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2017年6月 6日 (火)

プレイバック秀吉・(43)花戦さでござる

秀吉の勢力範囲は着々と広がっていた。
九州を平定後、関東以北の支配が課題となった。

そして天下取りの総仕上げが小田原の合戦であった。
敵は関東の覇者・北条氏直。
ここで秀吉は空前絶後の作戦を展開した。

号令一下、21万の兵士を招集。
満員の東京ドーム5杯分の数である。
陣中では、花見に茶会の遊興ざんまい。

数ヶ月に及ぶ持久戦も何のその。
余裕の秀吉は敵の目の前に城まで築いていた。
世に言う「石垣山一夜城」。
周囲には、京・大坂を凌ぐ大都会が出現した。

関白の富と力を見せつけ、秀吉は真の天下人となる──。


豊臣秀吉の子・お棄は「鶴松」と名付けられ
豊臣家の世継ぎとして大坂城に入ったままです。


おねは、豊臣家の子として自分の元に来たときのために
子どもをあやしたり子守唄を聴かせたりする練習をします。

一方で、徳川家康の正室として再嫁し、
大政所(なか)の見舞いに戻れ、との家康の気遣いで
豊臣に戻ってきた旭姫(さと)ですが、
病に倒れてしまい、元夫・仲蔵の名をうわ言で呼ぶばかりです。

おねや豊臣秀長は、さとの命あるうちに再会させてやりたいと
仲蔵の行方を探していますがまだ見つかりません。


なかが賊に襲われます。
賊は、石川五右衛門です。

無論、殺されてしまったりゅうの仇をとろうと
鶴松の居場所をなかに聞き出そうとしますが、
なかは、「殺して! 殺して! かあちゃんを殺せ!!」と
五右衛門に抱きつきます。

なかを突き放した五右衛門は、刀を振り上げ
なかが倒れているすぐ近くの畳に向けて
刀を突き刺します。
「鶴松を殺してやる、必ず……サルめ!」


天正18(1590)年正月。
高野山で仏門に帰依していた仲蔵を発見し、
大坂城に連れてきました。

さとと久しぶりの対面です。

仏門に入ったからには、
俗世のことは見ることも聞くことも出来ないと
チラリと一目見ることすらしない仲蔵でしたが、

人を助けるのも坊さんの役目、と竹阿弥が言い
仲蔵はようやく、さとをおぶって
さとの願いを叶えてあげます。

さとは、これから1ヶ月もせぬまま
帰らぬ人となりました。


千 利休のところに、
北条家に入っている弟子の山上宗二から
和睦を打診する書状が送られてきました。

そうと知って、石田三成が利休の部屋にやってきます。

後々、宗二と内緒のやり取りがあったと
告げ口されてはかなわぬからと、
利休は宗二からの書状を三成に見せようとしますが
三成は笑って断ります。

用がないなら帰れ! と立ち上がる利休ですが、
淀殿よりの御用を申し渡す、と言われてカチンときます。
「このわしに物申せるのは、太閤殿下と天子さまのお二人だけや」
うつけものめ、と三成を睨みつけます。

茶人が武士を怒鳴りつけるとは……と
その反応に三成は噛みつきます。
「これは、天下の統制の乱れの元となる」

冬咲くサクラを100枝、宗二に命じて届けさせよ、
とだけ伝えると、三成は去って行きます。

知らん! とシカトしようとする利休ですが、
秀吉の小田原攻めの時に宗二が桜を準備しなかったと
言いがかりをつけられたら……とお京は心配します。


2月13日、おねとなかは鶴松に対面できるということで
大喜びで淀の居室に向かいますが、そこには……。
北条氏直が淀のために用意したという
“冬咲くサクラ”で満開の中にいる淀と鶴松です。

正室のおねにはわずか数枝、そして淀には100枝と、
まるで淀が正室のような扱いになかは大激怒。
後から入ってきて鶴松を抱き上げ、
大喜びの秀吉をひっぱたきます。


「わしは……まもなく死ぬわ」
秀長は、秀吉の前でぽつりとつぶやきます。

病は気から、と秀吉は励まし、
庭に大きな丸を書いて相撲を取ります。
若い頃は、道の普請で力もあった秀長ですが
病気がちな今は、秀吉に押されて倒れてしまいます。


秀吉は、小田原の北条攻めに
21万の大軍を率いて出陣します。

おねも秀長も大坂城でお留守番です。

秀長は、おねが秀吉と結婚して以来
百姓の自分をただの一度も蔑むことなく
接してくれたことに感謝を言います。

おねが秀吉を淀にとられた口惜しさは
秀長には手に取るように分かります。

豊臣家を淀に奪い取られるぐらいなら、
いっそ家康に渡した方がいい、とおねに伝えます。
自分が死に、秀吉が死に、おねひとりが生き残ったら
家康を頼れと言っているのです。


小田原の秀吉本陣では
宗二が秀吉の前に連れ出されます。

三成の取り調べによると、宗二は
ゆゆしきことを言い出したのです。
本能寺の変のこと、徳川の画策、
利休もそれを知っていた、と。

「しばらく!」
本能寺を穢し、討たれた信長も討った光秀も穢した宗二を
殺せと命じた秀吉に待ったをかける利休。
秀吉は、利休を冷酷な瞳で睨みつけます。


脚本:竹山 洋
堺屋 太一「秀吉」「鬼と人と」「豊臣秀長」より
音楽:小六 禮次郎
題字:森繁 久彌
語り:宮本 隆治 アナウンサー
──────────
[出演]
竹中 直人 (秀吉)
沢口 靖子 (おね)
高嶋 政伸 (秀長)
赤井 英和 (石川五右衛門)
細川 直美 (さと)

財津 一郎 (竹阿弥)

松 たか子 (淀)
田村 英里子 (たま)
川上 麻衣子 (おかつ)
高瀬 春奈 (お福)
岡本 健一 (仲蔵)
中村 あずさ (おまつ)

西村 雅彦 (徳川家康)
香山 美子 (お京)
渡辺 徹 (前田利家)
──────────
市原 悦子 (なか)

宍戸 錠 (本多正信)

真田 広之 (石田三成)

仲代 達矢 (千 利休)
──────────
制作統括:西村 与志木
演出:大友 啓史

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