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2017年11月24日 (金)

プレイバック葵 -徳川三代-・(42)二条城行幸(ぎょうこう)

寛永2(1625)年4月22日、かつて徳川家康と覇を競った
毛利輝元が長州萩城にて逝去、享年73。

5月27日、家康長女で奥平信昌に嫁いだ
亀姫が美濃加納にて病没、享年66。
これで家康の16人の子どものうち姫君はすべてご他界、
残るは三男徳川秀忠、六男松平忠輝、九男徳川義直、
十男徳川頼宣、十一男徳川頼房のみ。

家康遺命の第一は、家督は長子が相続すべきこと、
第二は、将軍家に世継ぎなくば尾張紀州より選ぶこととあり、
7月、尾張義直に待望の嫡男・五郎八丸が誕生。
四代将軍レースの第一候補というべき男子である。

さて、徳川家光の女嫌いは本当であるのか?
母親が強すぎれば、まれに女嫌いになる可能性があると
これは心理学の先生のおことば──。


寛永3(1626)年正月・江戸城西の丸。

かつて徳川秀忠が、次女珠姫の娘を家光の養女として
しかるべき大名に嫁がせると言っていましたが、
そのしかるべき大名が見つかった、と縁談話を持ってきます。
美作津山城主・森忠政の子、忠広であります。

珠姫は前田利常に嫁ぎ、
5人の子を成しながら若くして没しました。
将軍息女の輿入れ先は朱塗りの門の造営を許され
旧前田邸の東京大学赤門は、名残りを今にとどめています。


さて、伊達政宗発案の
天皇行幸を二条城にて行うという件ですが、
朝廷から色よい返事がありません。
催促しても、言葉を濁されるだけであります。

秀忠は、家光には恥をかかせられないと
政宗にハッパをかけます。

公家・烏丸光広が言うには、
天皇が行幸するためには、僧、公家衆、女官など
大人数の随行があり、その装束を仕立てるだけの
金子がない、と呆れた物言いです。

装束さえ整えば行幸に差し支えないのか、と
念押しした秀忠は、朝廷に対し5万両を届けさせます。


お江の容体が芳しくありません。
熱が続いており、お福は薬を届けます。

落ち着いていたお江でしたが、
千姫が再嫁した夫・本多忠刻が亡くなり
三たび江戸城に戻ってくることを知ると
「祟り……」と言って倒れてしまいます。


家光の後見として、秀忠は
家光に先んじて上洛することになりました。
江戸に戻ってくるまでの間、しばらくの不在です。

食は細ってきていますが、
病気を治して立派に出迎えます、と気強い返事です。


5月28日、関東・奥州の諸大名を従えて
秀忠は江戸城を出立します。
京都二条城への到着は6月20日です。

6月23日、武家伝奏・三条西実条が二条城へ。
秀忠は「二条城行幸の件、天皇には達しているのか」と
つまり天皇は行幸のことを知っているのかと
敢えて尋ねたわけです。

口ごもる実条に、秀忠は
これより10日のうちに行幸の沙汰がなければ
秀忠の宮中参内を見送って江戸城に引き返し
家光に嫁いだ鷹司孝子姫を返上する、と脅します。

幕府の締め付けに進退窮まった朝廷でしたが、
7月4日、ついに直答がありました。

二条城行幸の件は天皇が聞き届けた……ものの、
後陽成天皇の「聖忌御法会(せいきのごほうえ)」を終えて
喪が明けた後に行幸期日を決めたいとの申し出です。
後陽成帝の命日は8月26日であります。

秀忠は江戸城に早馬を走らせ、家光に上洛を求めます。
水戸頼房を始めとする譜代重臣たち1万とともに
家光は7月12日に江戸城を出立します。

家光が到着するまでの間、武家伝奏と
金地院崇伝や土井利勝たちとの間で調整が続けられます。


7月19日、駿府に到着した家光は
実弟徳川忠長に殿を命じ、21日に掛川に達しますが、
そこで忠長を召し出します。

大井川にかけた浮橋を直ちに打ち壊せと命じます。
西国の大名が謀反を起こした場合、その浮橋は
敵に利することにつながる、とご立腹です。

家光の命に納得できない忠長は、
家光を睨みつけて動きません。


8月18日、家光は宮中に参内し
後水尾天皇に拝謁して右大臣に任ぜられ
従一位に叙せられます。

そして9月6日、後水尾天皇は二条城に行幸。


江戸城では、お江が重体に陥っていました。


作:ジェームス 三木
音楽:岩代 太郎
題字:ジェームス 三木
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[出演]
西田 敏行 (徳川秀忠)
尾上 辰之助 (徳川家光)
酒井 美紀 (中宮和子)
大河内 奈々子 (千姫)
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三林 京子 (阿茶局)
すま けい (伊達政宗)
波乃 久里子 (常高院)
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中村 梅雀 (語り・水戸光圀)
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樹木 希林 (お福)
金田 龍之介 (天海大僧正)
林 隆三 (土井利勝)
岩下 志麻 (お江)
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制作統括:川合 淳志
演出:重光 亨彦

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