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2018年8月26日 (日)

大河ドラマ西郷どん・(32)薩長同盟 〜奇跡の密約・火花散らす男たちの心理戦〜

慶応元(1865)年8月、江戸幕府は
兵庫の開港などを迫る諸外国の圧力を受け続けていました。
日本国内の、幕府を倒そうという機運も高まる中、一橋慶喜は
ある企てを果たすためにフランス公使・ロッシュを招いたのです。

軍艦で兵庫に乗り入れてもらいたいというまさかの慶喜の言葉に、
顔を見上げるロッシュとおそばにいるふき。
そこまでしてもらえれば、あとは慶喜に手だてがあるそうです。
「この一橋慶喜に、お任せください」

その慶喜の思惑どおり、イギリス・オランダ・フランスの
連合艦隊が突如として兵庫沖に現れ、
京は異国を恐れる人々で大混乱に陥ります。

明日、慶喜が孝明天皇のところに赴くことが分かりました。
朝廷に兵庫の開港を認めさせる……のではなく
異国の力を利用して天皇を揺さぶり、
長州征伐の勅命を引き出す狙いなのです。


突然胃痛を訴えた大久保一蔵を連れて
西郷吉之助は言われるままに屋敷に連れ帰りますが、
そこには繁の家のおゆうがいて、一蔵の世話をしています。

おゆうとはそんな仲になったと言われて
動揺を隠せない吉之助です。
ともかく、この屋敷は薩摩藩も知らない場所なので
密談するには持ってこいであります。

一蔵が吉之助に提示したのは、いくら勅命であっても、
天下万民を納得させられないものであれば従わなくてもいい、
つまり2度目の長州征伐の勅命は勅命ではない、というもの。
「非義の勅命は勅命に有らず」

たとえ吉之助が頷かなくても、一蔵は
自分ひとりでやる、と意思は固いようです。
おいたちゃ間違っとらん! という一蔵の言葉に打たれ
吉之助は一蔵の名の横に署名をします。

この文書はまたたく間に全国に広がり
諸藩は2度目の長州征伐に慎重になっていましたが、
このことは幕府の薩摩に対する敵意を
より一層高めることになったのです。


「私はだまされんぞ」
文書を受け取った桂 小五郎は厳しい表情です。
いくら藩内で、高杉晋作や伊藤俊輔たちが大喜びしたところで
土壇場で裏切られた恨みはなかなか消えないのです。

そんな長州と手を組む道を模索する吉之助は
長崎の亀山社中に坂本龍馬を訪ねますが、
龍馬も、土壇場で約束を破った吉之助を見損なっているので
龍馬独特の馴れ馴れしい態度ではなく、ちと冷たい態度です。

吉之助は、龍馬に商いの話を持ち込みます。
薩摩の名で銃や大砲、軍艦を買いそろえて長州に引き渡す。
これは国父・島津久光も認めていることではあるのですが、
その代わりに長州から米をもらいたい、というのです。

龍馬は吉之助に右手を差し出します。
「シェイクハンド言うがぜよ」


急いで長州に向かう龍馬と中岡慎太郎は
桂に会い、「これが最後の最後」と説得を重ねます。
それでも、あの時の屈辱は死んでも忘れんと
桂はこの話を蹴って出て行こうとします。

「いい加減にしいや!
 おまんのせいで日本が滅んでしまうぜよ」
龍馬は桂の胸ぐらをつかみます。

その階下では、長州藩士が
薩摩が流した最新式ミニエー銃を見て
これがあれば死なずにすむと笑っていました。

しかし薩摩の力を借りなければならないぐらいなら
いっそ長州だけの力で幕府に立ち向かい討ち死にを、
と言うのを、階下に降りて来た桂は目撃して
自分の判断にブレが生じ始めます。


慶応2(1866)年1月、幕府の監視をかいくぐり
変装した桂と伊藤が入京し吉之助たちに面会を求めます。

長州と幕府の間に戦が始まったならば、
どちらの旗色がようなろうとも薩摩は決して長州を裏切らず、
長州にかけられた“朝敵”という汚名を雪(そそ)ぐべく
惜しまず尽力すること。

それでも幕府がこれまでと変わらず、
朝廷の側で正義を拒むようであれば、
薩摩も覚悟を決め兵を挙げて決戦に及ぶこと。

一蔵も村田新八も、そして龍馬も
“これはやりすぎ”と桂に注意していますが、
吉之助は、すぐには返事ができないから
まずは持ち帰って返事は明日、と一旦預かります。


翌日一同は、雪がちらつく中
“御花畑”と呼ばれている薩摩藩・小松帯刀の屋敷に
集まります。

薩摩として長州と手を結ぶことには同意しても
相手が頭を下げるまではこちらからは何も言うな。
それが薩摩の気持ちであり、条件である。
桂 久武や小松帯刀からそう言われて黙っている西郷。

西郷が何も言わないから黙るより他ない桂。

そこに、長州と手を結ぶのに反対の立場の
海江田武次や大山格之助が駆け込んで来て
一触即発の状態に陥ります。
桂も、手を結ぶのは時期尚早と諦めかけて……。

そんな状況を打破したのは、1枚の写真でした。
それは、長州と薩摩から派遣された英国留学生たちの
仲良く写る写真だったのです。

初めこそいがみ合っていた留学生たちは
次第に打ち解け、助け合い、異国の地で励んでいました。
そして遠くイギリスから、諸外国の強さを知っている彼らは
どうやったら日本を救えるかを考えるようになったとか。

吉之助は、狭い日本で、日本人同士が
いがみ合っている時代ではないと言い
土下座して桂に同盟を求めます。

一蔵も小松も久武も、同盟反対を訴えに
駆け込んだはずの大山や海江田も土下座したとき
桂はフッと息を吐きます。
「これは……我らの負けじゃな」

吉之助と桂は固く握手します。

“今日より薩長両藩はともに力を合わせ、
 日本のために真心をもって尽くしていこう”
という一条を加え、
1月21日、正式に薩摩と長州が同盟を締結します。


慶応2(1866)年1月21日、
京都の小松帯刀邸で
薩摩藩と長州藩が軍事的同盟を結ぶ。

明治10(1877)年9月24日、
西南戦争で西郷隆盛が討ち死にするまで


あと11年8ヶ月──

(大河ドラマ『翔ぶが如く』では第24回「新たな契り」〜第25回「薩長同盟」付近)
(大河ドラマ『篤姫』では第41回「薩長同盟」付近)


原作:林 真理子
脚本:中園 ミホ
脚本協力:三谷 昌登・小林 ミカ
音楽:富貴 晴美
タイトル映像・題字:L.S.W.F
語り:西田 敏行
──────────
[出演]
鈴木 亮平 (西郷吉之助)
瑛太 (大久保一蔵)
北村 有起哉 (大山格之助)
高橋 光臣 (海江田武次)
堀井 新太 (村田新八)
町田 啓太 (小松帯刀)
──────────
井戸田 潤 (桂 久武)
泉澤 祐希 (川路利良)
大野 拓朗 (中村半次郎)
──────────
松田 翔太 (一橋慶喜)
高梨 臨 (ふき)
近藤 春菜 (虎)
中村 児太郎 (孝明天皇)
山口 翔悟 (中岡慎太郎)
浜野 謙太 (伊藤俊輔)
玉山 鉄二 (桂 小五郎)
内田 有紀 (ゆう)
小栗 旬 (坂本龍馬)
──────────
笑福亭 鶴瓶 (岩倉具視)
──────────
制作統括:櫻井 賢
    :櫻井 壮一
プロデューサー:藤原 敬久
演出:石塚 嘉


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『西郷どん』
第33回「糸の誓い」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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