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2018年10月 7日 (日)

大河ドラマ西郷どん・(37)江戸無血開城 〜緊迫の勝・西郷会談〜

慶応4(1868)年1月、
西郷吉之助率いる新政府軍は、鳥羽・伏見の戦いで
徳川慶喜を大将とする旧幕府軍を打ち破りました。

吉之助は、家臣たちを残して逃げ出した慶喜を追い、
5万の大軍とともに江戸へ向かったのです。
江戸城総攻撃の日は、3月15日と決まりました──。

吉之助は、幾島の導きにより篤姫と再会します。
徳川家定亡き後、天樟院と名乗っていました。

天樟院は、願い事を聞いて欲しいと吉之助に向き合います。
「慶喜殿の首ひとつで、この戦を終わらせてくれ」
慶喜の命乞いだろうとたかをくくっていた吉之助は
ギョッとした表情を天樟院に向けます。

もともと天樟院は、亡き島津斉彬から
一橋慶喜を次の将軍に据えよ、との密命を帯びて
島津家から将軍家にお輿入れを果たしたのです。
吉之助は、そのお輿入れを援助したわけで、

天樟院も吉之助も、天変は慶喜から始まっていたのに
今では二人とも、慶喜を亡き者にしようとしています。
斉彬は、今の情勢を天からどう見ているのでしょうか。

ともかく、この始末は自らつけなければなりません。
慶喜が死んだ後、天樟院も自害するつもりです。
慶喜と天樟院の命と引き換えに、
徳川の家だけは救って欲しい、と頭を下げます。

慶喜を攻めることが、天樟院を追い詰めていたと
吉之助は謝罪しますが、
「こん戦を止めることはできもはん」と見据えます。
吉之助の頑な決意に、衝撃を受ける天樟院です。


江戸城総攻撃の前日、江戸の薩摩藩邸に
海舟 勝 安房守がやってきました。

勝は、吉之助の不動なる決意を確認した上で
江戸の町を火の海にしないための
条件をしたためた書状を差し出します。

徳川は降伏する。
慶喜は隠居して水戸で謹慎する。
江戸城は明け渡す。
軍艦や鉄砲、弾薬の類いも明け渡す。

ただし、いきなり奪い取られても、息巻く者たちが江戸城を乗っ取る
という可能性もあるので、時間的猶予が欲しいというのと、
慶喜の暴挙を助けた者の処遇を寛大にしてもらいたい、
というのを頼み込みます。

虫のいい話をしているのは百も承知しています。
勝も、吉之助が全て承諾してくれるとは思っていません。
ただ、いつの時代も、勝者と敗者とはあっけなく入れ替わるわけで
吉之助ほどの人物なら“勝者のたしなみ”を知っているだろう、と言うのです。

「西郷どんが背負う、新しい日本ってのは何だい?」
江戸の町を焼け野原にして、100万の民を苦しませた上に作る
新しい日本にどんな望みがあるのか。
勝の問いかけに、吉之助は考えこみます。

吉之助は若い頃から、民のために働き、
民のために助けてきました。それを思うと……。
吉之助は中村半次郎と川路利良を呼び、
翌日の総攻撃の中止を命じます。

ありがとよ、と照れながら言う勝は、庭で咲く桜の木を見上げて
今年も上野の桜が見られそうだ、とニッコリ微笑みます。
「こうなったら、上野にお前さんの銅像とやらでも建ててやらねえとな」


京に入った吉之助は、新政府の組織作りを行う
岩倉具視、大久保一蔵、桂 小五郎らに
勝との会談の報告をします。

虫の良い話、と岩倉は呆れ返りますが、
一蔵は、吉之助と有栖川宮大総督が決めたことなら
それに従うまで、とさっぱりしています。

しかし桂だけは納得できません。
これまでの徳川の悪行を考えれば、慶喜の首を刎ねなければ
長州の屈辱を晴らすことはとてもできない、と反対したのです。

慶喜を生かし、武器弾薬までも残せば
いずれまた戦が始まってしまう、と脅しますが、
吉之助は一同を見据えてつぶやきます。
「そん時は、おいが慶喜公を討ちもす」


4月11日、江戸城明け渡しの日。
慶喜は、謹慎の地・水戸へ向かうべく寛永寺を発ちます。

同じく、江戸城を出る天樟院は、吉之助を部屋に招き入れ
徳川家が260年間かけて見聞きしたものをまとめた書を渡します。
これまでいかにして困難を乗り越え、天下を治めて来たか
新政府に携わる吉之助に所有して欲しかったのかもしれません。

「幾島、この西郷が作る日本という国を見てみたくなった」
天樟院は幾島に語り掛け、微笑みます。


江戸城無血開城は無事に終わりましたが、
新たな騒乱が起きようとしていました。
上野寛永寺には、新政府に不満を持つ者たちが集まります。
「義」を「彰らかにする」と唱え「彰義隊」と名乗ったのです。

すぐにでも彰義隊を鎮圧しなければなりませんが
反乱の火はさらに広がりを見せます。

旧幕府軍の会津藩、米沢藩、庄内藩、仙台藩の東北諸藩が
徹底抗戦の構えで蜂起します。
軍艦の引き渡しを拒否した榎本武揚率いる海軍も
江戸湾から脱走したのでした。

ほら言わんこっちゃない、と桂は岩倉たちを責めますが、
しかし言うばかりではなくしっかりと手は打っております。
吉之助がいる軍議の場に、
長州藩の軍事担当・大村益次郎を送り込んだのです。

大村は、かつて3,500の兵で10万の幕府軍を打ち破った
希代の戦略家です。
大村は吉之助たちに、彰義隊を半日で片づける手法を授けます。


慶応4(1868)年4月11日、
徳川慶喜は謹慎所の寛永寺から水戸へ出発し
江戸城は無血開城、大総督府が接収する。

明治10(1877)年9月24日、
西南戦争で西郷隆盛が討ち死にするまで


あと9年5ヶ月──

(大河ドラマ『翔ぶが如く』では第28回「江戸開城」〜第29回「維新成る」付近)
(大河ドラマ『篤姫』では第47回「大奥の使者」〜第49回「明治前夜の再会」付近)


原作:林 真理子
脚本:中園 ミホ
脚本協力:三谷 昌登・小林 ミカ
音楽:富貴 晴美
タイトル映像・題字:L.S.W.F
語り:西田 敏行
──────────
[出演]
鈴木 亮平 (西郷吉之助)
瑛太 (大久保一蔵)
錦戸 亮 (西郷信吾)
堀井 新太 (村田新八)
泉澤 祐希 (川路利良)
大野 拓朗 (中村半次郎)
──────────
北川 景子 (天樟院)
松田 翔太 (徳川慶喜)
林家 正蔵 (大村益次郎)
藤本 隆宏 (山岡鉄太郎)
玉山 鉄二 (桂 小五郎)
──────────
笑福亭 鶴瓶 (岩倉具視)
南野 陽子 (幾島)
遠藤 憲一 (勝 安房(海舟))
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制作統括:櫻井 賢
    :櫻井 壮一
プロデューサー:小西 千栄子
演出:野田 雄介


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『西郷どん』
第38回「傷だらけの維新」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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