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2017年6月 9日 (金)

プレイバック秀吉・(44)秀長、逝(ゆ)く

織田信行:勝家……裏切ったな!!
──織田信長、弟信行を暗殺。

骨肉相食(あいは)む戦国乱世、
兄弟すら権力の争奪戦に巻き込まれ、憎み殺し合う。

そんな時代に、
奇跡のパートナーシップを発揮した弟がいた。
大納言・豊臣秀長である。

奈良県大和郡山、秀長の築いたこの城は
114万石の大名の居城としては質素である。
秀吉の補佐役に徹した秀長の人柄を忍ばせる。

持ち前の調整力で、
古くからの寺社や公家の利権が入り組むこの地を
一度も落とすことなく治めた秀長。
土地の人は、今も秀長を“大納言さん”と読んで慕っている。

秀吉の夢を実現することにのみ喜びと感じた男・秀長。
兄への大きな愛が、豊臣家を支えたのだった──。


小田原・秀吉本陣──。

連れ出された山上宗二は、
豊臣秀吉の命によって斬り殺されてしまいます。

「あなた様は本能寺の変、ご存知であられた? お答えを」
静かに追及する淀に、首を振る千 利休です。

ただ、本能寺前夜に信長にあったことを徳川家康に言われると
利休は黙って頷きます。
そしてそのまま土砂降りの中を下がります。

秀吉は家康に、戦が終わったら
北条の旧領をそのまま徳川に与えると命じます。
家康は、三成を睨みつけて本陣を後にします。


利休の部屋に入った秀吉に
「筑前!」と呼び捨てにした利休。
殿下、と呼んで来たのは世間に対する気遣いなのですが
一番弟子に吊るし斬りを命じた秀吉には、敬称はつけません。

利休は、本能寺前日に織田信長と交わした会話を秀吉に披露します。
茶の道を下に置こうとする信長を見限って茶頭を下りようとした利休に
民百姓のために懸命に働く秀吉の茶頭になれ、と言われたこと。

秀吉としては、そんなことよりも異変が迫って来ていることを
信長の耳に入れて欲しかったのですが、
本能寺当時の秀吉のために茶を点てたかったそうです。

秀吉は、利休が差し出した花生けを蹴飛ばします。


石田三成によって京・大徳寺に連れだされた利休。
その三門には利休の像があります。

三成は、秀吉が参拝する時に
利休の股の下をくぐらせることを問題視します。

そうきたか、と笑う利休は
豊臣の頭となるつもりか、と三成を問いつめますが、
三成は涼しい顔です。
「悪いか」


7月、北条を滅ぼし
天下統一を成し遂げた秀吉は
久しぶりに京へ戻ります。

鶴松を抱き上げていた秀吉は、
病を押してやって来た秀長と対面します。

秀長は、利休を罰してはならない、と兄を説きます。
利休を殺せば、それは家康の思うつぼで
三成が朝鮮や明に攻め入って
無駄に血を流すだけだ、というのです。

何も物を申すな、と秀吉は秀長を怒鳴りつけ
何も聞かない姿勢を貫きますが、
秀長は、天下人なのだからもっと賢くなってもらわなければ
困る、と言い置くと、そのままフラフラと帰っていきます。

秀吉の元から、利休が去り、秀長が去り、
みな秀吉を見捨てて行きます。
「死ねよ。勝手に一人で死ねばよいわ」


いよいよ秀長が危ないらしいです。

一緒に大和郡山へ、と誘うともに
秀吉はおねに代わりに行けと命じます。
自分が行けば秀長は頑張るだけで
そんな頑張る弟、死に行く弟を見ていられないわけです。


天正19(1991)年1月、秀長は危篤状態に入り
22日の朝、身まかります。

その知らせを受けて、秀吉は初めて大和郡山に向かいます。

「このわしより先に死におって!」
そう目を背ける秀吉に、竹阿弥は隣の間の襖を開けます。

そこには、大量に積み上げられた金、金、金!
兄者の夢のために使え、と遺言したようです。

秀吉は、積み上げられた金の棒を投げつけ
秀長が自分のために働いて来た日日を思い出して泣き崩れます。


脚本:竹山 洋
堺屋 太一「秀吉」「鬼と人と」「豊臣秀長」より
音楽:小六 禮次郎
題字:森繁 久彌
語り:宮本 隆治 アナウンサー
──────────
[出演]
竹中 直人 (秀吉)
沢口 靖子 (おね)
高嶋 政伸 (秀長)
深浦 加奈子 (とも)

財津 一郎 (竹阿弥)

松 たか子 (淀)
香山 美子 (お京)
ビートキヨシ (長助)
西村 雅彦 (徳川家康)
渡辺 徹 (前田利家)
──────────
市原 悦子 (なか)

宍戸 錠 (本多正信)

真田 広之 (石田三成)

仲代 達矢 (千 利休)
──────────
制作統括:西村 与志木
演出:佐藤 幹夫

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