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2017年3月12日 (日)

大河ドラマおんな城主直虎・(10)走れ竜宮小僧

「政次……いかがしたのじゃ!? 何があった?」
ガサッという大きな物音を聞いて次郎法師が様子を見に来ると、
ケガをした小野政次が座ったまま、脅えた表情を次郎法師に向けます。

奥山朝利に斬り掛かられた政次は、
朝利ともみ合っているうちに返り討ちしてしまったのです。

直親に、事の次第を正直に話すしか道はない。
政次の手当てをした次郎法師は涙を浮かべて説得しますが、
小野はまた、直親の父を奪ったことになったわけです。
「義理とはいえ、いくら何でも許すと思うか?」

次郎法師は、自分がなんとかする、なんとかしたい、と
政次にここに留まるように言います。
「竜宮小僧の務めじゃ」


奥山屋敷では、井伊直親としのが朝利の亡きがらを見つけ
父上! 父上!! としのが絶叫しています。
直親は、少年期に自身の父・井伊直満の首桶に
泣きわめいた過去の記憶が甦ります。

「仇を……父が何をしたというのです!!」
しのの背中をさすり、分かったと答えながらも
直親にはちとひっかかることがあって
このことは一旦忘れて欲しいと諭し、抱きしめます。

このままでは、奥山家としては
政次を討つことになります。
「そうなろうな」
直親はつぶやきます。


井伊家重臣たちの間で、政次に弁明の機会を与えようとしますが、
小野屋敷からは、昨晩から政次は戻ってきていないとの返答です。
政次が逃げたということは、彼が朝利を殺害したと認めたも同じと
みなされてしまいます。

そこに、桶狭間で亡くなった小野玄蕃の妻で朝利の娘・なつが
政次の名代として現れます。
実兄の孫一郎は、なつの父が殺されたというのに
政次の名代とは! と大激怒ですが、直親が鎮めます。

そもそもは、なつが小野から奥山に
戻りたくないと言い出したことが発端でして、
それを朝利に伝え、異を唱える朝利を説得していたのですが
どうしても朝利はそれを認めず、今回の事件に発展したと報告。

亡き井伊直盛は生前、玄蕃となつに井伊家と小野家をつなぐ
架け橋になって欲しいと言っていました。
なつは、その直盛の、そして玄蕃の遺志を継いで
自分がその架け橋であり続けたいと願い出ます。

玄蕃となつの間に産まれた亥之助の身になってみると
奥山が小野を討つとなれば、父の実家と母の実家が
争うことになるわけで、非常に生きづらくなっていきます。
それを考えれば、ここらで丸く収めてもいいのかもしれません。

ただ、小野に咎めなしというわけにはいかないだろう、と
中野直由や孫一郎からそんな発言も出ますが、
直親は、ポツリと自分の見解を述べます。
「政次は抜いておりませぬ」

朝利が刺されたのは自分の脇差しでであり、
壁の低いところや床に刀傷が多く残っていました。
尋常の争いであれば、つくはずのない場所です。
これは、刀を抜いた朝利が転びよろめいたということです。

政次は、身を守るために仕方なく刺してしまった……。
直親はそう結論づけます。
義理の父の仇を討てないのは口惜しいが、
これを咎めるのもできない、というのが直親の答えです。

そしてしのも、恐らくは父が悪かったのでしょう、と
納得せざるを得ません。


「俺は信じたぞ。これで検地の時の借りは返したからな」
政次が現れるであろう場所で待っていた直親は、
実際に現れた政次に伝えます。

お義父上をすまなかった、と頭を下げる政次に
俺だってああする、とつぶやき、去っていきます。


川名の井伊直平の屋敷に遊びに行った次郎法師は
奥山の亡霊を恐れて、
政次が写経を始めたらしい、と吹き込みます。

それまで、事の真偽はともかく成敗してしまえばよかったのだと
主張していた直平ですが、写経の話を聞いて
意外に気が小さいのう、と笑います。

これだ! と思った次郎法師は、政次に写経を勧めます。
奥山の怨霊が鎮まっていないらしい、と。
信じる、信じないは任せるが、
写経した方がよいぞー、と無言の圧力をかけます。

夜、一文字一文字心をこめて写経する政次の姿が。
時折周囲を見渡して、
完全に次郎法師の言葉を信じ切っております。

そして小野に対して恨みの塊である直由は
政次が写経をしているうわさをどこかで聞きつけたか
「お主、かわいいところがあるのう」と肩をポンポンと叩きます。


そしてその年の冬、しのが男子を出生。
直盛の死、朝利の殺害と暗いニュースが続いていた井伊家に
久々に明るくめでたい出来事です。
直平は、「虎松」と名付けます。後の井伊直政です。

男子出生の祝いに駆けつけた政次ですが、
その祝いとして、ちょっと古い覚え書きを直親に預けます。

それは直満亡き後、その遺領を小野和泉守政直が継いだのですが
政次も引き継いだその領地をそっくりそのまま井伊家に
虎松に差し戻すというわけです。

「天文13年の、あの時以来の井伊に戻したく存じます」
直親も直平も驚きの眼差しで政次を見ますが、
心得た、と直親は政次を見つめます。


駿河の今川屋敷で酒を飲んでいた今川氏真は、
織田と戦っていたはずの岡崎城の松平元康が
牛久保城を攻撃したとの報を受けます。

織田から城を守る、と岡崎城に入った元康でしたが、
今川の気づかぬところで織田と手を結び
今川から寝返ったということです。

井伊は日和見を決め込みますが、
あれよあれよという間に、西三河の国衆たちは
次々と今川から松平に寝返り始めます。


氏真は、人質たちを皆殺しにせよと狂気の沙汰を下し
元康の妻・瀬名にも危機が迫っていました。
居ても立ってもいられない次郎法師は、
傑山とともに今川館に入り瀬名の助命嘆願に動きます。

寿桂尼と対面し、瀬名からもらった
今川への忠節を夫に解く文を提示する次郎法師は
始めは一切を認めなかった寿桂尼に
ついに岡崎行きを認められます。

元康と今川が和睦すれば、瀬名と子は無事に帰す、と。
「できなければ……話にならぬな」
寿桂尼は冷たい微笑を浮かべます。

次郎法師は、瀬名と子、そして自分を
無事に岡崎に送り届けよと無謀の要求をして
寿桂尼を呆れさせますが、そんな時
上ノ郷城が松平の手に落ち、城主で寿桂尼の孫の
鵜殿長照は自害して果てたとの知らせが舞い込みます。

寿桂尼の気持ちは、瞬時にマイナスに働いてしまい
瀬名に引導を渡して帰れ、と冷たく言い放ちます。


瀬名が監禁されている部屋へ、次郎法師も放り込まれます。

そこで瀬名と次郎法師は久々の再会を果たすのですが、
明日、龍泉寺で瀬名が自害することになったと知らせが来ます。
「竹千代と亀姫だけはどうか……どうかお慈悲を!!」

そして迎えた朝。

寿桂尼から引導を渡す役目を言いつかっている次郎法師は
まだ引導を渡せていないとごねて
瀬名の自害までの時を稼ぎますが、
それももはや限界に。

そんな時、今川屋敷目がけて馬で駈けて来る
ひとりの武士が──。


作:森下 佳子
音楽:菅野 よう子
題字:Maaya Wakasugi
語り:中村 梅雀
──────────
[出演]
柴咲 コウ (次郎法師)
三浦 春馬 (井伊直親)
高橋 一生 (小野但馬守政次)
財前 直見 (千賀)
貫地谷 しほり (しの)
苅谷 俊介 (新野左馬助)
でんでん (奥山朝利)
筧 利夫 (中野直由)
市原 隼人 (傑山)
菜々緒 (瀬名)
山口 紗弥加 (なつ)
矢島 健一 (関口氏経)
花總 まり (佐名)
──────────
尾上 松也 (今川氏真)
阿部 サダヲ (松平元康)
──────────
浅丘 ルリ子 (寿桂尼)
前田 吟 (井伊直平)
小林 薫 (南渓和尚)
──────────
制作統括:岡本 幸江
プロデューサー:松川 博敬
演出:藤並 英樹


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『おんな城主直虎』
第11回「さらば愛(いと)しき人よ」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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