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2017年1月13日 (金)

プレイバック秀吉・(02)桶狭間の奇跡

永禄2(1559)年、尾張平定を果たした織田信長。

戦国時代、国力すなわち国の経済力は
米の生産高「石高」で表される。

尾張の信長でおよそ26万石。
駿河の今川義元は、尾張の倍以上の62万石。
甲斐の武田で47万石。

領地をその石高で勢力図を作り直すと、
いかに尾張が列強に囲まれ、
領土を脅かされていたかが分かる。

広大な領土と経済力を背景に着々と軍備増強を図る今川軍。
尾張はまさに今川軍の攻撃照準に捉えられていた──。


小者頭として信長の馬のお世話をしている日吉ですが
顔がサルにそっくりなものだから、
いろいろあらぬ疑いをかけられます。

拾阿弥という茶坊主が、
日吉が柴田勝家の所有のものを盗んだと言い出したことで
柴田の小者たちが日吉のところにやってきて、
日吉に殴る蹴るの暴行をはたらいたわけです。

日吉は前田犬千代に事の次第を伝えると、
犬千代は、捨て置けぬと飛び出して行きます。

犬千代と日吉は身の潔白を主張しますが、誰も信じません。
そこに信長が現れ、拾阿弥も庭に座らせて
拾阿弥を問いつめますと、拾阿弥は黙り込んでしまいます。
犯人は日吉ではなく拾阿弥であったわけです。

犬千代は、直前に柴田らから
許嫁のおねとのことでからかわれたこともあり、
男を見せるため、拾阿弥を斬って捨てます。
そしてその責めを負い、切腹しようとします。

「犬千代……出仕を解く」
厳しい表情を向けた信長は、戻って行きます。
当然、浅野家との婚約も破談となり
おねは寝込んでしまいます。


駿河の今川義元のところには、
仕官先を探す明智光秀が訪れていました。

義元の前で鉄砲を披露するのですが、
光秀の思いは義元に伝わらなかったようです。

「お前を断るようでは、今川義元も先が見えましたな」
今川館を見ながら、美はつぶやきます。


永禄3(1560)年5月。
義元は3万の大軍を擁して京を目指します。

それを迎える側の織田軍は、
籠城の噂を聞きつけて家臣たちが
鎧に身を包み、続々と城内に入って行きます。

しかし信長は平服のままです。
「評定は開かぬ。夜も更けたゆえ帰宅せよ」

家臣たちは呆気にとられ、怒り、戸惑います。


日吉の実家でも、避難の準備です。

日ごろ、真面目にコツコツと働く小竹と
夢ばかり見ている兄・日吉の間で
兄弟喧嘩が絶えませんが、
この時ばかりは、小竹は日吉が心配でなりません。

「あんちゃん……」
そんな背中を、なかは黙って見つめます。


人間五十年
 下天のうちをくらぶれば
  夢まぼろしのごとくなり
ひとたび生を得て
 滅せぬもののあるべきか──

5月19日丑の刻、午前2時。
『敦盛』を舞上げた信長は清洲城を出て
単騎出陣していきます。

熱田神宮近くにさしかかったとき、
織田方の丸根砦・鷲津砦が陥落したことを知ります。
今川軍はというと、義元は足が短くて馬に乗れず
輿で移動しているので、兵を休ませながらの進軍だそうです。

義元は酒宴を催しているそうで、
桶狭間で休止する可能性が高いようです。

「雑兵にかまうな、狙うは義元の首ただひとつ!」
信長は全軍に下知します。


今川方の陣には、かつて仕えていた
松下嘉兵衛の陣に潜り込んで足軽になっていた
がんまくの姿がありました。

織田軍3,000に対して
今川軍30,000という圧倒的数字に
恐れをなしたのかもしれません。

降り続く雨に身体を冷やしたのかもしれませんが、
周囲に目を向ければ、騎馬も脅えている様子だし
何だかイヤな予感がします。

とそこへ、突然陣に向けて発砲が。
織田軍の突然の襲来です。

絶え間なく注ぎ込まれる鉄砲弾、
容赦なく襲いかかって来る騎馬隊、槍の部隊に
今川軍はなす術もありません。

そして、どこからか叫び声が……。
「今川治部大夫義元の首、毛利新介が討ち取ったり!」

歓喜に沸く織田軍です。


清洲城下への凱旋です。

なかは群集に交じって織田軍を迎えますが、
日吉が胸を張って信長の馬を引いている姿に
ついつい笑顔も綻びます。

日吉の初陣です。

そこに、若き少女たちが握り飯を持って多数現れます。
おねもその中に混じって信長に握り飯を差し出します。
しかし信長にはなかなか取ってもらえません。

何度も果敢にチャレンジしているおね。
おねが差し出す握り飯を、日吉がついパクッと(笑)。
「オレの嫁になってくだされ!」


脚本:竹山 洋
堺屋 太一「秀吉」「鬼と人と」「豊臣秀長」より
音楽:小六 禮次郎
題字:森繁 久彌
語り:宮本 隆治 アナウンサー
──────────
[出演]
竹中 直人 (日吉(秀吉))
沢口 靖子 (おね)
高嶋 政伸 (小竹)
赤井 英和 (がんまく)
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市原 悦子 (なか)

村上 弘明 (明智光秀)
白川 由美 (あさひ)
頼近 美津子 (お市)
高松 英郎 (林 佐渡守)
篠田 三郎 (丹羽長秀)

中尾 彬 (柴田勝家)
織本 順吉 (佐久間信盛)
段田 安則 (滝川一益)
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野際 陽子 (美)
渡辺 徹 (前田犬千代)
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米倉 斉加年 (今川義元)
財津 一郎 (竹阿弥)

渡 哲也 (織田信長)
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制作統括:西村 与志木
演出:佐藤 幹夫

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