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2017年5月 5日 (金)

プレイバック秀吉・(34)女の天下獲り

信長の正統な後継者を決める会議が
ゆかりの城・清洲城で開かれようとしていた。

織田家筆頭家老にして、北陸方面軍司令官・柴田勝家。
ナンバー2の、四国方面軍司令官・丹羽長秀。
そして、明智光秀を討ち勢いに乗る中国方面軍司令官・
羽柴秀吉が、虎視眈々と主導権を狙っていた。

その中で、会議を牛耳ろうとしていたのは
実力ナンバー1の柴田勝家である。
天下取りを目指す秀吉、
果たして勝家を攻略する秘策はあるのか──。


天正10(1582)年6月27日・清洲城。

明智光秀を討ち果たし、少々天狗になっている羽柴秀吉に
母のなかはひとこと言ってやりたいと、
首根っこを掴まえて引っ張って行きます。

「サルが木に登っておる」
なかは、こういう時に気をつけなければならないのは
人の嫉妬だ、と言いたいのです。

しかしそれは、心から息子を説教したいのではなく
天下を獲るために、こういう時にこそ
方々に頭を下げて嫉妬心を食って回らないと
天下は取れない、と応援しているのです。

「おみゃあさんが天下人にならンで、誰がなる!?」
なかは、装束を脱いでふんどし姿になった秀吉の
背中をパンパンパンと叩きます。


評定が始まります。

そこに現れたのは、柴田勝家、丹羽長秀、前田利家。
加えて羽柴秀吉と、北条氏との戦いで地獄を見た滝川一益。
さらに信長次男の北畠信雄と、三男神戸信孝。

信孝は信雄よりも数日早い生まれでしたが、
母親が坂氏である信孝よりも、
吉乃を母に持つ信雄の方が上ということで次男にされました。
ただ、奥病な信雄を信孝は軽蔑しております。

この評定では、信長の正式な後目を決めるもので
織田家家臣団の半分は勝家の意見に従うという声ですが、
一方では、信長を滅ぼした光秀を仇討ちした秀吉こそが
勝家よりも上回る立場になるべき、という声もあります。

勝家は、後詰めとはいえ、丹羽長秀とともに
光秀討伐の戦に出た信孝を後継者に指名。

ただ、秀吉は
信長の後継者に信孝がになっても信雄がなっても
兄弟喧嘩から血が流れるのは必至、と見て
父とともに滅んだ織田信忠の嫡男・三法師を提案します。

わずか三歳の三法師が後継者というのも驚きですが、
その親代わりとして誰がなるか、という話になったとき
一益は当たり前のように、勝家を推挙しますが、
長秀は、勝家が親というのは納得できないと意見します。

一益は立ち上がり、備中高松城からの中国大返しには
手回しの良さからいささかの疑念あり、と言い出し
家臣団がみな殺気立ったとき、
鞠が1つポーンと転がってきます。

鞠を拾いにきたのは、お市の長女・茶々です。
「サル殿は明智討ちをなされた。サル殿の天下じゃ」

茶々が退出し、突然腹を押さえ始めた秀吉は
あとの評定は勝家に任せ、厠に向かって直行。

ところが、あ! と振り返った秀吉は
おねの入れ知恵通り、勝家とお市をくっつけます。
「いつまでもお一人というわけにはいくまい」


夕方。

秀吉が三法師の相手をしていましたが、
疲れ果てて眠ってしまっているところに
長秀が報告に現れます。
「祝着に存ずる。後目は三法師様と決しましてございます」

評定では、今度は明智領の分配について話し合われていますが
秀吉は、またもおねの入れ知恵通り、長浜城を勝家に差し出し
領地分配も勝家の思うようにすればいい、と委任します。

そこに遊び相手を求めて三法師がやってきて
秀吉に抱きつきます。
「織田信長様の正しき後目にて、三法師様にござーる!」

秀長の号令で、一同は三法師、
ひいては三法師を抱いている秀吉に平伏します。


脚本:竹山 洋
堺屋 太一「秀吉」「鬼と人と」「豊臣秀長」より
音楽:小六 禮次郎
題字:森繁 久彌
語り:宮本 隆治 アナウンサー
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[出演]
竹中 直人 (秀吉)
沢口 靖子 (おね)
高嶋 政伸 (秀長)
岡本 健一 (仲蔵)

松 たか子 (茶々)
頼近 美津子 (お市)
中村 あずさ (おまつ)
大仁田 厚 (蜂須賀小六)
篠田 三郎 (丹羽長秀)

中尾 彬 (柴田勝家)
段田 安則 (滝川一益)
──────────
伊武 雅刀 (黒田官兵衛)
渡辺 徹 (前田利家)
──────────
市原 悦子 (なか)

真田 広之 (石田三成)
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制作統括:西村 与志木
演出:佐藤 幹夫

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