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2017年7月21日 (金)

プレイバック葵 -徳川三代-・(06)多国籍軍

徳川家康は生涯に多くの側室を持っていたが
お付きの侍女であったり町人であったり家臣の娘であったり
高貴な姫君などはひとりもおらず、その家柄は
決して高いとはいえない出身の娘ばかりである。

考えてみると、家康最初の妻・築山殿は
名門今川義元の姪であり、織田信長の逆鱗に触れ
長男松平信康とともに非業の死を遂げた。

2番目の正室・旭姫は豊臣秀吉の実妹であり
いわば政略結婚。
噂によれば器量芳しからず、出戻りの再婚であれば
さすがの家康も遠ざけたという話である。

2度の結婚にこりごりだった家康は
それからずっと独身暮らし。
手ごろの女をとっかえひっかえ。
身分の高い女は災いをもたらす、と思ったのかもしれない──。


徳川家康は、強引な政略結婚と武力威嚇で
今や並ぶ者なき独裁者となりつつありました。

この流れに服従を拒絶し反旗を翻したのが
会津120万石の上杉景勝。
家康は威信にかけて上杉を征伐せんと
諸大名に呼びかけで討伐軍を編成。

いわゆる「多国籍軍」です。


慶長5(1600)年6月・伏見城──。

大坂城を出発した家康軍は、伏見城に入って宿泊します。

家康の目論見は、大坂から会津へなるだけ遠く進んだら
今は蟄居謹慎している石田三成が、この伏見城を目がけて
全力で攻め込んでくるであろう、というもの。

わずか1,800の手勢で、この伏見は守れるか?
本多正信らと話し合っている時、元忠は笑います。
「今は一兵でも多くお連れ下さることが肝要」

家康に代わって伏見を守る鳥居元忠と酒を呑み交わし
家康の留守を任せます。


伏見で二泊した家康は、6月18日の昼食を大津城で摂ります。
大津城城主は京極高次、実の姉は秀吉の側室・松の丸殿、
妻のお初は淀殿の実妹、お江の実姉です。

それだけに、高次は石田三成寄りであるとも考えられますが
家康は、もしもの時には三成の味方“のフリ”をせよ、と言います。


上杉討伐軍は鈴鹿峠を越えたようです。
今のペースで江戸へ行き、会津へ向かった場合
7月中旬には戦が始まるでしょう。
三成は、ちょうどその頃が正念場、とつぶやきます。

家康から、願ってもないお土産が届きます。

三成自身は蟄居謹慎の身なので、会津征伐のお供が出来ず
代わって嫡男石田重家を大谷吉継に付き従わせたいという
親の切なる願い出が聞き届けられ、
その重家が人質から解放されて佐和山に戻ってきたのです。


6月20日夜、家康は四日市から海路で三河湾に入り
三河吉田から東海道を東へ。
周辺の大名は遊軍ゆえ、
日に日に軍隊が膨らみ続けています。

さらに、沼津・三島を経て、27日には箱根峠を越えます。
その夜は相模小田原、翌28日には藤沢に宿泊、
29日には鎌倉の鶴岡八幡宮に立ち寄ります。

そして7月2日、軍勢はついに江戸城に到着。
55,000の大軍に膨れ上がっていました。


7月3日、三成の佐和山城を大谷吉継が訪問していました。

そもそもは吉継の参陣に重家も従軍する予定でしたが、
三成は、それを突然拒絶。
吉継にも会津行きを見合わせるように言い、
家康不在のこの時に挙兵したいと告白するのです。

家康は256万石、三成は20万石にも満たず。

しかし三成は毛利輝元ら西国の大名と連携して
一緒に挙兵するという約束を取り付け、
しかも上杉景勝と気脈を通じて、
家康を挟み撃ちする計画で吉継を説得しますが、

3日3晩の説得でも、吉継は首を縦に振らず。
「わしは聞かなんだことにいたす」


11日、今度は毛利一族の
スポークスマン・安国寺恵瓊が三成を訪問します。

挙兵に及び、仮に三成が勝ったとしても
三成が天下人として天下に号令するわけではなく
あくまでも己の得は2の次である三成に、
それはいささか剣呑、と注意を促した上で、

もし毛利家が三成に加担するならば
・家康追放のお墨付きを豊臣秀頼よりもらうこと
・増田長盛と長束正家と前田玄以の三奉行に
 同心することを誓約させること
・徳川滅亡のときは、執政の首座に毛利輝元を置くこと

これらはすべて恵瓊の一存で
輝元は一切与り知らぬこと、らしいです。

そんな時、吉継が軍勢を率いて佐和山に到着します。
「儂は腹をくくった。お主とともに死ぬるわ!」

三成、いよいよ挙兵の密謀が始まります。


作:ジェームス 三木
音楽:岩代 太郎
題字:ジェームス 三木
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[出演]
津川 雅彦 (徳川家康)
岩下 志麻 (お江)
神山 繁 (本多正信)
宍戸 錠 (本多忠勝)
──────────
竜 雷太 (蒲生郷舎)
内藤 武敏 (石田正継)
小野寺 昭 (京極高次)
細川 俊之 (大谷吉継)
財津 一郎 (安国寺恵瓊)
夏八木 勲 (島 左近)

江守 徹 (石田三成)
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中村 梅雀 (語り・水戸光圀)
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山田 五十鈴 (於大)
波乃 久里子 (お初)
小林 稔侍 (片桐且元)
小川 眞由美 (淀殿)
西田 敏行 (徳川秀忠)
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制作統括:川合 淳志
演出:尾崎 充信

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