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2018年7月22日 (日)

大河ドラマ西郷どん・(27)禁門の変 〜迫る長州軍 西郷の初陣〜

沖永良部島から薩摩に戻ってきた西郷吉之助は
国父・島津久光がいる京に駆けつけ、
対立している久光と一橋慶喜の仲介を勧めますが、
対面が決まったというのに、久光は勝手に薩摩に帰ってしまいます。

今までの久光に対する反抗心むき出しの態度ではなく
大人しくなった吉之助を見て、軍賦役と諸藩応接係の兼任を命じます。
軍賦役とは薩摩軍の総司令官で、吉之助にとって異例の出世です。

なぜ久光が自分を軍賦役に取り立てたのか、いささか疑問です。
吉之助に対する接し方を軟化させたとは思えず
戦の経験がない吉之助を戦の前線に立たせることで
早く命を散らしてもらおうということなのかもしれません。

薩摩藩定宿の鍵屋に、物乞いが現れます。
一橋家屋敷前で座り込んでいた物乞いですが、
吉之助は、その物乞いが瓦版を読める学力があることから
単なる物乞いとは思っておりません。

物乞いは手ぬぐいを外すと、長州藩士・桂 小五郎と名乗ります。
座敷に上げてもらった小五郎は、吉之助に頭を下げます。
「頼む。長州を助けてくれんじゃろか」

久坂玄瑞や来島又兵衛ら長州藩の過激な者たちが
いきりたっていて、間違った方向に進もうとしているというのです。

過激な行動をする者たちによって、天皇の怒りを買い
薩摩藩と会津藩によって京を追い出された長州藩は、
信用を取り戻そうと京都御所への出兵準備を進めていたのです。

しかし、長州藩を京から追い出した薩摩藩に
助けを請うとは合点がいきません。
小五郎は、薩摩藩に助けを求めたのではなく
吉之助の人柄を信じて、吉之助に助けを求めたのです。

「私を一橋さまに会わせていただきたい」
長州藩の本意が戦をすることではないことを
せめて、一橋慶喜に伝えたいわけです。


慶喜は、禁裏御守衛総督を命じられ、
孝明天皇直属の家臣となっていました。

天皇の絶対的信頼を得ている慶喜は
今こそ帝の力を示すときと進言します。
「“長州を討て”、そう我らにお命じくださいませ」


吉之助からの誘いを受けて、慶喜は“ヒー様”として現れます。
そこに小五郎を呼んで対面させようというのです。

小五郎は手ぬぐいを巻いて、町人のふりをして陽気に踊っていますが
慶喜には侍だと感づかれています。

話は早い、と小五郎は
願い出を書状にしたためて慶喜に手渡します。
ずうずうしい願いだな、と呆れる慶喜は
書状を懐にしまい、分かった、とだけ返事します。

幕府と薩摩、そして長州が共に手を携えれば
きっと日本はよくなる、とニッコリする慶喜です。

小五郎は、さっそく長州藩士たちに説得を試みます。


1ヶ月後、京の町で祇園祭が行われていました。

新選組が捕らえた古高俊太郎の自白により
長州藩は京の町を火の海にし、
天皇を奪う作戦を立てていたことが判明。

「今こそ……好機」
慶喜は、長州の巣窟に向かい一網打尽にせよ、と
松平容保に命じます。

その夜、松平容保の命を受けた新選組が
長州藩士たちの謀議の場である池田屋を襲撃。
激しい戦闘の末に、9名を斬殺しました。


池田屋の弔いとして、2,000の長州勢が
京に向かって進軍中と知らせが薩摩藩邸に届きます。
それに対して慶喜は、全国の諸大名に出兵命令を下したのです。
少なく見積もっても30,000は下らない数になりそうです。

「長州は死に場所を探しちょっとか……」
吉之助の表情が曇ります。

吉之助は慶喜のところに出向き、
薩摩藩の出兵辞退を申し入れてくるのですが、
藩邸の庭では藩士たちが鉄砲の練習を行っていて
その指揮を、迫田友之進が行っています。

島津斉彬に従って江戸に来た吉之助たちに
厳しく当たった迫田と、こんなところで再会できるとは……。
「38番西郷吉之助、ちょっ出かけてまいりもす」


慶喜は、長州藩は武器や弾薬を運び込み
京を火の海にしようとしていたわけで、
自分や吉之助は、小五郎の口車に
乗せられたということだ、と主張します。

むろん、小五郎の天皇への願い出も
それを伝える前にこういうことになってしまった以上
何もできない、というのが慶喜の立場です。

薩摩藩の軍賦役でありながら出兵命令を出さない吉之助に
慶喜は苛立ち、声を荒げますが、
過激な藩士を説得して回っていた小五郎を信じる、と
吉之助は微動だにしません。

慶喜は、自分の命を狙い平岡円四郎が身代わりになった
暗殺事件の下手人が分かった、とつぶやきます。
「水戸の者だった」

幕府は攘夷に踏み切らず、開国に傾くのは慶喜のせいである、と。
徳川斉昭の子どもで将軍にしたいと望まれるだけの慶喜を
水戸の者は暗殺しようとした、それを知ったときの慶喜の心境は
土壁が音を立てて崩れ落ちるような大きな衝撃だったに違いありません。

誰が味方で誰が敵なのか見当もつきません。
信じていた者に裏切られた、それだけでも
長州藩を攻めるには大きな理由です。
慶喜にはもう吉之助しかおりません。


入京した長州勢は、山崎、嵯峨、伏見の3ヶ所に陣を敷き
御所を守る幕府方と一触即発の緊張状態に陥っていました。

「長州勢に進軍の兆しあり」
「長州はすぐに撤兵すべしとの勅命が下る」
長州征伐のための出兵をしなければ、
天皇の命令に背いた、つまり朝敵になってしまいます。

吉之助は、出陣名令を出します。
ただし長州藩を叩きのめすことが目的ではなく
禁裏守護のお役目を守り、長州藩を追い出すことで
天皇が心安らかに過ごせるようにすることが第一の目的です。


元治元(1864)年7月19日早朝、
長州軍は、山崎、嵯峨、伏見から御所を目がけて進軍を開始。
禁門の変の火ぶたが切られたのです。

薩摩は御所にある9つの門のうち、乾門を守っていました。
蛤御門では、来島又兵衛率いる長州軍と会津軍の
にらみ合いが続き、ついには両軍が衝突。

中立売門を突破した長州軍が来島たちに合流し
会津軍が押されつつあります。
久坂玄瑞率いる長州勢が堺町門に押し出し……。

「これ以上長州を御所内に入れちゃならん」
吉之助は、薩摩軍を蛤御門と堺町門に分け、向かわせます。

初めこそ、会津軍と合流して勢いを盛り返した薩摩軍でしたが
長州藩の、御所を目がけての発砲に驚きます。
すなわち、天皇に銃を向けたも同じことなのです。

吉之助は、大将来島又兵衛のみを狙わせます。
来島の命を狙って、中村半次郎が長州軍に突っ込みますが、
一瞬のスキを見て、川路利良が鉄砲で来島を銃撃し倒します。

「長州の方々、御大将はここに倒れられた!」
自軍の兵士たちに刀を納めるように命じ、長州軍にもそう勧め
時が停まったように静まり返る蛤御門でしたが、
そこに会津軍が乱入し、再び戦闘が始まります。

吉之助は銃弾を足に受け、運ばれていきます。


元治元(1864)年7月19日、
京都を追放されていた長州藩勢力が、
会津藩主松平容保らの排除を目指して挙兵する。

明治10(1877)年9月24日、
西南戦争で西郷隆盛が討ち死にするまで


あと13年2ヶ月──

(大河ドラマ『翔ぶが如く』では第23回「竜馬と海舟」付近)
(大河ドラマ『篤姫』では第40回「息子の出陣」付近)


原作:林 真理子
脚本:中園 ミホ
脚本協力:三谷 昌登・小林 ミカ
音楽:富貴 晴美
タイトル映像・題字:L.S.W.F
語り:西田 敏行
──────────
[出演]
鈴木 亮平 (西郷吉之助)
錦戸 亮 (西郷信吾)
堀井 新太 (村田新八)
町田 啓太 (小松帯刀)
浜田 学 (迫田友之進)
泉澤 祐希 (川路利良)
──────────
大野 拓朗 (中村半次郎)
──────────
松田 翔太 (一橋慶喜)
高梨 臨 (ふき)
近藤 春菜 (虎)
中村 児太郎 (孝明天皇)
柏原 収史 (松平容保)
長州 力 (来島又兵衛)
玉山 鉄二 (桂 小五郎)
──────────
──────────
制作統括:櫻井 賢
    :櫻井 壮一
プロデューサー:小西 千栄子
演出:野田 雄介


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『西郷どん』
第28回「勝と龍馬」

次回は7月15日(日)放送!

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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