バス停について本気出して考えてみた(239)
「団地」の呼称には、少し考えさせられることがあります。
Kassyの家があるのは、住所で言えば
昔は「○○123番地」、今は「○○1丁目2-3」のような名前ですが
通称名として「○○台」という名前が使われています。
例えば地域で行われる新年会や夏まつりなどの自作のポスターも
「○○台自治会」「○○台子供会」などと書いてありますが、
年老いた母は、若い頃から「○○団地」と呼びます。
(しかし、タクシー迎車を頼んだ時でも、なぜかその名称でもやって来てくれる)
お隣の市を車で走っていた時のこと、
「○○台 →」「○○団地 →」と看板があって
あぁ、“○○台”と“○○団地”が別のところもあるんだなぁ、と
かるく感心していたところなのですが、
ここ「Sわら台団地」を「Sわら台」で調べてみると、
公園の名前などで確かに数件ヒットはするみたいです。
「Sわら団地」としてみると、件数は激減しますが
個人を中心に、通称として使っておられる方もちらほら。
ちなみにこちらも住所は「Sわら台」「Sわら団地」
「Sわら台団地」のいずれでもない別の名前なので
簡単に言えばアパートやマンションに付けられた名前のような
感じで受け取れば、すんなり飲み込めるのかもしれませんが、
もしかして、初めは「○○台」というのが通称名として存在して
それを誰かがついつい「○○団地」と呼び始め、
例えばバス停やバス路線を作ったとき、交差点を造ったときに
「○○台」「○○団地」のどちらかだと混乱を招くから、と
気を利かせて「○○台団地」という名前をつけたのなら、
ひとつの団地に対して3つの名前があるわけで、混乱の元!
……と主張したい気持ちはほんのちょっとだけ(←あるんかい)。
じゃあ、「○○台」と名前がついているところを
「○○団地」と呼び換えて通用するのかどうか。
バスナビで“台”と検索して(“台団地”は除外)
出てきた名前を呼び換えると……。
大S野団地入口 ほか
Sわら団地
A葉団地 ほか
A川学園団地入口
A徳団地入口
I松団地一丁目 ほか
E老津団地
O塚団地 ほか
O美団地入口
O井団地 ほか
O城団地公園
O手門・H和団地陸上競技場入口
O平団地
O団地一丁目 ほか
O金団地一丁目 ほか
とりあえず[ア行]だけ拾ってみましたが
変わっても、まぁおかしくないところではありますが、
住所や正式名称として使われているところであれば、
呼び換えは少し不自然になってしまいそうです。
「O手門・H和団地陸上競技場入口」も、もとは陸軍連隊跡地に
戦後に作られた総合運動場なので、PEACE HILL(平和の台)
という名前がついたわけでして、けっして団地なんかではないw
だから当然として呼び換えはおかしいですね。
すいません、着地点を見失いましたw
一見するとふつうのお家なのですが、
お店を開いているところもあります。
Sわら台団地。
そうそう、ウチの団地の近くにある交差点は
「○○台団地」でしたw(←話を蒸し返すなーっ)
支線末端部、ではありますが
バス本数は充分すぎるほどあります。
バス停の先に、まさにバスを転回させるために
作ったと思われるスペースがあります。
この先には進めません! という団地の最も奥には
間違って一般車が進入してしまった時のために
車が転回できるスペースというのを作ってくれる
優しい設計(笑)のところもありますが、
一般車が、と想定するには道幅は広めに取ってあるし
造成段階で、バス路線を引く計画が立てられていたならば
バス用に設計されたということが言えるかと思います。
(もしくは空き地を転回場として活用するか)
しかし、何なんでしょうねー。
一般に向けて“この先には進めません!”と注意喚起していても
その先にまで車を乗り入れようとする人……。
あとで苦労するのはその当人なので、まぁ何も言いませんがw
塩カル。
使ったのか? 食われたのか?
4分の1ほどがなくなっていました。
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