのですが、
最後の最後に主演・真田信繁と共演が叶ったというものです。

特に大河ドラマファンとして名高い
松村邦洋氏(三好清海入道役)が出演するというのは、
ご本人も大喜びでしょうし、私ら応援部隊も
ちょっとだけ嬉しく、いろいろと今後に期待してしまいます。


信繁が佐助とともに向かったのは、台所番の与左衛門のところです。
与左衛門が料理を作り、酒を振る舞いながら
自分たちの策略情報を見たまま聞いたまま徳川方に流していたわけです。
「もっと早くに気づくべきだった」

与左衛門は、もともと織田信長の下で台所番を務めていました。
その次は豊臣秀吉の台所番、そして今は豊臣秀頼です。

与左衛門の娘は秀吉に手込めにされたそうで、
それを苦にして自ら命を断ちました。
秀吉と大坂城が消えてなくなるのをその目で見るまでは、と
以来、与左衛門はずっと変わらず台所番なのです。

この城も明日で終わりじゃ、とつぶやく与左衛門を
信繁は抜いた刀で刺し傷を負わせます。


朝。
秀頼を中心に軍議が開かれます。

毛利勝永勢と真田信繁勢が天王寺に陣取って敵を引きつけ
明石全登勢の騎馬衆が徳川勢の背後に回り込んで挟み込む。
岡山口は大野治房勢が受け持ち、秀頼みずから出馬。
豊臣の馬印・千成瓢箪を合図に全軍一斉に襲いかかる。

その予定です。


城とともに滅びる夢を、茶々は最近よく見ます。

死ぬのは恐くない。死ぬときは誇り高くありたいと言う茶々に
信繁は、家康が死んだらこの戦は終わるので、
秀頼を四国全土の領主として認めさせるように勧めます。

そして万が一、信繁が家康を討ち損じ
徳川兵が大坂城に乱入してくるようなことになれば、
千姫を徳川秀忠の元に遣わすようにアドバイスします。
「望みを捨てなかった者にのみ、道は開けるのです」


5月7日早朝。

豊臣方は茶臼山から岡山にかけて布陣。
別働隊として、明石全登が船場口に待機。
それに対し、徳川方は松平忠直・本多忠朝を主軸に
数段に及ぶ陣を構えます。

しばらくはにらみ合いが続きますが、
松平忠直勢が毛利勝永勢に鉄砲を撃ちかけ
毛利勢がそれに応戦している模様です。
「まだ早い! ……もはや後には引けぬ」

午前10時すぎ、松平忠直勢に応戦した毛利勢は
本多忠朝勢を迎え撃ちます。

もう出てきてもいい頃の秀頼ですが、未だ姿を見せません。
やはり、あの大蔵卿の局が必死に引き止めていたのです。

本多忠朝勢を破竹の勢いで蹴散らした毛利勢は
そのまま徳川家康本陣を目指して突進します。
しかしその手前には真田信吉勢が──。

圧倒的な勢いで真田信吉勢を撃破した毛利勢は
続いてその動きを阻もうとした小笠原勢も撃退し
榊原・諏訪・酒井勢も突き崩します。


徳川方が流した、真田幸村が寝返るという噂は
信繁本人も把握しております。
その噂をかき消すには、嫡男・大助を
大坂城に向かわせるしか方法がありません。

大坂城では、その噂を主張して秀頼の出馬を阻む大蔵卿が
受傷した与左衛門を秀頼の前に引き出します。
「誰にやられた?」「真田……」
徳川方の間者と会っているところを見とがめられ、刺した、と。


信繁勢が、信吉勢の前にやってきました。

怒りに任せて立ち向かう真田信政を下がらせ、
代わりに信繁に向かって行った矢沢頼幸を
信繁は長槍で簡単に払いのけます。
「小者に構うな! いくぞ!!」

真田・毛利の攻撃によって、徳川方は大混乱。
その中を、信繁は家康のいる本陣へと真っすぐに突き進みます。
「目指すは家康の首! ただ一つ!!」


本陣でのんびりとしている家康に
真田来襲との知らせが飛び、
家康は一目散に逃げ出します。

本陣に突入した堀田作兵衛は、敵を斬り倒しながら
家康の馬印を引き倒します。
家康の馬印が倒されたのは、武田信玄に敗れた
三方ヶ原の合戦以来のことでした。

戦況は圧倒的に豊臣方に有利となりました。

岡山口にいた大野治房は、秀忠本陣に襲いかかります。
戦の前にはあれだけ威勢の良かった秀忠も
多くの敵をも屁とも思わず突き進んで来る治房に怯え
一目散に逃げ出していきます。

戦いは豊臣軍の圧勝──に思われました。

が……。


「今こそ秀頼公ご出馬のとき!」
と、大野治長は豊臣の馬印・千成瓢箪とともに
大坂城に戻っていきます。

その小さな行動が、歴史を大きく変えたのです。
戦場のあちこちで戦っていた兵士たちは、
千成瓢箪が城へ戻って行くのを見て激しく動揺します。
秀頼が城へ逃げ帰ったと思い込んだのです。

さらに不運は重なります。
与左衛門が大坂城台所に火をかけたのです。


徳川家康──この最後の戦国武将は
戦には流れが変わる瞬間があることを身体で知っていました。
彼は、決してそれを逃しません。

徳川軍の反撃──。
井伊直孝勢と藤堂高虎勢が信繁勢に襲いかかります。


そうとは知らず、馬印とともに意気揚々と大坂城に戻った治長は
馬印を持って帰らせた自分の失態で
味方の兵に混乱を招き、兵が数多逃げ出し
戦の風向きが変わったことを、思い知らされます。

家康本陣まで迫った信繁勢と毛利勢は徳川の猛反撃に遭い
船場に潜んでいた明石勢が応援に駆けつけようとしますが、
勢いづいた徳川方の前に撤退を余儀なくされます。


出馬のタイミングを失い、もはや勝つ見込みがなくなって
武士らしく死なせて欲しい、と
城から討って出ることにした秀頼ですが、

それを引き止める人物(=ラスボスw)がいました。
茶々です。
「勝てとは言っておらぬ! 生きよと言うておる!」


千姫の居室に、きりが飛び込んできます。
そして燃え盛る城から脱出を試みます。

途中、何度も躊躇する千姫ですが、
「あなたさまに、大坂城の全てがかかっているんです!」
きりに何度も説得され、脱出します。


城内でしばらく敵を防いでいた高梨内記も
多勢の敵にはなす術もなく、倒されてしまいます。

そして城に戻った作兵衛も、丹誠込めて作った
野菜が並ぶ自作の畑を枕に討ち死にします。


城を脱出して秀忠の陣に急ぐきりと千姫一行。

林の中から、単騎かけていく信繁を目撃します。
「源次郎さま……」

信繁が向かっていたのは、徳川家康の陣です。
敵を蹴散らしながら近づき、長槍を地面に突き刺して
隠し持っていた鉄砲で家康を狙います。

>殺したいなら殺せばよい。
>されど、わしを殺したところで何も変わらぬ。
>徳川の世は既に磐石! 豊臣の天下には戻らぬ!
>戦で雌雄を決する世は終わった!
>おぬしのような戦でしか己の生きた証を示せぬような手合いは
>生きていくところなどどこにもないわ!

そのようなことは百も承知、と
信繁は家康を狙って鉄砲を構えますが、
戻ってきた秀忠の鉄砲隊に撃たれ、左手をケガします。
それでも必死に斬り込む信繁と佐助です。


身体中、傷だらけになって
御堂の前で休んでいる信繁と佐助。

そこにも、徳川方の兵がやってきます。

「真田左衛門佐幸村」
豊臣方か? との問いかけに、
包み隠さず答える信繁です。

やっ!! と斬り掛かる兵をとっさに刺し殺しますが、
もはや手に力が入らず、息づかいも荒くなっています。

──ここまでのようだな。

信繁は、六文銭を握りしめ
懐刀を抜きます。


家康の陣に到着した千姫。
再会を喜ぶ家康と秀忠。

その姿を見て、一礼し
来た道を戻って行くきりです。


天を仰ぎ、目を瞑り、
ゆっくり微笑む信繁。


尼寺で一緒になってから、ゆっくりと東に進む正信と信之。

領民たちが正信の姿を見るや、
「殿様じゃ!!」「殿様じゃ!!」と笑顔で駆け寄ってきます。

この領民の慕われようは信之も羨ましい限りでして、
正信は、戦と同じで人の心を読むのが肝要、と教えてくれます。
「領民には無理をさせず、というて楽もさせず。
 年貢だけはキッチリと取る」

その上で、領主たる者は決して贅沢をしてはならない。
これが大事だ、と笑います。

そこに早馬が到着し、伝令と正信の会話が聞こえないように
ゆっくりと離れる信之ですが、
腰から下げている袋から、カサカサと音がします。

袋から六紋銭を出し、空を見上げる信之。
ある決意を秘め、真っすぐ先を見据えます。
「参るぞ」


作:三谷 幸喜

音楽:服部 隆之

テーマ音楽演奏:NHK交響楽団
テーマ音楽指揮:下野 竜也
ソロヴァイオリン:三浦 文彰
演奏:フェイスミュージック

題字:挾土 秀平
語り:有働 由美子 アナウンサー

時代考証:黒田 基樹
    :平山 優
    :丸島 和洋
風俗考証:佐多 芳彦
建築考証:平井 聖
衣裳考証:小泉 寛明

殺陣武術指導:中川 邦史朗
所作指導:橘 芳慧
馬術指導:田中 光法
砲術指導:佐山 二郎
茶道指導:小澤 宗誠

尾張ことば指導:稲垣 あけみ
長嶋彦
資料提供:柴 裕之
    :小川 雄

3D地図監修:シブサワ・コウ
戦国軍事考証:西股 総生
大坂城資料提供:木岡 敬雅
タイトル映像:新宮 良平
VFXプロデューサー:結城 崇史
資料提供:大牟田市立三池カルタ・歴史資料館

撮影協力:長野県
    :群馬県
    :和歌山県
    :長野県上田市
    :千葉県君津市

──────────

[出演]


堺 雅人 (真田信繁(幸村))

大泉 洋 (真田信之)

長澤 まさみ (きり)

松岡 茉優 (春)

中原 丈雄 (高梨内記)

藤本 隆宏 (堀田作兵衛)

藤井 隆 (佐助)

浦上 晟周 (真田大助)
迫田 孝也 (矢沢三十郎頼幸)

高木 渉 (小山田茂誠)
今野 浩喜 (与八)

大出 菜々子 (梅)
大野 泰広 (河原綱家)

広田 亮平 (真田信吉)
大山 真志 (真田信政)

恒松 祐里 (すえ)
加藤 諒 (石合十蔵)

峯村 リエ (大蔵卿局)
伊東 孝明 (本多正純)

小林 顕作 (明石全登)
永野 芽郁 (千)

村上 新悟 (直江兼続)
武田 幸三 (大野治房)

長谷川 朝晴 (伊達政宗)
ヨシダ 朝 (片倉景綱)

──────────

中川 大志 (豊臣秀頼)

小林 隆 (片桐且元)

今井 朋彦 (大野治長)

星野 源 (徳川秀忠)

岡本 健一 (毛利勝永)

樋浦 勉 (大角与左衛門)
三村 晃弘 (近藤正次)
博多 華丸 (才蔵)
矢本 悠馬 (六郎)

岩井 秀人 (甚八)
松村 邦洋 (清海入道)
梅垣 義明 (鎌之介)
鈴木 拓 (十蔵)
脇 知弘 (伊佐入道)
水嶋 義人 (五兵衛)

山本 裕子
中島 幸一
松原 正隆
田中 聡元
黨 清信
松木 史雄
 ─────
若駒
劇団ひまわり
劇団東俳

テアトルアカデミー
宝映テレビプロダクション
キャンパスシネマ
エンゼルプロダクション
ヒラタオフィス
クロキプロ
フジアクターズ・シネマ
舞夢プロ
シネマクト
CASTY
ミズキ事務所
セントラル

──────────

竹内 結子 (茶々)

遠藤 憲一 (上杉景勝)

鈴木 京香 (寧)

近藤 正臣 (本多正信)

内野 聖陽 (徳川家康)

──────────

[回想]

平 岳大 (武田勝頼)
草笛 光子 (とり)

草刈 正雄 (真田昌幸)
高畑 淳子 (薫)

黒木 華 (梅)
吉田 鋼太郎 (織田信長)

木村 佳乃 (松)
寺島 進 (出浦昌相)

小日向 文世 (豊臣秀吉)
山本 耕史 (石田三成)

新井 浩文 (加藤清正)
新納 慎也 (豊臣秀次)

山西 惇 (板部岡江雪斎)
高嶋 政伸 (北条氏政)

片岡 愛之助 (大谷吉継)
小手 伸也 (塙 団右衛門)

哀川 翔 (後藤又兵衛)
阿南 健治 (長宗我部盛親)

──────────

制作統括:屋敷 陽太郎
    :吉川 邦夫

プロデューサー:清水 拓哉
美術:丸山 純也
技術:佐々木 喜昭
音響効果:太田 岳二

撮影:生駒 浩之
照明:関 康明
音声:伊藤 寿
映像技術:谷本 将広
VFX:釣木沢 淳
記録:津崎 昭子
編集:藤澤 幹子
美術進行:峯岸 伸行

演出:木村 隆文


これより七年後、真田信之は
松代藩十万石の大名となった。

そして幕末、松代藩は、
徳川幕府崩壊のきっかけを作る
天才兵学者・佐久間象山を
生み出すことになるのだが、

それはまだ遠い先の話である──。

<完>


【真田丸紀行】

慶長20年5月7日。
徳川家康の本陣を切り崩した信繁は力尽き
現在の安居神社付近で最期の時を迎えたといいます。

信繁が斃(たお)れた後、難攻不落の大坂城は落城。
秀頼や茶々は自刃し、ここに豊臣家は滅亡しました。

信繁のふるさと、長野県上田市。
真田家の菩提寺の一つ、
長谷寺に残された真田一族の墓。

真田幸隆・昌幸の墓のその隣に、
信繁の供養塔が建立されたのは3年前のこと。
信繁の魂がおよそ400年ぶりの里帰りを果たしたのです。

真田を象徴する上田城は、
今日も多くの人々でにぎわいます。

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