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2017年11月 7日 (火)

プレイバック葵 -徳川三代-・(37)忠直の乱心

元和6(1620)年6月18日、
二代将軍徳川秀忠の第五女・和姫は
その名も和子(まさこ)姫と改め
後水尾天皇の女御となった。

これで徳川家康の悲願は成就し
天皇家と徳川家は婚を通じて親戚となった。

この時、秀忠とお江の方との間には二男五女があり
17歳の嫡男竹千代は元服して徳川家光の名を賜った。
15歳の次男国千代も元服し、徳川忠長の名を賜った。

豊臣秀頼と死別した千姫は播州姫路城の本多忠刻に再嫁し
次女珠姫は加賀金沢城の前田利常の正室、
三女勝姫は越前北の庄城の松平忠直の正室、
四女初姫は越前小浜城の京極忠高の正室。

五女和姫は後水尾天皇に嫁いだのである。
さらにお江には先夫羽柴秀勝との間に完子があり
関白九条忠栄の正室である。

そして秀忠にはお手つきの侍女・お静が生んだ幸松がおり
秀忠は内々に信州高遠に遣わし、保科正光の養子とした──。


元和6(1620)年10月・江戸城。

和子姫の母親代わりとして京都御所に遣わされた阿茶局が
その秋にいったん江戸城に戻ってきました。
阿茶局の話では、和子姫はいたって壮健です。

朝な夕なの宮中作法・有職故実を学び、
間断なく訪れる大名たち公家たちの挨拶を受け、
和歌の会や宴など目が回るほどの忙しさだそうで。
でありながら、阿茶局では宮中での通りが悪かろうと
民部卿の名を与えるなど、優しさも見せてくれます。

今のところ後水尾天皇のお渡りは一度もありませんが、
いつかは必ずや、お四御寮人からこちらに気持ちを、と
いう願いは阿茶局は持っているようです。

「くれぐれも和姫の……和子姫のこと、よろしくお頼み申します」
秀忠は阿茶局に頭を下げます。


後水尾天皇が初めて女御御殿を訪れたのは
閏12月16日でした。


元和7(1621)年2月、越前北ノ庄で騒動が勃発します。
北ノ庄城主・松平忠直は、家康次男・結城秀康の嫡男で
正室勝姫は秀忠三女であります。

忠直は、家来・永見右衛門佐の母親を夜伽に所望したとかで
それに精一杯の抵抗で、右衛門佐が出仕しません。
右衛門佐の母も落飾して仏門に入りました。

本多成重の提案で、出仕して不忠を詫びつつ時間を稼ぎ
その間に勝姫経由で将軍家に事の次第を報告し
諌めてもらうということも考えますが、
大激怒の忠直は右衛門佐の屋敷に向けて
兵300を送り成敗させます。

通常であれば家老を江戸に呼び出して事情聴取するか
江戸から使者を遣わして事情聴取するかですが、
怒り心頭の秀忠は、忠直自身を江戸に呼びつけて
厳しく吟味せよと土井利勝に命じます。

「ゆゆしき仕儀……身内じゃからこそ厳しく遮断せねば」
身内ゆえに内々の処置を、と勧める本多正純に
秀忠は、家康が不行状の六男松平忠輝を
改易したことを例に出し黙らせます。

とはいえ、秀忠も忠直が不憫だと感じています。
世が世であれば、家康の長子として秀康が2代将軍、
その子忠直が3代将軍となったものを
そのチャンスが逃げて行ったわけですから。


幕府に呼びつけられた忠直は
9月の参勤時に登城すると返答したまま
その時期になっても一向に登場する気配なく。

10月、江戸に参勤したのは
7歳になる忠直の嫡男・仙千代と
母の勝姫(秀忠三女)であります。

秀忠は娘の勝姫に、忠直の病気がいつ癒えるか
(=参勤がいつになるか)を問います。
勝姫はとまどいつつ、来年3月には、と答えますが、
それまでは勝姫と仙千代を江戸城で預かることにします。

秀忠は、参勤しないのは言うに及ばず
名代としてわずか7歳の子を遣わし
幕府を愚弄するにもほどがある、とご立腹。
改心しなければ忠輝同様、改易もあり得ると釘を刺します。


元和8(1622)年3月3日。
松平忠直は参勤の途につきますが、
越前北ノ庄から美濃関ヶ原に差しかかった時
「江戸には行けぬ」と言い出します。

家康の夢、父秀康の夢、将軍秀忠の夢を見て
みな己の不行状を攻め立て
恐ろしい顔で切腹をと責められています。
恐くなった忠直は越前へ戻っていきます。


越前へ戻ったと聞いた秀忠は
「またか!」と怒りを露にします。


作:ジェームス 三木
音楽:岩代 太郎
題字:ジェームス 三木
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[出演]
西田 敏行 (徳川秀忠)
尾上 辰之助 (徳川家光)
三林 京子 (阿茶局)
石倉 三郎 (青山忠俊)
渡辺 いっけい (本多正純)
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大和田 伸也 (立花宗茂)
不破 万作 (本多成重)
山口 果林 (中和門院)
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中村 梅雀 (語り・水戸光圀)
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金田 龍之介 (天海大僧正)
林 隆三 (土井利勝)
岩下 志麻 (お江)
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制作統括:川合 淳志
演出:尾崎 充信

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