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2018年8月 7日 (火)

プレイバックいのち・(09)若者たち

昭和22(1947)年7月22日、高原未希は
女子医専に入って2度目の夏を迎えていました。

青森に帰郷した未希は、妹・高原佐智のことで
三男・中川邦之にいろいろと世話になっている
弘前の中川酒造に挨拶に出向きます。

邦之は弘前ねぶたの絵を描いていました。
戦後ようやくねぶたを再開することになり
その華ともなる絵の製作に熱中しているらしいのです。


高原家に戻った未希が見たものは、
小さい子どもたちと手をつないで遊んでいる
笑顔の絶えない佐智の姿でした。
こんな活発な佐智は、久しぶりかもしれません。

そして屋敷の中では、乳飲み子まで。
世話の仕方は、助産婦として活躍した工藤イネに
叩き込まれたようで、実に慣れた手つきです。

「私は大丈夫よ! 何だってできるんだから!」
昼は子どものお守り、夜は家の手伝いを
精力的にこなす佐智に未希は笑顔で頷きます。


弘前ねぶたの日。
未希、佐智、そして村中ハルも浴衣姿で華やかです。
工藤清吉も、あまりの美しさに目を細めています。

清さん……生きててよかった」
あの時死んでいたら、こんな楽しいことも知らなかった。
その思いは清吉にも届いていまして、
綺麗だよハルさん、とうんうんと頷きます。

そんな時、岩田テルが高原家に飛び込んできます。
岩田剛造の妻・初子が産気づいたようで
イネを呼びに来たのです。


ねぶたが進んで行くのを見つめる3人。
邦之や八木金太は、太鼓を叩いて祭りを盛り上げます。

祭りが一段落ついて、中川酒造に集まった3人。
そこに邦之と青森出身の浜村直彦も合流して
みんなでテーブルを囲みます。

佐智はねぶたのすごさに感動し、
邦之は、子どもたちと触れ合う佐智に触発されて
小児科医になる決心を固めます。


翌日の朝早く、
ようやく初子が元気な男の子を産みました。
テルにとっては初孫です。

「これからは剛ちゃんたちの時代ね」
未希は剛造におめでとうと言い、励まします。


ねぶた祭りが終わって、津軽にも秋が訪れようとしています。
未希が東京に戻る日になりました。

清吉は未希に金を用意して手渡すのですが
一人が使うには充分すぎるほどの金額です。
高原家には現在どれぐらいの蓄えがあるのか気がかりですが
金の心配はしなくてもいい、とだけ清吉は答えます。

この金は高原家ではなく清吉個人が用意して
出してくれているんではないだろうか?
一瞬だけその考えがよぎりますが、

イネに言われたのは、この家には工藤夫妻のものは何一つなく
家も土地も、そして収穫したりんごなどもすべて
高原正道のものなのです。
そう言って、心配させないようにする清吉とイネですが……。

東京に戻って、分厚い医学書などを買ったりすると
やはり心配な状況に陥ってしまいます。
そこで未希は、直彦にアルバイトの仲介を相談します。


直之の知り合いから安く体温計を入手して
それを各家庭に売り歩く。
直之は未希にそんな仕事を仲介します。

夜遅くに帰宅して、売上を帳簿に記入。
そしてそれから医学の勉強をする。
いくら未希でも、机に突っ伏して寝てしまう始末です。

そんな未希が帰ってきてみると、
そこにはハルが東京にやって来ていました。
いつもは元気印のハルですが、この時ばかりは
未希の顔を見ると怒ったような表情になります。

「未希さんアンタ、アルバイトしてんの?」
学費が足りなくて清吉に言えないんだったら
どうして自分を頼ってくれないのか。
商売で得た金を全て渡したって惜しくはないんだから、と。

未希は、ハルとは対等の付き合いをしたいんだ、と断った上で
女子医専の生徒が販売する体温計はけっこう売れるんだ、と笑います。
佐智も独り立ちしていこうと頑張っているのに、負けていられない。
アルバイトをすることで、けっこうたくましくなったと感じています。


昭和23(1948)年春、邦之が見事に
弘前医科大の1期生として無事に合格し
津軽で出会った3人の若者たちが、
同じ志を胸に医者への道を歩き始めます。


作:橋田 壽賀子
音楽:坂田 晃一
語り:奈良岡 朋子
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[出演]
三田 佳子 (高原未希)
石野 真子 (高原佐智)
役所 広司 (浜村直彦)
渡辺 徹 (中川邦之)
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赤木 春恵 (工藤イネ)
菅井 きん (岩田テル)
野際 陽子 (坂口美代)
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伊武 雅刀 (岩田剛造)
吉 幾三 (八木金太)
大坂 志郎 (工藤清吉)
泉 ピン子 (村中ハル)
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制作:澁谷 康生
演出:富沢 正幸

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