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2018年9月 7日 (金)

プレイバックいのち・(18)友情

岩田剛造の妻・初子を誤診して死なせたというショックから
津軽の家を出奔した高原未希でしたが、
上京して恩師の坂口一成・美代夫妻や村中ハルに会って
ようやく平静を取り戻し、津軽に帰る気持ちになっていました。

未希の姿を発見した工藤イネは歓喜し
未希が家出の間、工藤清吉・イネのためにも
中川邦之に言われてしばらく里帰りしていた中川佐智も
ニッコリ微笑んで未希を出迎えます。

帰って息つくヒマもなく、
外来患者の診察と往診で大忙しです。


「アメリカ留学とは言っても、そう簡単にはね──」
未希をアメリカに送るハルの提案に、坂口は反対です。

渡航費用を戻ってきたお金を元手にといっても
留学の試験を受けてという手順も確立されていることだし
第一、浜村直彦のことが好きだろうからという邪な気持ちで
留学しては、身につく者もつかなくなってしまいます。

ハルは、直彦も未希も
農村医療に力を注ぐことを約束し合っていて
同じ方向に向かって勉強するなら
同じ場所にいた方が良い、という考えもあります。

美代は、ハルが言っていることも分かると涙し
未希が打ち込んで勉強できるチャンスは
今しかないんだからと坂口に後押しを願い出ます。


未希が問診から戻って来ると、
時を同じくしてハルがやってきました。

終戦直後、りんごを運搬するのに
八木金太の荷馬車をよく利用していたハルですが
100万円の小切手をポンと出し、
これで大型のトラックを買えと言い出します。

無論、無償であげるわけではなく、その100万は
返せるときに少しずつ返していけばいいんです。
禁太は、もうけが出なかったら、お金を返せなかったらと
不安がっていますが、ハルは背中をポンと押します。

そしてもう一つ、未希の自費留学について
坂口が水面下でいろいろと動いてくれているようで
実現しそうだ、という話を持って来たのでした。

それでも未希は、留学の話は断ります。


翌朝、ハルは邦之のところに出向いて
事情を説明したらしく、
夜、邦之が高原病院を訪れます。
「義姉さん、1年ぐらいなら診療所引き受けてもいいですよ」

アメリカの大学の新学期は9月スタートらしいので
まだ時間もありますし、
その間に未希から業務の引き継ぎを受けていれば
村人たちに受け入れられないということはないでしょう。

それに、病院の手伝いなら佐智がやってくれます。
佐智は未希のアメリカ留学に賛成してくれたのです。

未希は、中川家に嫁として入った佐智が
自分の都合で再び実家に戻って来るような
嫁ぎ先に大変失礼になるようなことはさせられないと言い
改めて、ハルに断りを入れます。

邦之はそれでも、アメリカの先進医療は経験すべきだし
この先、直彦とともに農村医療について歩んでいくなら
その先進医療を共に学んでいないと、
通じるものも通じなくなります。

そこまでされると、余計なお世話であります。

未希はハルに訴え、ふくれて出て行きます。
しかしそれで折れるハルではありません。
首を縦に振るまでは東京に帰らない、と言うのです。

ただ、直彦からの手紙はしっかりと読んでいて
アメリカ留学への遥かな憧れを抱いています。


昭和30(1955)年1月2日、
邦之の両親・中川修造とトキが未希を訪ねてきました。

邦之から、未希にアメリカ留学の話があって
その間の高原病院は
邦之が留守番しているということも伝えられると
両親も留学に大賛成の立場であります。

そもそも未希の結婚相手について
お世話したいとは常々考えていて、
ねぶた祭りの時に顔を出してくれた直彦が相手なら
その恋を応援したいという気持ちになっているのです。

「未希さん、思い切って行っておいでなさい」
トキに背中を押されます。


直彦と同じ大学に行ける、早く直彦に会いたい。
今まで抑えていた思いが、
堰を切ったように噴き上げていました。

アメリカ留学を決意準備に入った未希は
人生の大きな転機を迎える運命を選びます。


作:橋田 壽賀子
音楽:坂田 晃一
語り:奈良岡 朋子
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[出演]
三田 佳子 (高原未希)
石野 真子 (中川佐智)
役所 広司 (浜村直彦)
渡辺 徹 (中川邦之)
──────────
大坂 志郎 (工藤清吉)
赤木 春恵 (工藤イネ)
菅井 きん (岩田テル)
野際 陽子 (坂口美代)
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伊武 雅刀 (岩田剛造)
吉 幾三 (八木金太)
泉 ピン子 (村中ハル)
宇津井 健 (坂口一成)
──────────
制作:澁谷 康生
演出:布施 実

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