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2018年4月29日 (日)

大河ドラマ西郷どん・(16)斉彬の遺言 〜師の志を継ぐ西郷に迫る大獄〜

薩摩から京に戻った西郷吉之助は
斉彬率いる薩摩兵3,000を迎える準備を
着々と進めていました。

それだけの大軍を京に入れたとあっては
幕府も大老・井伊直弼も黙ってはいないだろうと
準備して来た吉之助たちの表情は嬉々として明るくいました。

そこに、月照が沈痛な面持ちで現れます。
薩摩から近衛忠煕宛てに急ぎの書状が届いたとか。
それには、斉彬の訃報が──。

江戸詰めながら、親が急病と嘘を言って
薩摩に帰るふりをして京に入っていた有村俊斎は、
斉彬に毒を盛った下手人探しに躍起になりますが、
吉之助はむしろそんなことはどうでもよく、

薩摩からの出兵がダメであれば、
次は水戸から兵を出してもらおうと調整を始めます。
そして近衛に、水戸の出兵を認める詔を出してもらうように依頼します。


近衛と月照の朝廷への働きかけが功を奏し
近々、天皇の詔が水戸に対してくだされる運びとなりました。
御公儀(=幕府)に対して、天皇が相当立腹しているようで
もし詔が出れば、幕府も大老ももう終わり、と近衛は笑います。

吉之助は、一日も早く水戸から出兵してもらうべく
徳川斉昭に掛け合うために江戸へ向かうことにします。


吉之助が向かった江戸では、
一橋慶喜が江戸城内で井伊と対面していました。
天皇の許しも得ぬままメリケンと条約を締結したことを責め
今からでも許しを得るために京に伺いを立てよと言いますが、

井伊は「恐れ入り奉ります」と頭を下げるのみで
人の話を聞いているのかいないのか、
小馬鹿にしたような応対を続けるありさまです。


斉昭は、詔の話を持った吉之助が到着する前に
松平慶永とともに江戸城に乗り込んで井伊に面会を求めますが
ふたりを待たせるだけ待たせ、弁当の一つも用意せず
徳川家と松平家への無礼な仕打ちはひどすぎます。

そして、慶喜同様
ひたすらに「恐れ入り奉ります」と繰り返し
聞く耳を持たないわけです。


江戸に到着した吉之助ですが、
なぜか門前払いを食らってしまいます。
吉之助はそのまま品川の磯田屋に出向き
遊んでいるヒー様(=慶喜)を訪れます。

思い詰めた顔の吉之助は、門前払いされたことを話し
慶喜に何とか話を通してもらおうとするのですが、

慶喜は、斉彬が亡くなった今、吉之助が言うように
水戸を動かすしか方法はないのを分かった上で
今は水戸はそれどころではなく
詔が下ったとしても出兵はできないだろう、と話します。

斉昭が蟄居させられたのです。
近いうち、慶喜にも沙汰が下るでしょう。

諦めたくない吉之助は
水戸が動けないのであれば慶喜を立てたいわけです。
慶喜であればこの国を強くできると斉彬が言っていました。

「薩摩守はもうおらんのだ」
残念だが、斉彬は大きい男であった。
そう慶喜がつぶやくと、吉之助は黙ってしまいます。

この後、慶喜は井伊から隠居謹慎を命じられ
3年もの間、邸内に蟄居させられます。


水面下で進められていた詔の件を察知した井伊は
幕府に対して挙兵せよという過激な内容に驚きます。

まさか天皇を捕縛するわけにもいかず、
その矛先は、詔を得る手配をした者たちを召し捕るべし、
という結論でした。


京に戻った吉之助。
詔の件も、井伊に先手を打たれて封じられてしまい
これで最後の望みも絶たれてしまいます。

月照は、斉彬が亡くなってからというもの
何かに取り憑かれたように行動する吉之助が気がかりで
涙も流さない吉之助が薩摩に戻ったら
殉死するつもりではないか、と見破ります。

何も答えない吉之助に、月照の疑いは確証へと変わります。

「薩摩守さまの御遺志は、どなたが継ぐのですか?」
生きるんや、あんたさんが薩摩守さまになりなされ!
吉之助を見据える月照です。


詔の件で、井伊が動き始めました。
幕府に歯向かおうとした者たちへの取り締まりです。
世に言う「安政の大獄」でした。

幕府の追及の手は、月照の元にも伸びていました。

幕府に自首しようとする月照を、近衛たちは匿おうとしますが
今度は匿った罪で近衛らに累が及ぶことも考えられます。
吉之助は、月照を預かり薩摩に連れていくことにします。
「分かりました。この命、預けまひょ」


大坂へ向かう船の手配は橋本左内がしてくれました。

この国の仕組みを変えたいと強く願っている左内は
未だに何一つ諦めてはいません。

そんな同志の左内と別れ、
吉之助と有村俊斎、月照は京を抜け出し
大坂経由で薩摩へ向かいます。

月照たちを送り出した左内ですが、
長野主膳に捕らえられてしまいます。
そして幕府の狙いは吉之助と月照に向けられます。

宿場に、吉之助と月照の人相書きが配られていたのです。
不幸中の幸いに、俊斎は追っ手の対象ではなかったので
情報収拾から宿探しに至るまで、
俊斎が動いてふたりをサポートします。


失意のどん底にいる吉之助は
斉彬から賜った短刀をじっと見つめますが、
後ろから誰かに声をかけられたような気がして
振り返ると、立っていたのは斉彬でした。

吉之助は泣き崩れます。
「おいは生きて、殿の思いを果たそうち思いもす!」


安政5(1858)年8月8日、
孝明天皇が水戸藩に対し勅書を下賜する。

明治10(1877)年9月24日、
西南戦争で西郷隆盛が討ち死にするまで


あと19年1ヶ月──。

(大河ドラマ『翔ぶが如く』では第9回「大老・井伊直弼」〜第10回「斉彬出兵計画」付近)
(大河ドラマ『篤姫』では第27回「徳川の妻」〜第28回「ふたつの遺言」付近)


原作:林 真理子
脚本:中園 ミホ
脚本協力:三谷 昌登・小林 ミカ
音楽:富貴 晴美
タイトル映像・題字:L.S.W.F
語り:西田 敏行
──────────
[出演]
鈴木 亮平 (西郷吉之助)
風間 俊介 (橋本左内)
高橋 光臣 (有村俊斎)
神保 悟志 (長野主膳)
徳井 優 (山田為久(回想))
──────────
松田 翔太 (一橋慶喜)
高梨 臨 (ふき(およし))
近藤 春菜 (虎)
津田 寛治 (松平慶永)
国広 富之 (近衛忠煕)
──────────
尾上 菊之助 (月照)
佐野 史郎 (井伊直弼)
伊武 雅刀 (徳川斉昭)
渡辺 謙 (島津斉彬)
──────────
制作統括:櫻井 賢
    :櫻井 壮一
プロデューサー:藤原 敬久
演出:岡田 健


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『西郷どん』
第17回「西郷入水」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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