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2018年7月 8日 (日)

大河ドラマ西郷どん・(25)生かされた命 〜生麦事件! 小さな島の小さな革命〜

飢え死にする寸前で助け出された西郷吉之助は
流人の番をする土持政照の家に運び込まれます。

これで懲りただろう、と川口雪篷は酒をあおりますが
それでも吉之助は、天と人からもらった命、とつぶやきます。
「誰かがおいに水を飲ませてくれた……」
飲ませたのは、誰あろう雪篷なんですけどね(笑)。

雪篷は、お由羅事件でこの島に流されてきたのですが
友が救出してくれることを願い、ずっと待っていたのに
なかなか呼び戻してくれず、挙げ句は文もよこさなくなりました。

だからこそ、自分のような淡い期待を持つ吉之助には
目を覚ませ! と言ってやりたくなる気持ちになるのです。

土持がいいアイデアを思いつきました。
いきなり自分の家に柱を何十本も立て始め
囲いを作り出したのです。

処分書には「西郷を遠島の上 囲いに召しこみ」とだけあり
牢屋に入れろなどとは一言も書いておりません。
家の中に囲いがあっても、その中に入れさえすれば
別に藩命に背いとうわけじゃないけんよかろうもん(※博多弁)、
というのが土持の主張なのです。

代官の黒葛原も、しぶしぶ承諾します。


一橋慶喜を将軍後見職に、松平春嶽を政事総裁職に据える
大役を終えた島津久光は、江戸から薩摩へ戻る途中でした。

一行が武蔵国生麦村に差しかかったとき
大名行列の進む先を異国人たちが遮っているようです。

「行列をおかすとは無礼千万! 斬り捨てる! チェーッ!!」
大久保一蔵が久光に報告している間に
奈良原が勝手に異国人たちに斬り込み、
もう助からん、楽にしてやる、と海江田武次はとどめを刺します。

生麦事件──。

大名行列を乱すものは、誰でも許されませんでした。
しかしこの事件が、後にとんでもない事態を引き起こすことになります。


イギリス人が殺害され、英国は薩摩に対して賠償金を要求します。
薩摩は払う必要がない、と幕府に放り投げたわけです。

春嶽は、ひとまず償い金として30万両を支払わなければならないと
将軍徳川家茂に進言しますが、薩摩が勝手に引き起こした事件なのだから
その責めを負うのも薩摩であるべきである、と慶喜は主張します。
「あの芋が……!!」

そしてしばらくして、
幕府の煮え切らない態度にしびれをきらしたイギリスは
世界に誇る艦隊を薩摩に向かわせたのです。

久光たちは、戦うか降伏か決断を迫られていました。
家臣たちは、外国との初めての戦に狼狽えます。

一蔵は、こんな時を想定して
島津斉彬のころから準備を進めてきたこともあり
降伏するのが戦わずに逃げることと同じことなら
勝てるか分からない戦でも、断固として戦うべきだと言うのです。

一蔵の進言により、西郷信吾ら寺田屋事件で
謹慎していた者たちが久光から赦され
薩摩は一体となり、イギリスに立ち向かったのです。


沖永良部島を、イギリスが攻め込むという噂もあります。
イギリスが琉球を補給拠点にし、薩摩を攻撃した場合、
琉球に近い沖永良部島は、攻撃の的になってしまうのではないか、と。

今後この島はどうなるか、代官の黒葛原にも分かりません。

吉之助は、丸太を大砲に見立てて浜辺に並べておくことを提案します。
雪篷も、その丸太を炭で黒く塗っておけば大砲に見えてしまうから
イギリスは、こんな小さな島でも大砲がたくさんあると
脅威に感じて攻めて来ないはずだ、と言います。

島民はみな、吉之助たちの案に協力しませんでした。
戦なんてしたことのない島民は、脅えているのでしょうか。

しかし、短期間ではありますが吉之助からいろいろと学んだ
子どもたちは、見よう見まねで手伝ってくれます。
子どもたちの輪は、いずれ大人たちへと波及し
それが薩摩藩の役人たちを動かすことになりました。


それからしばらくして、薩摩から文が届きます。
「戦は……終わりもした」

つぶやく吉之助に、唖然とした雪篷は文を取り上げ
薩摩がイギリスを追い返したことを読み上げます。
薩摩とイギリスとの戦は、わずか2日で終わったのです。


吉之助に召還命令が下されます。
残された時間を、吉之助は子どもたちの教育に注ぎ
食べ物を蓄えるなど生きるコツを大人たちに授けたのです。

吉之助が薩摩に戻る日が来ました。
薩摩から迎えに来たのは、なんと弟の信吾でした。

「あとは、おいに任せてくいやい!」
土持の力強い言葉に見送られて、
吉之助と信吾は沖永良部島を後にします。

途中、喜界島で村田新八を乗せ、薩摩へ──。


のはずが、信吾が気を利かせて奄美大島に寄ってくれました。
再会した吉之助と愛加那です。

おいのことより民が大事。
そういう男だから私は惚れたんだよ。
離れていてもこの島にいるよ。

旦那さまは私の心の中にいる。
遠く離れていてももう二度と会えなくても……。
わたしのこの身体の中は、あなたでいっぱいじゃ!

愛加那は、吉之助の胸に飛び込みます。
「ありがっさまりょうた」


文久2(1862)年8月21日、
武蔵国生麦村付近で、島津久光の行列に乱入した
騎馬のイギリス人を供回りの藩士が殺傷する。

明治10(1877)年9月24日、
西南戦争で西郷隆盛が討ち死にするまで


あと15年1ヶ月──

(大河ドラマ『翔ぶが如く』では第19回「異人斬り」〜第20回「薩英戦争前夜」付近)
(大河ドラマ『篤姫』では第37回「友情と決別」〜第39回「薩摩燃ゆ」付近)


原作:林 真理子
脚本:中園 ミホ
脚本協力:三谷 昌登・小林 ミカ
音楽:富貴 晴美
タイトル映像・題字:L.S.W.F
語り:西田 敏行
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[出演]
鈴木 亮平 (西郷吉之助)
瑛太 (大久保一蔵)
錦戸 亮 (西郷信吾)
二階堂 ふみ (愛加那)
北村 有起哉 (大山格之助)
高橋 光臣 (海江田武次)
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堀井 新太 (村田新八)
町田 啓太 (小松帯刀)
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松田 翔太 (一橋慶喜)
斎藤 嘉樹 (土持政照)
大島 蓉子 (土持 鶴)
津田 寛治 (松平春嶽)
青木 崇高 (島津久光)
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石橋 蓮司 (川口雪篷)
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制作統括:櫻井 賢
    :櫻井 壮一
プロデューサー:小西 千栄子
演出:盆子原 誠


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『西郷どん』
第26回「西郷、京へ」

次回は7月15日(日)放送!

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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