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2018年10月 9日 (火)

プレイバックいのち・(27)母を待つ子

「私……もう自身ないわ」
岩田剛造が自分を庇えば庇うほど、岩田テルが意地になって
家事一切を自分にさせないと嘆く岩田未希ですが、
剛造からみれば、意地になっているのは未希の方でもあります。

洗濯機も、中川邦之が気を利かせて注文してくれたのでしょう。
しかしこれが原因で家庭内崩壊につながれば意味がありません。
未希は洗濯機をそのまま返すことにします。
2人の子どもたちも、未希とテルがケンカしたのかと心配しています。

未希の様子を見に来た浜村直彦とも再会し、
忘れかけていた、医師を目指した理由を思い出させてくれます。
自分が目指した医療と、岩田家の嫁と。
一体どうすればいいのか、未希は自問自答します。

今晩こっちに泊めてもらうわ、と
無表情になっていた未希は、そう工藤清吉に伝えます。
しかしそれを知った中川佐智は、一晩でも実家で泊まれば
二度と岩田に戻れなくなってしまうと心配します。

「もう疲れたわ。岩田には私の居場所はないの」
精神的にかなり追い詰められています。
そしてテルと剛造には、
清吉が代理で事情を説明しに向かいます。


岩田の畑から家への道で、未希はずっと剛造を待っていました。
こんな結果になってしまったことを、
直接でも詫びねばならないと思っていたのです。

剛造は、最後まで未希を守ることができなかったと
未希に詫びます。

岩田竜夫と典子の兄妹は、
高原病院の前で未希の帰りを待っていました。

未希の文句ばっかり言っているテル、
そして家に戻って来ない未希。
典子は、やっぱりテルと未希の間でケンカがあったんだと思い
いろいろ尋ねますが、未希を含む大人たちは何も話してくれません。

典子はそのまま未希を待ち続けます。
雨が降っても、その雨に討たれ続けても
未希を待ち続けたのです。

結果、高い熱を出して寝込んでしまいます。

そのことを剛造の知らせで聞いた未希は
邦之が問診を買って出たのにそれを断り、
自分が行く、と岩田家に急ぎます。

典子に口止めされていたものの、竜夫は
典子が未希にもう一度家に戻ってきて欲しいと
お願いするためにずっと未希を待ち続けたこと、
雨に討たれ続けても辛抱強く待ったことを伝えます。

竜夫は典子の気持ちを代弁し、
未希はその日、一睡もせずに典子に付き添います。
典子の肺炎は翌朝になっても好転せず、未希は診療所を休んで
その日も一日中典子に付き添いました。

そして3日目の朝。
ずっと付き添っている未希のために、
テルは朝ご飯を作ってくれました。

そして典子の意識が戻り……。
「お母さんだ……お母さん帰って来た!」


未希は、剛造とテルと一緒に高原家に戻ってきました。
なんでも、テルからお願いごとがあるそうなのです。
先日、清吉から離縁の話が出たのですが、
なかったことにしてほしい、と──。

イネは、テルからの申し出に目くじら立てて反対しますが
何よりも未希が岩田家に戻ってもいい、と言っているようで
テルの口車に乗せられて岩田家に戻ったのでは
また傷ついて帰ってくるのは未希なのです。

ただ、テルも未希もお互いに意地を張っていた部分があり
未希もできないことはできないと言えなかったことを反省して
今後は未希の医師業に差し障りのないように、
家族がみんなで助け合って行こうと話し合ったのです。

邦之から見て、確かに当時の未希は
何でもかんでもしょいこんで、全部こなそうとして
勝手に押しつぶされてしまっていました。

「もう……背伸びはしないわ」
未希の晴れ晴れした表情が印象的ですが、
黙っていられないのはイネです。
必死で止める清吉に構わず、テルに伝えます。

イネは、未希が幼い頃からお仕えして来たお嬢さまであり、
特に父が日本を離れ、母の千恵を亡くしてからは、
親代わりとして未希を育ててきました。

そんな大事な未希のために、イネが支援したのに
実家の世話になるのは嫁の恥だなんてテルの横車を押して
イネに何もさせてくれなかったのはどういうことか、と。

もしもテルがいやいや家事をするのなら、
イネが岩田家に行って何でもさせてもらう。
それも気に入らないのなら、未希は岩田家に返しません、と。

確かに未希は医師業で多忙を極める毎日で
それを恥ととらえるのはちと違うようであります。

テルは、嫁は岩田の人間だから、実家が苦労せずに済むように
ずいぶんと厳しいことを言って来たのですが、
未希がそれで助かるのならお言葉に甘えます、と頭を下げます。
イネは、急に攻撃の材料がなくなり、一気に沈静化します。


家庭の問題が一段落つき、
高原医院を大改装した上でレントゲン機器を設置することを
未希は考えていました。


作:橋田 壽賀子
音楽:坂田 晃一
語り:奈良岡 朋子
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[出演]
三田 佳子 (岩田未希)
石野 真子 (中川佐智)
渡辺 徹 (中川邦之)
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大坂 志郎 (工藤清吉)
赤木 春恵 (工藤イネ)
菅井 きん (岩田テル)
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役所 広司 (浜村直彦)
伊武 雅刀 (岩田剛造)
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制作:澁谷 康生
演出:小見山 佳典

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