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2017年11月19日 (日)

大河ドラマおんな城主直虎・(46)悪女について

「信康を……斬ります」
徳川家康の嫡男・松平信康は、武田と内通した罪により
大浜城へ幽閉したのち死罪とすることに決まりましたが、
信康自身には内通は一切なく、認めておりません。

とはいえ、兄と慕い、実質は庇護者である織田信長に
一度言いがかりをつけられてしまったからには、
全員無傷でということはあり得ず
誰かが何らかの形で責任を取らなければなりません。

信康が支配していた岡崎城の武士たちは
いちようにやるせなさだけが強く心に残っています。


瀬名のご機嫌伺いに
偶然岡崎城を訪れていたおとわでしたが、
このような場にいることは不適当と考えたか
岡崎から井伊谷へ早めに引き揚げます。

今までのおとわだと、
信康を助けろと声を上げたかもしれませんが、
下手に関わって井伊谷に影響が及ぶのも
おとわの本意ではありません。


家康は、岡崎の武士たちから
信康とは今後一切関わらない旨の起請文を提出させ
榊原康政に信長へ届けさせます。

信康が大浜城に入ったという知らせを聞いた家康は
井伊万千代と小野万福を大浜城に派遣し
到着したばかりの信康を遠江堀江城へ移すと命じます。

家康の考えは、いったん織田に従ったと見せかけて
しばらく時間を稼ぎ、その間に徳川は北条と手を組む。
それが隣国武田への牽制にもなり、信康の助命を求めれば
認められるかもしれないと踏んだのです。

さて、家康が京の今川氏真に密書を送り、頼ったのは
北条との談判を依頼していたわけです。
徳川が一丸となって信康を守ります。


安土城では、織田家との窓口となっていた酒井忠次が
信康を堀江城に移したと報告を上げ、
さらには二俣城に信康を移して処刑を遅らせていることも
いろいろな事情をひっつけて織田方に弁明し続けます。

それもこれも、織田方がしびれを切らし始めたころ
あってはならないことが起きてしまいます。
瀬名が石川数正とともに出奔したのです。

残された文箱などを改めると、武田と内通していた証拠となる
勝頼からの書状が見つかります。
武田と内通していたのは信康ではなく、
瀬名であったわけです。

瀬名を処刑すれば信康は助かる。
誰もがそういう考えになりつつあります。
万千代は、本当に武田と通じているなら証拠を残すことはなく
これほど見え透いた狂言もない、と説得しますが、

家康は、武田に通じる道、二俣城に通じる道に追っ手を放ち
瀬名を見つけ次第、ひっ捕らえて首を刎ねよと命じます。


瀬名と数正は、井伊谷に来ていました。
通りかかったおとわと軽く会話を交わし、
そそくさと立ち去る瀬名でしたが、
おとわは瀬名の腕をグッと掴み、引き止めます。

自分が罪を被って、自分の首を差し出せば万事上手くことがいく。
瀬名がそう考えているのはおとわでも分かります。
であればお覚悟もお分かりのはず、と数正に遮られて
瀬名は立ち去ろうとしますが、

そこに現れたのは万千代と万福です。


瀬名と和正は、家康の策を聞き
信康が助かる手はずになっていることは理解できましたが、
このまま瀬名には罪を被ってもらおうと考える者たちもおり、
いま自分たちに追っ手が差し向けられていることも伝えられます。

そこで家康は万千代に、追っ手よりも先に瀬名を見つけ出し
井伊谷にてしばらく匿って欲しいとおとわに願い出ます。
「井伊は逃げる隠れるには慣れております」
おとわも、それがいいと賛成です。

それでも瀬名は、家康の策が必ず実るか疑問が残るとし
やはり信康が殺されるのではあれば、その前に自分が罪を被って
大好きな夫と、大好きな息子のために命を使いたいと言います。

「お家のために命を捨てるは己の本懐
 ……死んでゆくヤツはみな、さようなことを言う!!」

残される者のことを考えたことがあるのか?
助けられなかった者の無念を考えたことがあるか?
もう二度と私はあのような思いはしたくない!!
徳川殿大事と言うなら、どうかさような思いをさせないでくれ!

おとわの涙ながらの説得も、
覚悟を決めた瀬名には届きませんでした。
「おいとま致します。あね様」

瀬名は間もなく追っ手に発見され
浜松への護送の途中、船から湖に飛び込んで入水します。


家康は瀬名の首を持って安土城に向かい
内通していたのが瀬名であったこと、
北条と手を結んだことで武田の滅亡は時間の問題であることを申告し
信康の命乞いを願い出ます。

「そこまで申すのなら徳川殿のお好きになさるがよい。
 その代わり……余も好きにするがの」
家康を一瞥し、信長は出て行きます。
表情がいっぺんに固まる家康。

結局、天正7(1579)年9月15日
信康は責めを負って自害します。
この騒動は、正室と嫡男を失うという
徳川にとって最悪の結果になりました。


家臣たちの言うことを聞いてきた結果がこのザマだ、と
家康は心身共に疲れ果て、崩壊してしまっています。
誰からの指図は受けぬ、これからは全て己が決めると
心を堅く閉ざします。

万千代は、そんな家康の懐に入り込み
今後の徳川のためにどうすべきかを一緒に考えましょうと
家康を励まします。

負け戦になったら、そもそもどこで間違えたのかを考える。
それこそが次に徳川が勝つための行動である、と。

家康は万千代に感謝しつつ、さっそく動き出します。
「忠勝を呼べ」


作:森下 佳子
音楽:菅野 よう子
題字:Maaya Wakasugi
語り:中村 梅雀
──────────
[出演]
柴咲 コウ (井伊直虎)
菅田 将暉 (井伊万千代)
高嶋 政宏 (本多忠勝)
尾美 としのり (榊原康政)
光石 研 (明智光秀)
市原 隼人 (傑山)
菜々緒 (瀬名)
──────────
尾上 松也 (今川氏真)
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阿部 サダヲ (徳川家康)
市川 海老蔵 (織田信長)
栗原 小巻 (於大の方)
小林 薫 (南渓和尚)
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制作統括:岡本 幸江・松川 博敬
演出:渡辺 一貴


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『おんな城主直虎』
第47回「決戦は高天神」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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