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2018年5月 6日 (日)

大河ドラマ西郷どん・(17)西郷入水 ~斉興の厳命 正助の賭け~

阿部正弘が亡くなり、島津斉彬が亡くなり、
大老・井伊直弼の独裁になってしまった江戸幕府。
一橋慶喜に将軍を継承させようという動きに着目した井伊は
幕府に楯突いたとして弾圧を開始します。

西郷吉之助や月照も言うに及ばずですが
月照が追っ手から逃れることを諦めかけていた時、
吉之助と有村俊斎は幕府の追及が届きにくい薩摩に
月照を連れ帰ることにします。

折からの土砂降りのどさくさで
やっとの思いで薩摩に入国できた3人は真っ先に西郷家に向かい、
月照を着替えさせ、布団で休んでもらうことにします。


薩摩に戻ってきたのは吉之助たちだけではありませんで、
鶴丸城には島津斉興と由羅が、江戸から参勤で戻っていました。

斉興の帰りを待っていた島津久光は、今から3ヶ月前
斉彬が没する前に、彼の嫡子である哲丸を島津家当主として
一丸となって支えていくことを決意したわけですが、

まだ赤ん坊である哲丸では、何かと不都合があるため
斉彬は、久光の嫡男である島津茂久を斉彬の養子として
島津家の家督を譲ると久光に伝えたのです。
久光は、その斉彬の願いを申し出、斉興の許可を得ます。


13代将軍・徳川家定を亡くした御台所の篤姫は
出家をし、名を「天樟院」と改めていました。
さっそく、14代将軍・徳川家茂に挨拶に出向きます。

「母上は、私のことがお嫌いではないのですか」
確かに将軍継承に於いて、慶喜を推挙したことは間違いないのですが
それが大老井伊によって、曲げて伝えられていると感じたのです。
家茂は、母とはいえ天樟院を信じることができなくなっています。

幾島は、慶喜を将軍とすることが役目だったわけだから
それが果たせなかった今、お暇をもらって
江戸城から下がることがいいのではないかと提案しますが、
篤姫は、自分の居場所は徳川だ、とつぶやきます。

その代わりに幾島は、篤姫の汚名を被って
半ば強引に江戸城を下がって京に戻ることにします。


登城して月照の庇護を申し出るつもりの吉之助ですが、
そいは難しいかもしれん、と大久保正助。
斉興が江戸から薩摩に戻ってきたことによって
島津家の事情が怪しくなってきたわけです。

いま下手に吉之助が動けば、
いろいろと面倒な問題に発展する可能性があります。
来たるべき日が来るまで、
吉之助と月照は身を隠すしかなさそうです。

正助は、妻・大久保満寿の実父が
薩摩藩重役の山田為久と昵懇の間柄であることから
満寿に山田への取り次ぎを父に依頼してほしいと頼みます。
“頼みます”と言いますか、正助は何も言っていないのですが
満寿が気を働かせてそう動いてくれたのです。

さっそく、翌日には山田との対面が叶います。
吉之助と月照の身柄を守って欲しい旨を願い出ると
「断〜る!」と甲高い声を発する山田ですが、
その口元に笑みが見えたのを正助は見逃しませんでした。


藩主・茂久との対面の場では、斉彬の遺志を継ぐと
決意表明している横で斉興がしゃしゃり出てきて
幕府に対して恭順の意を示す、と言い出したのです。

これでは、斉彬の遺志を継いで出兵することも
幕府に追われている吉之助たちの命を救うことも
つまりはできなくなってしまう、というわけです。

斉興は藩の実権を取り戻し、
久光の思惑は脆くも崩れてしまったのです。


吉之助と月照には、日向送りの命が下ります。
薩摩との国境の日向まで追放し、処刑するという意味です。
仲間たちが集って、城に上がって直訴する、と息巻きますが
相手にすべきは仲間内ではなく異国だ、と吉之助に諭されます。

みんなが帰った後、吉之助は月照に詫びを入れます。
「私の命は、とうに預けてますよって」
月照は柔和な笑みを浮かべます。


正助は翌朝、記録書などが保管されている部屋で
囲碁を打っている久光に談判に向かいます。

久光が斉彬の遺志を継ぎたかったことを分かっている正助は
その気持ちを奮い立たせるべく焚き付けますが、
“思い上がるな”という斉興から言われた一言が脳裏から離れず
碁石を正助に投げつけて怒って出て行ってしまいます。

諦めきれない正助は、山田に取り次ぎ役を依頼し
斉興と対面して吉之助と月照の助命を願い出ます。
薩摩藩が幕府に恭順を示すからこそ、
吉之助の命を助けねばならない、と説得するのです。

しかし、結局は何も変えることができませんでした。
これからの薩摩に必要な人材だ、と正助は励ましますが
吉之助は正助を見て「もう行き止まりじゃ」と笑います。

決死の思いで斉興に話をし、月照を吉之助が斬れば
藩として吉之助を匿う場を用意してくれることになったのです。
そんなことが吉之助にはできませんが、正助の気持ちをくみ取ります。
「よか……斬りもんそ。おいのためにそこまでやってくれて」


吉之助と月照を乗せた小舟が、薩摩の浜から出ていきます。


黙って西郷家に向かった正助は
熊吉から妙なことを聞かされます。
命よりも大切に、肌身離さず持っていた短刀が
部屋の机の上に飾ってある、と言うのです。

「しもた……行かせてしもた!」
正助は、吉之助が死ぬ気だと
そこで初めて気づいたのです。


舟の上では、吉之助が手を差し出し
月照が外に出てきます。

「月照様……ともに参りもす」
「ありがとう……これで長い旅路も安心できます」

大君の
 ためには何か をしからん
  薩摩の迫門(せと)に 身は沈むとも

二つなき
 道にこの身を 捨て小舟
  波立たばとて 風吹かばとて


安政5(1858)年11月16日、
西郷吉之助と僧月照が錦江湾で入水する。

明治10(1877)年9月24日、
西南戦争で西郷隆盛が討ち死にするまで


あと18年10ヶ月──。

(大河ドラマ『翔ぶが如く』では第11回「大獄の嵐」〜第12回「吉之助入水」付近)
(大河ドラマ『篤姫』では第29回「天樟院篤姫」〜第30回「将軍の母」付近)


原作:林 真理子
脚本:中園 ミホ
脚本協力:三谷 昌登・小林 ミカ
音楽:富貴 晴美
タイトル映像・題字:L.S.W.F
語り:西田 敏行
──────────
[出演]
鈴木 亮平 (西郷吉之助)
瑛太 (大久保正助)
桜庭 ななみ (市来 琴)
北村 有起哉 (大山格之助)
高橋 光臣 (有村俊斎)
渡部 豪太 (西郷吉二郎)
堀井 新太 (村田新八)
──────────
徳井 優 (山田為久)
塚地 武雅 (熊吉)
水野 久美 (西郷きみ)
──────────
北川 景子 (天樟院篤姫)
美村 里江 (大久保満寿)
戸田 菜穂 (喜久)
青木 崇高 (島津久光)
小柳 ルミ子 (由羅)
──────────
鹿賀 丈史 (島津斉興)
南野 陽子 (幾島)
尾上 菊之助 (月照)
佐野 史郎 (井伊直弼)
渡辺 謙 (島津斉彬)
──────────
制作統括:櫻井 賢
    :櫻井 壮一
プロデューサー:小西 千栄子
演出:津田 温子


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『西郷どん』
第18回「流人 菊池源吾」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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