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2018年10月16日 (火)

プレイバックいのち・(29)走れ妹よ!

東京大空襲の時に受けた傷が元で足が不自由になりながらも
見事にそのハンデを乗り越えて中川邦之と結婚し
誠の母にもなれた中川佐智が、看護婦資格を取得するために
足の手術を受けたいと言い出します。

傷を負って13年、佐智も29歳になった
昭和33(1958)年の秋のことでした。

岩田未希は、何も佐智を看護婦にしたい気持ちはないですが、
あれだけ勧めてきた足の手術を佐智自身が言い出したことで
できるのであれば足の不自由という障害を取ってあげたいという
親心に似た気持ちであるわけです。

いずれにしても13年が経過していますので
まずは坂口一成のところで検査をしてからの手術になります。
未希と佐智は夜行列車で東京へ。

坂口の紹介で整形外科の先生に看てもらった結果、
大腿骨骨折が2ヶ所あり、それはすでにくっついているのですが
きれいにくっつかず、少しズレているために起こっているもので、
いったん切り離し、きれいに継ぎ直すという手術になるそうです。

手術は弘前の病院で、入院期間は6ヶ月の予定です。
なので今からすぐに入院して手術すれば
春の准看護婦学校の入学に間に合います。
佐智に迷っているヒマはなく、すぐに手術を承諾します。


坂口の口利きで、病室の手配もでき
すぐに入院するように、というお達しがあって
邦之と佐智は弘前の病院に向かいます。

入院の日に合わせ、坂口が弘前の中川酒造に
泊めて欲しいと連絡したことで、佐智の手術が判明し
邦之の父母が見舞いに駆けつけます。

佐智には、未希や工藤清吉・イネ、義父母、
そして邦之の優しさを身に感じながら、
2日後の手術を待ちます。


「もう始まってるわね、手術」
未希は、父母の位牌に手を合わせて祈るしかありません。
清吉とイネも、一生懸命に祈っています。

家族が待つ時間が長く続きますが、
無事、手術は成功します。


手術を終え、新築した診療所を見学に坂口がやってきました。

一通り見学し、未希の医療活動に驚く坂口ですが、
町営病院を作る計画があることを未希に伝えます。

国民健康保険のシステムが出来上がるということは、
そういうことになるだろうと坂口は冷静に言いますが、
未希は何も考えることなく自分の道を進みなさい、と励まします。


岩田家では、津田平吉と信吉が岩田剛造と飲んでいます。

思い切って出稼ぎして、ひと冬の稼ぎをあっという間に
儲けようと言い合っているわけですが、
剛造は全く乗り気ではありません。

稼ぎある医者を嫁にもらって左うちわだもんなぁ、と
平吉がついつい言ったものだから、岩田テルがカッとなり
未希には家に一銭も入れてもらってない! と反論。
それを台所で聞いていた未希は、少なからずショックを受けます。

まぁ、それは間違いではないのですが、何よりも平吉や信吉が
出稼ぎを考えていることにも未希はショックなのです。
その年、男たちが何人かで出稼ぎに出て行きました。
硬度経済成長の波が、津軽のこの村にも押し寄せていました。


昭和34(1959)年が明けて、佐智のリハビリも順調に進み
ついに退院の日を迎えることになりました。

松葉杖をついて、ゆっくりと歩いて来る佐智。

母ちゃん! と誠が走って来ると、
佐智は松葉杖を邦之に預け、誠を抱きとめます。

佐智はりんご農園を走り、大地の感触を味わいます。
走れなくなって14年、子どものころのように走れることに
佐智はとても大喜びです。

そんな佐智の元気な姿に、剛造やテルも舌を巻き
津軽にやって来た村中ハルも、佐智に駆け寄ってはしゃぎます。


平吉の娘・津田征子が熱を出し、
母・浅子に連れられて高原医院にやってきます。

扁桃腺が腫れての熱なのですが、征子は明日
集団就職で東京に発たなければなりません。
この状態では東京ゆきの汽車に乗せることも不安なのですが
ハルが名乗り出て、見届けてくれることになりました。

戦時中、軍事工場へ集団就職した経験を持つハルは
征子を放っておけなかったわけです。


作:橋田 壽賀子
音楽:坂田 晃一
語り:奈良岡 朋子
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[出演]
三田 佳子 (岩田未希)
石野 真子 (中川佐智)
渡辺 徹 (中川邦之)
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大坂 志郎 (工藤清吉)
赤木 春恵 (工藤イネ)
菅井 きん (岩田テル)
小林 綾子 (征子)
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伊武 雅刀 (岩田剛造)
吉 幾三 (八木金太)
泉 ピン子 (村中ハル)
宇津井 健 (坂口一成)
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制作:澁谷 康生
演出:富沢 正幸

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