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2017年9月 8日 (金)

プレイバック葵 -徳川三代-・(20)二元政治

新田義重の子・義季が初めて徳川姓を称し
その子孫・松平親氏が松平家の養子となり
徳川家康までは代々松平姓を名乗った。

そして永禄9(1566)年、
三河を統一した家康は朝廷に願い出て、
由緒正しい本家の徳川家を称した。

……というのは真っ赤な嘘!?

徳川家は新田家の子孫ではなく藤原姓を名乗っていたが、
征夷大将軍は源氏の末裔でなければならないという
条件をクリアするため、こっそりと系図を変えていた。

系図詐称と大騒ぎすることなかれ。
この時代のこういった詐称はさほど珍しいものではなく
太閤秀吉も豊臣家の系図をでっちあげている──。


慶長10(1605)年5月10日。
徳川家康は六男・松平忠輝を
将軍徳川秀忠の名代として大坂城に遣わし
将軍宣下の了承を求めます。

了承も何も朝廷が決めたことなので、と
淀殿は“とりあえず”祝賀を述べますが、
それはもちろん本心からではありません。


宣下後、江戸への帰路に清洲城に立ち寄った秀忠は
弟・松平信吉と対面します。

信吉は、今はどうにか均衡を保っているものの
もし父が死んだら均衡は崩れるので、今のうちに
豊臣家はつぶしておくべきと主張します。
「攻撃は最大の防御なり」


6月4日、秀忠は江戸城に戻ってきました。
ついで10月28日には、家康も江戸城に到着します。

秀忠が将軍となっての初仕事は、
自らが発案というよりは、今のところは家康の指示通りに
事を一つ一つ成していくだけなのですが、
それもまあ、仕方ないことですよね。


慶長11(1606)年正月、奉行が下総の領民に幕府の許しなく
勝手に捕獲を許したということで家康がかなりお怒りだそうです。
切腹は免れぬ! と大久保忠隣が脅した上で
秀忠に判断を仰ぎますが、

自分としては切腹させてまでも……と思うし
しかし切腹にしなければ家康の怒りは解けないと聞いて
厳正を処すためにも切腹しか方法がないのかとも思うし、
で判断に迷います。

本多正信が、家康に意向を聞いて来ると言うと
「おおそうじゃ、それがよい」と家康は正信に一任します。

家康の鷹狩りの陣に赴いた正信は、
秀忠が家康の顔色ばかり窺っていて
将軍としての職務を全う出来ないと遠回しに訴えます。

家康は、正信ら家臣たちがしっかりしていれば
自分が要らない口出しをすることもないと叱り上げます。
奉行たちはいったん解任させ、蟄居を経て
春ごろに復職させてやれ、と正信に命じます。


家康は隠居所を駿府に作り、そこに移る考えを示します。
家康まで江戸にいては、前将軍の最良に頼りっぱなしで
秀忠のためにならないと思ったのです。

口を閉ざすのは無理だと笑う伊達政宗に
100両賭けてもよいぞ? とムキになる家康でしたが、
一つだけやり残したことがあった、と真顔になります。
「豊臣家の処遇にござりまするな?」

政宗は、秀頼を家康が引き取って養育し、
一大名としてしまうことを提案します。
大坂に置いておいては、目の届かないうちに
西国の外様大名たちに担がれてしまいかねません。


お江がまた身ごもりました。

家康は15人子どもがおりますが
妻たちが産んだ子どもの数は、せいぜい1人か2人。
ところがお江は1人で7人目です。
それはそれでとても驚くべきことであります。

家康は、江戸城の本丸御殿が完成したら
本丸には将軍秀忠と御台所お江が移り
西の丸には世継ぎの竹千代が移る予定です。

3月15日、家康は江戸城を出発し京へ向かいます。


6月1日、お江が7人目の子どもを出産します。
竹千代の弟・国千代です。
「今度の子は、誰にも渡しとうござりませぬ」
自分の手で養育したい、と秀忠に訴えます。

竹千代のことで不憫な思いをさせたと感じる秀忠は
国千代に関しては多少目をつぶらねば、と思っています。


作:ジェームス 三木
音楽:岩代 太郎
題字:ジェームス 三木
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[出演]
西田 敏行 (徳川秀忠)
尾上 菊之助 (豊臣秀頼)
三林 京子 (阿茶局)
寺泉 憲 (松平忠吉)
石田 太郎 (大久保忠隣)
清水 綋治 (榊原康政)
──────────
すま けい (伊達政宗)
保坂 尚輝 (大野治長)
五大 路子 (於茶阿の方)
渡辺 いっけい (本多正純)
神山 繁 (本多正信)

津川 雅彦 (徳川家康)
──────────
中村 梅雀 (語り・水戸光圀)
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樹木 希林 (お福)
小林 稔侍 (片桐且元)
蟹江 敬三 (福島正則)
小川 眞由美 (淀殿)
岩下 志麻 (お江)
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制作統括:川合 淳志
演出:重光 亨彦

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