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2017年3月31日 (金)

プレイバック秀吉・(24)左遷寸前

一本の矢はたやすく折れるが、三本束ねると強い。
名将・毛利元就の三人の息子たちは、
三本の矢が如く結束して中国地方に強い勢力を誇った。

信長軍団にとって、今や毛利は最大の敵。
その難敵に対するのが、我らの羽柴秀吉。

播磨の姫路城に本拠を構えた秀吉は、
旗色を鮮明にしない武将たちの中で苦戦していたが
ついに、ある条件付きで備前の大名
宇喜多直家を味方につけようとしていた。

2万の兵を手に入れ、戦線を大きく前進させる。
宇喜多調略は、毛利攻めの決定打であった。

その条件は、領主直家を殺さず
領地も取り上げないという寛大なもの。
しかし信長がこの条件を許すはずがない。
危険な賭けに出た秀吉……さあどうなる──!?


「日吉が斬られる──!?」
おねが慌ててなかの耳に入れると、
なかは声を上げて驚きます。


播磨から安土に戻った羽柴秀吉は、
織田信長に対して決死の対面を求めます。

宇喜多直家を調略できるのですが、
それは、信長から本領安堵の朱印状さえもらえれば
すぐに毛利と縁を切り織田に乗り換えるというもので、
宇喜多とはその約定を果たした、という秀吉。

これでは、波多野と約定した明智光秀のケースと同じであり
秀吉の場合であっても誰かが命を落とさなければならないほど
問題なケースと考えられます。

大広間に信長が入ってきました。

宇喜多を調略できたのに安土に戻ってきたということは
宇喜多と何か約定を交わしてその許可を得るためだな、と
信長は秀吉の手法を充分に理解しておりますが、
本領安堵の約定で信長を諌めようという秀吉に、
刀を抜いて近づいていきます。

穏便に話をしましょう、と
慌てた吉乃は饅頭をふたりの前に差し出しますが、
信長はその饅頭を刀で突き刺し、秀吉の目の前に突き出します。
「食え」

食う前にひとこと、と
秀吉は徳川家康の一件について信長を諫言します。
一件とは、家康の正室・築山殿と嫡男・松平信康が
武田に内通したことで、信長は二名の死罪を命じたのです。

妻と子を殺された男は、殺した相手を恨むものです。
このままでは、織田は背後に
北条・武田・徳川の大軍の脅威を受けるようになります。

「秀吉……しばらく顔を見とうない」
刀を放り投げて、信長は出て行きます。


浜松城の徳川家康のところに、
信長からの処分の催促が届けられます。

妻と子を殺せと命じられて、簡単にはいと言えない家康は
織田と一戦交えるか、と考えています。

本多正信は、もし家康が織田と事を構えれば
たちまちのうちに包囲され徳川はつぶされてしまうとし、
徳川を守りたければふたりを処分することを勧めます。

もともとは、今川から離反した際に
ふたりから離れていればいいものを
家康の恩情で城を別にしたのみでほぼ咎め無しだったことが
今回の武田への裏切りへとつながったわけです。

安土城に赴いた家康は、信長のためとあらば
妻と子の命を差し出すことに何のためらいもないと言い張り
家臣たちの中には信長に反旗を翻そうという動きもあるが
恩があるのでそれをしないだけです、と弁明します。

家康はしたたかに、従う素振りを見せながらも
一方では信長を脅しています。


鷹狩りの途中、信長はふらりと秀吉屋敷に立ち寄ります。

なかお手製の瓜をほおばる信長に、なかは
親は子のために死ぬのは何とも思わないもので
秀吉のために安土城に人質に上がりますと言いますが、
信長は無用だと断ります。

「おね! サルにたまには文ぐらいよこせと伝えい!」
おねやなかたちは、ごもっとも! と平伏します。


宇喜多直家が毛利から織田へ寝返ります。
秀吉は、安土への道を一緒に行くことを約束します。


天正7(1579)年9月、有岡城に立て籠って
織田と交戦していた荒木村重が密かに逃亡し
織田軍はたちまち総攻撃を開始します。

城内にまで侵入した羽柴秀長と蜂須賀小六は
石牢に幽閉されている小寺官兵衛を発見。
救出します。


直家が安土城に入ったのは、
村重が有岡城を脱出して数日後のこと。

そして直家を追いかけるように、
救出された官兵衛も安土城に運ばれてきます。
よう生きておった! と秀吉は大感激です。

吉乃の横で寝たフリをしていた信長ですが、
官兵衛に手当てせよ、と命じ
ついに直家に本領安堵を認める書状を出します。


脚本:竹山 洋
堺屋 太一「秀吉」「鬼と人と」「豊臣秀長」より
音楽:小六 禮次郎
題字:森繁 久彌
語り:宮本 隆治 アナウンサー
──────────
[出演]
竹中 直人 (秀吉)
沢口 靖子 (おね)
高嶋 政伸 (小一郎)
赤井 英和 (石川微右衛門)

市原 悦子 (なか)

村上 弘明 (明智光秀)
斉藤 慶子 (吉乃)
高瀬 春奈 (お福)
松岡 昌宏 (森 蘭丸)
織本 順吉 (佐久間信盛)
篠田 三郎 (丹羽長秀)

西村 雅彦 (徳川家康)
誠 直也 (石川数正)
高松 英郎 (林 佐渡守)
──────────
大仁田 厚 (蜂須賀小六)
伊武 雅刀 (小寺官兵衛)
──────────
宍戸 錠 (本多正信)

渡 哲也 (織田信長)
──────────
制作統括:西村 与志木
演出:柴田 岳志

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