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2018年6月 1日 (金)

プレイバック山河燃ゆ・(42)英霊

昭和21(1946)年8月13日。
極東国際軍事裁判所では、南京事件の証人尋問が終わり
満州国の元皇帝・溥儀が証人に立つことになりました。

彼の経歴や、満州事変から満州国が建国されるまでの経緯は
頭にたたきこんでおけ、と
モニターを勤める天羽賢治たちに命令が飛びます。


賢治は、焼け野原となっている銀座の一角で
送り火をたいて死者を弔います。

ふと顔を見上げると、そこには
唯一消息不明だった川辺庄平が立っていました。
庄平も、賢治が日本にいることは想定外だったようで
ふたりして偶然の再開に大喜びです。

庄平は、シンガポールで終戦を迎えました。

やっとの思いで日本に戻ってきましたが、
喫茶リラは空襲でめちゃくちゃに壊れ、
恋人の張 美齢は死んだと言われて
何もかもイヤになって一旦九州に戻っていたようです。

美齢は新橋駅前で食堂を開いてたくましく生きてる、と
賢治に教えられ、庄平は涙を流して喜びます。


賢治は、すぐ近くにいる天羽 忠を訪ねます。
そこには「天羽商会」という看板があり、
伊佐新吉とともに商売をやっていくつもりのようです。

賢治は、父・乙七にだけ兄弟で打ち合いをしたことを告白し
忠には、日本人として戦ってくれたことを
誇りに思うと言っていたと伝えます。

そして、庄平から預かった
忠がアメリカから日本にやって来た際に持って来た
ムービーカメラを忠に返します。


8月16日。
極東国際軍事裁判所の証言台に立ったのは
満州国の元皇帝・溥儀であります。

その証言中、賢治は傍聴席に庄平の姿を見つけます。
そして少しの間、上官と話をしていましたが、
目を離したスキに庄平の姿はなくなっていました。

庄平は九州の田舎に帰るつもりでいたのです。
九州へ帰る前に、美齢の店に立ち寄って
結婚の約束までしますが、
美齢の店に、警察が押しかけてきます。

庄平には戦犯容疑で出頭命令が出されていたのです。
強引に連れ去られる中で、庄平は美齢に叫びます。
「美齢……賢治くんに連絡して! 何かの間違いだから!」
美齢は、泣き崩れます。


巣鴨プリズンに庄平を訪ねた賢治。

庄平はシンガポールで報道カメラマンとして赴いただけで
罪に問われるようなことは何一つやっていない、と言います。
いちおう起訴されている以上、
シンガポールで裁判を受けることになると伝えられます。

帰って来たら、美齢と結婚式を挙げたいから
その時はお祝いを頼む、と賢治に笑います。


賢治はチャーリー田宮と会い、
何もやっていないという川辺庄平の
無実の罪を晴らして欲しいと頼み込みます。

そして美齢は忠にも同じことを……。
忠も庄平を助けるために、チャーリーに会い
アメリカ軍向け医薬品を横領することを交換条件に
何とかしてもらえることになりました。


賢治はさらに上官にも頼み込み
シンガポールに送られた庄平の情報を得ようとします。
賢治のたっての願いで上官はシンガポールに問い合わせますが
すでに絞首刑の決定が下されてしまっています。

カメラマンの立場を利用して、
現地諸機関に出入りして抗日分子逮捕に協力した、とあります。
庄平は戦争反対論者であり、そんなはずはない、と賢治は激昂しますが
だからといって今さらどうしようもありません。

間もなく、庄平は絞首刑に処されました。


山崎豊子 作『二つの祖国』より
脚本:市川 森一・香取 俊介
音楽:林 光
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[出演]
松本 幸四郎 (天羽賢治)

川谷 拓三 (川辺庄平)
アグネス・チャン (張 美齢)
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篠田 三郎 (三島啓介)
矢崎 滋 (伊佐新吉)

西田 敏行 (天羽 忠)
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制作:近藤 晋
演出:佐藤 幹夫

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