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2017年11月21日 (火)

プレイバック葵 -徳川三代-・(41)御対面

花は散り星は流れても、我が胸に深くひとすじの道
『彰往考来』往きたるを彰らかにし来たるを考う。

例によって訃報である。

元和10(1624)年2月29日、
幕府重臣・板倉勝重死去、享年80。

寛永元(1624)年7月13日、元広島城主・福島正則
信濃川中島の配所にて死す。享年64。

9月6日、高台院北政所、京都にてご逝去、享年83──。


寛永2(1625)年正月、将軍徳川家光は
江戸城西の丸を訪れ大御所徳川秀忠に年賀の挨拶をしますが、
家光が言い出した天皇行幸に、秀忠は大反対の立場です。
もともと武士は朝廷の守護職であるからです。

ただ、家光は何も武家が朝廷の上にしようなどと
考えているわけではありません。
朝廷の威光を笠に着て、公家衆が武家を侮るのが我慢ならず
天皇行幸によって武家の地位を向上させたいだけなのです。

天海大僧正は、天皇行幸は至難の業だとしつつも
ことの是非はともかくとして、今の朝廷と幕府の関係性に
一石を投じる意味でも有益であると評価します。

1月27日、家光は京都御所に使者を遣わして新年を賀し
武家伝奏を通じて関東への天皇行幸を奏請したのです。
しかし、当たり前と言えば当たり前ですが
御所からは何も言ってきません。

しびれを切らした家光は来年4月に自ら上洛し、
行幸について直談判することにします。
3月3日には全国の諸大名に来年の上洛計画を伝え
将軍に随行する準備に入れと命じます。


4月10日、江戸に到着した関白・近衛信凞は家光と対面。
かねてから申し入れていた行幸の件ですが
前例がないという理由で意に沿いかねるという返答です。

家光は、自分は武家伝奏に恥をかかされたと大激怒です。


尾張の徳川義直に、嫡男五郎八丸が誕生します。

五郎八丸誕生は、このままでは将軍の座は
尾張家に行くことを示しておりまして、
常高院は妹・お江にはっぱをかけますが、

お江の役割としては、浅井家の血筋を残すことが第一で
和子入内により天皇家にも、そして完子結婚により
九条家などの御摂家にも血筋が残っているとのんきです。


8月9日、江戸城本丸で
御台所の尊称がお江から鷹司孝子に移されます。

再び解任した和子は姫君を生み、
そして家光と孝子との間は相変わらずで
秀忠は非常に頭が痛いです。


家光が近郊で鷹狩りを楽しんでいたときのこと、
近くの寺に似つかわしくない仏像があり、住職に尋ねると、
住職は尋ねたのが将軍家光であることを知らないまま
将軍御落胤の健康無事を祈る寺である、と教えてくれます。

家光は秀忠に、ことの真偽を確かめます。

秀忠が侍女のお静に生ませた子は幸松丸と言い、
当年15歳。
当初は比企尼屋敷で匿っておりましたが、
お江の疑いがあり信濃高遠の保科家に預けているそうです。

家光は、まだ見ぬ弟の姿を一目見たいと秀忠に懇願し
秀忠は密かに、信濃高遠へ使者を遣わします。


秀忠は仙台から伊達政宗を呼び出し
江戸への天皇行幸についての考えを問います。

かつて徳川家康は関白豊臣秀頼を誘いだすのに
二条城を会見場としたことがありました。
その会見の日から主従が入れ替わったという
二条城は重要な拠点であります。

政宗はそれを思い出し
御所と目と鼻の先である二条城であれば
武家の領地でありながら
行幸への敷居も低くなる、と言ってくれます。


9月、幸松丸は養父・保科正光に従って登城。
躊躇する秀忠の腕を掴み、家光は対面の場へ。

家光は興味を持って幸松丸にいろいろ尋ね
印象はかなりいいようです。
駿府城に行った徳川忠長とは
同じ弟と言っても天と地の差です。

利発に成長した息子を見て秀忠は涙ぐみ、
腰刀を幸松丸に与えます。
「元服の後は、将軍がきっと引き立ててくれようぞ」

涙を流す秀忠を見て、幸松丸も大泣きです。
もしかしたら幸松丸は、実父が秀忠その人であることを
密かに知っていたのかもしれません。


作:ジェームス 三木
音楽:岩代 太郎
題字:ジェームス 三木
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[出演]
西田 敏行 (徳川秀忠)
尾上 辰之助 (徳川家光)
天宮 良 (井上正就)
森田 順平 (三条西実条)
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すま けい (伊達政宗)
中江 有里 (鷹司孝子)
波乃 久里子 (常高院)
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中村 梅雀 (語り・水戸光圀)
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樹木 希林 (お福)
金田 龍之介 (天海大僧正)
林 隆三 (土井利勝)
岩下 志麻 (お江)
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制作統括:川合 淳志
演出:渡辺 一貴

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