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2018年11月21日 (水)

バス停について本気出して考えてみた(259-1)

終点停留所の旅“たそがれ”第226弾です。

今回はF岡県M像市の
O島観光バス Gランシマールのバスルートをご紹介します。


Rg2717Rg2716

訪問したのは、台風が過ぎ去ったばかりの9月のある平日。

離島なので、まずはO島へ渡ります。
出発はK湊港渡船ターミナルから。

乗る船の出航時間まで時間がかなりあったので、
フェリーの時刻表とバスの時刻表などいろいろにらめっこしていまして、

【K湊港11:15─旅客船「しおかぜ」→O島11:30】
 O島でレンタサイクルを借りられたら自転車でバスルートを往復
 自転車を借りられなかったらタクシーで砲台前バス停に移動したあと
 バスに乗ってターミナルに戻って来る
【O島13:00─フェリー「おおしま」→K湊港13:25】

で行って帰って来ようと計画します。

バスで片道14分の距離なので、まあ地形によりけりですが
自転車で1時間半で充分戻って来れる距離でしょう。

意気揚々と船に乗り込むKassyですが、
台風一過で2〜3mの大波だったせいか、船が揺れに揺れまして。
経験したことのない、横揺れの激しい船旅でした。

行きは旅客船だったので、時間が短縮されて15分だったのですが
帰りはフェリーなので25分……。
ま、まてよ、行きでコレってことは、帰りはコレ以上ってことだよなぁ?
と少々怖じ気づいてしまったことは内緒です(笑)。


さて、O島に上陸いたしまして、無事にレンタサイクルも借りられたKassyは
K湊でいただいた“Gランシマール バス”のパンフレットの地図を見ながら
バスルートをトレースして、まずは一番奥の「砲台跡」バス停を目指します。

まずは最初のバス停「O島交流館」です。

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島の施設だから、少しは古びた感じかと思ったら
ちょっとオシャレな建物でした。
やはり世界遺産に選ばれたことも関係しているのでしょうか。

Ri2703Ri2705

風景はバツグンですね。
夏の空、夏の海って感じがします。

今日は平日だったので、N鉄バスは走っておりませんで
タクシー会社運行のミニミニバスがやってきました。


「O島観光館」から「沖津宮遙拝所」へ向かいますが、
「O島観光館」からすぐのところを左折し、島の内部に入っていきます。
途中でまた左折、そして途中から右折すると
「沖津宮遙拝所」にたどり着けるようです。

こういうバスルートを辿る旅だと、念頭に置いているのは
バスが走りそうな道幅を気にしながら、ということなのですが、
これが結局、アダになってしまいます。
2回目の左折のあと、右折するポイントなのですが
本来のバスルートの右折ポイントを通り過ぎてしまったのです。

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あとで振り返ってみたら、ココが右折ポイントだったんですが
いかにもバスが“走らなさそう”な道幅だったので見落としていました。
でも緑の案内看板にはしっかりと「沖津宮遙拝所」って書いてありますね。
あっちゃー……永遠に続く坂道を、直進してしまいます。

でも途中で右折っぽい曲がり方をしたので、
間違いには気づかなかったのが致命的です。

民家もほとんどなく、車通りもなく
先ほど追い越していったミニミニバスとすれ違うこともなく
島の火葬場の脇を通り抜け、どんどん林の中へ……。


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ここはどこだい。

とりあえず海には出られたけれど、現在地が把握できなければ
どの方向に進んでいいのかさっぱり分かりません。
Kassyはこの時、島の北端に出た! と思い込んでおりまして
実は同じ北端にある「砲台跡」はすぐじゃね? と期待していましたが、

「民宿つわせ」という施設を見つけて地図を再確認してみると、
なんと島の西端に来てしまっている模様……。

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(左)赤線が正規のバスルート
(右)○印が右折ポイント、黄線がKassyが間違えて辿ったルート

西端から「砲台跡」へ向かうには、さらに島の内側へ、
またも永遠に続く坂道を登っていかなければなりません。
この時点で帰りのフェリーまで残り45分。
間に合うか?


((後半へ続く))

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