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2018年5月20日 (日)

大河ドラマ西郷どん・(19)愛加那 〜薩摩の圧政から島人を救え! 恋に落ちた西郷〜

菊池源吾と名を変えて
薩摩から遠く離れた奄美大島にやって来た西郷吉之助。
生きる気力を失い、死の渕をさまよっていた時
島の娘・とぅまに救われ、再びこころを取り戻したのです。

あなた様の首にしがみついて、ずっと祈ってました。
どうかあなたを助けてくりしょり、ち──。


安政6(1859)年。
吉之助が奄美大島に来てから数ヶ月が経ちました。

また、薩摩からのあの砂糖船が来る季節がきました。
サトウキビを収穫し、砂糖を作る作業をしている農民たちに
吉之助は薩摩から届いた米を炊いて握り飯をふるまいます。

大島に流された罪人とはいえ、薩摩からは
食糧給付がそれなりに(困らない程度に)あったのです。

とぅまは、今日でそんなに消費してしまったら
明日からの食糧をどうするのか気にしますが、
芋も多少は残っているし、魚釣りだって上達したとドヤ顔です。
とぅまは、変なヤマトンチューだな、と笑います。

しかし龍 佐民は、大島にとって米はこの上ないご馳走だとし
子どもたちに夢を見せるのはやめてほしい、と控えめに忠告します。


吉之助に宛てて、薩摩から手紙が届けられます。
それを見つけたとぅまは、走っていって
吉之助から手紙を取り上げます。

とぅまが言うには、吉之助は薩摩からの手紙を読んだら
いつも狂ったように暴れまくるとのことで、
手紙を読んでも暴れない、と約束してくれるなら
手紙を返してあげる、というのです。

約束する、と言ってとぅまから手紙を返してもらい、読みます。

砂糖車を動かす鉄の車輪を薩摩で作って欲しいと
大久保正助に頼んだわけですが、断られてしまいました。
藩の心証を悪くしないように大人しく暮らしていて欲しい、と。


砂糖役人の田中雄之介ですが、
佐民が砂糖を隠し持っているという話を
隣村の人たちがしていたとかで、
強制的に家に上がり込み、探し回ります。

家の物を壊して回り、こっそりと砂糖入りの袋を壺の中に入れ
それを今見つけたように高く掲げます。
「あったどー」

佐民は、それは違う! と必死の弁明ですが
濡れ衣を着せてはなから騙そうとしている田中に
聞き届けられるわけもありません。


木場伝内は吉之助のところに出向き、今あった出来事を伝えます。
激怒した吉之助はすぐさま代官所に向かおうとしますが、
木場はそれを必死に引き止めます。
伝えに来たのは、吉之助に代官所に行かさないためなのです。

木場は、正助が
吉之助が大島で騒ぎを起こさないようにするための見張りとして
薩摩から派遣していた男なのです。


田中は薩摩藩から、
砂糖の収入が少なすぎるときつくお叱りを受けたようです。
そりゃそうでしょう、彼は砂糖をネコババしているのですから。
それで佐民と富堅がやったという自供が欲しいわけです。

とぅまは、村人たちを引き連れて代官所破りを決行します。
代官所破りは重罪だからと、吉之助は
この不正を薩摩に訴え出る約束をしますが、
とぅまは吉之助を信じることができません。

止める吉之助を無視して、とぅまたちは代官所に押しかけます。

とぅまの男っぽさを気に入った田中は
佐民や富堅がぐったりして横たわる牢の前に連れていき
自分のアンゴ(島妻)になれば二人は助けてやる、と言いますが
とぅまは当然受け入れません。

そこに現れた吉之助は、大島の民が苦しんでいることを
薩摩藩に伝えて欲しいと膝をついて懇願しますが
大島の民が薩摩の民なら
少しでも多くの砂糖を納めることが筋だ、と聞きません。

吉之助の中で、何かがプチッと切れます。
ゆっくりと立ち上がり、とぅまが持って来た鎌を振り上げて
田中に向かってゆっくりと歩を進めます。

自分に歯向かうことは薩摩に歯向かうことだ、と
田中は冷や汗をかきながら叫び、吉之助を捕らえよと命じますが
誰一人として動く者はおりません。

吉之助は牢を破り、佐民と富堅を救出します。


「菊池源吾……許さん!」
怒った田中は薩摩藩に事の次第を伝え
藩から厳しい沙汰を下してもらおうとしますが、

木場は、徒目付(かちめつけ)役の大久保正助からの書状を
田中に差し出しながら、藩への上申書は控えた方が、と告げます。
大島に流されてきた男がどんな人物かが書かれているらしく
上申書は、それを読んでからの方がいい、と言うのです。

「ま……まさか……あん男が西郷?」
西郷吉之助と聞けば、田中でさえも黙り込むほどの
薩摩では有名な男だったわけです。

結局、この代官所破りの一件は、
薩摩に報告されることはありませんでした。


夜。

とぅまはひとり吉之助の家に向かいます。
「頼み事が……わんば、アンゴにしてくりしょり」

そいはできん、と断る吉之助ですが、
とぅまは吉之助のことが好きで好きで仕方なくなっています。

吉之助も、大島に来て死ぬことしか考えていませんでしたが
とぅまに出会ったことで、やっと生きようと思うことができたのです。
だからこそ、アンゴにはできない、とつぶやきます。
「とぅまどん……おいの妻にやってくいやんせ」


吉之助ととぅまのささやかな祝言が行われます。

酒が弱い吉之助の代わりに盃を受けるとぅまは
“今のは旦那さんの分、次は私の分”と催促する始末。
それでも、あんなに幸せそうな表情を浮かべる
とぅまを見るのは、みんな初めてかもしれません。

とぅまだって、吉之助がいずれは薩摩に帰る人であることを
分かった上で結婚に踏み切っているのです。
いまは何も考えず、ただずっと吉之助のそばにいたい。
そう考えているに違いありません。


島の女は嫁に行くと名前を変えるそうです。

名前の後に“加那”をつけるとかで、
吉之助は“愛”の字を提案します。
「愛……加那? 愛加那! あぁいい名だよー、うれしゃー」

愛加那、と自分の名前を何度も何度も読んで
嬉しさをかみしめます。

吉之助は、自分の本当の名前が西郷吉之助であることを
明かした上で、もうその名は捨てたから、と
菊池源吾として大島で愛加那と生きていく、と決意します。

「ありがっさまりょうた……わんぬうとぅ」

ありがとう、私の旦那さま。
愛加那のことばです。


(大河ドラマ『翔ぶが如く』では第13回「正助の布石」付近)
(大河ドラマ『篤姫』では第31回「さらば幾島」付近)


原作:林 真理子
脚本:中園 ミホ
脚本協力:三谷 昌登・小林 ミカ
音楽:富貴 晴美
タイトル映像・題字:L.S.W.F
語り:西田 敏行
──────────
[出演]
鈴木 亮平 (西郷吉之助)
瑛太 (大久保正助)
二階堂 ふみ (とぅま)
──────────
高橋 努 (富堅)
谷田 歩 (木場伝内)
近藤 芳正 (田中雄之介)
──────────
秋山 菜津子 (ユタ)
木内 みどり (石千代金)
柄本 明 (龍 佐民)
──────────
制作統括:櫻井 賢
    :櫻井 壮一
プロデューサー:小西 千栄子
演出:盆子原 誠


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『西郷どん』
第20回「正助の黒い石」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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