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2018年4月28日 (土)

プレイバック山河燃ゆ・(32)二つの戦場

1944(昭和19)年12月・マニラ。

突然の魚雷攻撃で輸送船から脱出した天羽 忠と伊佐新吉は、
近くを通る船に助けられ、やっとの思いでマニラに入港します。
船から流出したのか、重油で顔も格好も真っ黒です。

聞けば、第2船団だけが無傷でマニラ入りでき
第1船団も、忠たちが乗った第3船団も
甚大な被害だったようです。


マッカーサー司令官念願の
フィリピンレイテ島、ミンドロ島の攻略は成功し
残るは山下将軍指揮下の27万の兵がいるルソン島となりました。

その入口に布陣しているのは、第23師団の旭兵団です。

ガダルカナルを手中にしたアメリカ軍は
マッカーサー元帥の指揮のもとフィリピン攻略作戦を開始。
1945(昭和20)年1月6日にはルソン島リンガエン湾に上陸します。
マニラを奪還するのは時間の問題です。


カバルアンヒルにある第71連隊第二大隊陣地では
到着したばかりのマニラからすぐに移って来た忠たちが
開拓作業に入っています。

そこに、いろいろと言いがかりをつける鬼頭軍曹が
忠を殴りつけるのですが、
やめんか、と鬼頭軍曹を叱責するのは落野中将です。
納得できない顔の鬼頭軍曹。

とその時、アメリカ軍からの攻撃を受けます。
大砲が何発も打ち込まれ、続いて銃撃です。
おかげでせっかく立てた建物も
アッという間に崩れ落ちていきます。

しかし、第71連隊はことのほかしぶとく
3日で片づくと思われていたこの攻撃も
9日経っても陥落する気配がありません。

指揮官は賢治に、捕虜と捕獲文書の探索と
第71連隊の位置と規模の調査を指示します。


一方、第71連隊の方でも
アメリカ軍の会議を盗聴しておりまして
呼び出された忠が会話内容を翻訳して
落野中将に手渡し、それを大山大隊長に上げます。

落野中将は、人員が期待できない中での
この戦闘に無意味さを感じていますが、
大山大隊長は、それは言うなと穏やかに諭します。

忠は、盗聴している会話の声の中に
アメリカ日系二世のような声を聞き出します。

第71連隊ですが、
激しくなる攻撃により死者も多く出します。

兵士はみな、玉砕するなら最後の一人まで、と
徹底攻撃することを大隊長に求めますが、
本部からの撤退命令がないまま、
大隊長の責任のもとで撤退することにします。


撤退していった第71連隊の陣地では
賢治たち語学兵が、死体の懐などから
捕獲文書などがないか探し始めます。

その中で、瀕死の重傷を負った兵士の胸元から
「蒲生」の文字が入った布切れが出てきました。
鹿児島の蒲生出身者と思われます。
ということは、忠と同じ連隊のはずです。

「忠はどこにいる……忠……忠!」
賢治は狂ったように兵士に問いかけます。


昭和20(1945)年1月6日、
フィリピン・ルソン島で
日本軍とアメリカ軍の陸上戦闘が行われる。

昭和20(1945)年8月15日、
日本がポツダム宣言を受諾し第二次世界大戦が終結する。


あと7 ヶ月──。


山崎豊子 作『二つの祖国』より
脚本:市川 森一・香取 俊介
音楽:林 光
──────────
[出演]
松本 幸四郎 (天羽賢治)

手塚 理美 (マリー田宮)

矢崎 滋 (伊佐新吉)
──────────
沢田 研二 (チャーリー田宮)
──────────
村野 武範 (落野中尉)
綿引 勝彦 (鬼頭軍曹)

西田 敏行 (天羽 忠)
──────────
制作:近藤 晋
演出:佐藤 幹夫

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