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2017年3月14日 (火)

プレイバック秀吉・(19)父の家出

少年:ねえねえお茶飲みに行こうよ、お茶。
女子校生:行かない。

……人をお茶に誘うのは難しい。
そこで! 目指せお茶会! 「豊臣クン出世すごろく」!!

ふりだし─[3]→3・座敷をのぞく
信長は、茶の道具に莫大な値段をつけることで
茶の湯という行為に特別な価値を作り出した。
“怒られて……1コマさがる” →2

2─[5]→7・一夜城つくる
信長は、手柄の褒美にそれらの茶道具を与え
家臣たちの名誉心を煽った。
“4コマすすむ” →11

11─[1]→12・ちょっと一服 一回休み
また信長は、自分の許可なく
家臣が茶会を開くことを禁じた。
茶を政治の道具に使う、これが「茶の湯御政道」である。

12─[6]→18・BOMB! 浮気バレる ふりだしにもどる
後に、この考えを引き継ぎ、発展させたのが秀吉である。
……が、それはあくまで後の話である──。


天正5(1577)年10月。
羽柴秀吉は大和信貴山城の松永久秀を攻撃します。

久秀は、信長が“国1つ分買える”とまで言わせた
天下一の名茶器『平蜘蛛の茶釜』を所有しておりまして
秀吉は、雑兵たちには構わず茶釜目指して奥に突き進みます。

久秀が見つかりました。
しかし久秀は茶釜を抱いていて、
その周辺は大量の爆薬が積まれています。
このまま近づけば、秀吉の命もないわけです。

竹中半兵衛は、秀吉のそばにいた
羽柴秀長に躊躇なく言い放ちます。
「小一郎殿、あなた様が話をして参られよ」

秀吉は、弟をそんな危険な目に遭わせるわけにはいかないと
自ら先に進もうとしますが、
半兵衛の“何をしておられる!”との一言に背中を押され
ただ無心で奥に走って行ってしまいます。


火のついたろうそくを片手に
もう片手で茶釜を抱き寄せる久秀がいました。
しかしそこには、すでに石川五右衛門がいたのです。
振り返り、秀長を見てニヤリと笑う五右衛門です。

久秀は、火薬近くにろうそくを近づけ
これ以上近づくな、と無言の警告をしますが、

五右衛門が、一瞬のスキを見て久秀から茶釜を奪い取ります。
しかし、次の瞬間、久秀が持つろうそくの火が
火薬に引火してしまいます。
「逃げろーッ!!」


安土城に報告に上がった秀吉、秀長らですが
平蜘蛛の茶釜は爆発と同時に
木っ端みじんに砕け散ってしまいました。

それを聞いた信長は、ただ黙っていたらしいのですが
信長が黙っているときほど、恐ろしい時はありません。
秀吉は、信長がやってくるのをビクビクして待っています。

「サル、朱傘を許す」
やってきた信長は、意外にも上機嫌でした。
朱傘を許されたということは、秀吉が
織田家中第一の臣下と認められたということです。

久秀の裏切りは毛利と足利義昭の策謀によるものなので
このまま黙ってのさばらせておくわけにはいかないのです。
信長は秀吉に、播磨攻めを命じます。


石松丸秀勝を亡くしたばかりの秀吉に
前田利家とおまつは、
子の豪姫を秀吉の養子としてくれました。

秀吉は播磨攻めへ出て行っておりますので、
秀長が豪を可愛がるのですが、

秀吉からの「銭をなんとかせえ」という無茶ぶりに
少々苛立ちを隠しきれなくなっている秀長にとっては
つかの間の癒しであります。


秀吉が播磨の姫路城に入ると、
毛利と織田のどちらに味方すべきか迷っている諸大名たちが
こぞって秀吉に挨拶にやってきます。

宇喜多直家の正室・お福も、その中のひとりです。
お福と出会って、直家はたちまち備前美作の太守となったと評判で
福をもたらす女、ということから
本名よりも「お福さま」と言われることが多いのだとか。

秀吉はお福を丁重に扱い、もてなします。


秀長は堺の千 宗易のところに出向きます。

宗易の屋敷には、堺きっての豪商・小西隆佐の次男
小西弥九郎(のちの小西行長)が来ていました。

金を貸して欲しい秀長に、弥九郎は何か担保をと要求。
秀長は、播磨での商いの権利を小西家に与えると約束します。
播磨が織田のものとなり、小西家が商いできるようになったら
商いにかかる税金は必要ない、というわけです。

まぁ、播磨はまだ織田のものと決まったわけではありませんが
手に入るまでにそうそう長くかかるものでもありません。
「なんかえらいもんですなぁ」と宗易は手を叩いて大笑いです。


秀吉軍はまたたく間に播磨を攻略、
12月3日には上月城を落とします。

引き続き三木城攻略に動く秀吉ですが、
その報告に上がった蜂須賀小六は、信長から
いったん播磨から撤兵せよと命じられます。

せっかく攻略した播磨を、わずかな兵だけを残して撤収しては
毛利から攻めて来られて持ちこたえられません。
しかし信長は「元より承知」と冷たく言われてしまいます。

宇喜多と別所長治は、毛利か織田か
未だに態度を明白にしてはおらず、それを見極めると同時に
毛利を播磨におびき出すためと思われます。


秀吉は、毛利をおびき出すエサとして
秀長に播磨に残るように命じます。

秀長は、播磨に残った城兵1,300に、
羽柴の旗を掲げさせ、夜はかがり火をドンドンたき
大軍がいるように見せかけて危機を乗り切ろうとします。

秀吉とともに戻ったと思っていた半兵衛が
播磨に残ってくれました。
しかし半兵衛はコンコンと咳き込んでいて
身体の調子が悪いのではないかと不安です。

「秀吉殿には何も申されるな」
飼っていた小鳥を大空へ解き放ちます。


安土城に入った秀吉は、播磨攻めの功績として
信長から「乙御前の茶釜」という名茶器を
褒美にもらいます。

茶会を開ける権利を得たというわけで
織田家中では一番目ということになります。

大喜びして長浜城に帰った秀吉は
みんなに茶釜を見せて鼻高々ですが、
そこに竹阿弥が入ってきて、いきなり茶釜を足蹴りします。

怒って斬ろうとする秀吉から太刀を奪い、みなを遠ざけ
竹阿弥を逃がそうとするおねとなか。
竹阿弥が投げ捨てた脇差しを、なかは首元に当てます。

秀長は秀吉にとっては家臣のひとりかもしれないが
秀長も秀吉と同じ、大事な私らの子なんだ。
そう言いたいわけです。

秀長の命と引き換えに茶釜をもらって
浮かれている兄を見て、弟が不憫でなりません。
竹阿弥は、ひとり尾張中村に帰ることにします。

降り積もる雪の中を、なかに見送られて
竹阿弥は一歩一歩、中村に進んでいきます。

そんな様子を城内から見ながら、秀吉は
すべてオレが悪いんだ、と涙を流します。


脚本:竹山 洋
堺屋 太一「秀吉」「鬼と人と」「豊臣秀長」より
音楽:小六 禮次郎
題字:森繁 久彌
語り:宮本 隆治 アナウンサー
──────────
[出演]
竹中 直人 (秀吉)
沢口 靖子 (おね)
高嶋 政伸 (小一郎)
赤井 英和 (石川五右衛門)

市原 悦子 (なか)

斉藤 慶子 (吉乃)
涼風 真世 (おたき)
高瀬 春奈 (お福)
細川 直美 (さと)
小西 博之 (小西弥九郎)
高松 英郎 (林 佐渡守)

伊武 雅刀 (小寺官兵衛)
大仁田 厚 (蜂須賀小六)
──────────
玉置 浩二 (足利義昭)
中条 きよし (安国寺恵瓊)
──────────
仲代 達矢 (千 宗易)

古谷 一行 (竹中半兵衛)
財津 一郎 (竹阿弥)

渡 哲也 (織田信長)
──────────
制作統括:西村 与志木
演出:黛 りんたろう

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