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2018年11月 4日 (日)

大河ドラマ西郷どん・(41)新しき国へ 〜留守政府 西郷の挑戦〜

夜も更け、静かな鹿児島に、突如響いた破裂音。

誰もが大砲だと慌てて外に出てみれば
大空に大輪の花を咲かせる、花火でした。

有能に育てて来た大久保利通らの新政府が
国父・島津久光から薩摩藩と人民を奪い取った「廃藩置県」への
真っ向からの抵抗を表したものでした。

久光は酒に乱れて、気が済むまで上げつづけよ! と叫びますが
民衆は、そんな政治的な変革が行われていたなんて知るはずもなく
打ち上がった季節外れの花火を見上げて愛でるだけでした。

廃藩置県の後、新政府は急速に諸制度を改め始めました。
しかし薩摩と長州出身者が実験を握る構図には変化がなく
維新に尽力したはずの土佐(後藤象二郎・板垣退助)や
肥前(江藤新平・大隈重信)出身者の中には不満が募っていました。

新政府はこんな時、使節団を組んで海外に出ようとしていました。
幕府・将軍という体制から新政府・天皇という体制へ
シフトしたことを諸外国に知らしめるためのもの、
そして旧幕府時代に結んだ不平等条約を改めること、が主な使命です。

特命全権大使として、右大臣・岩倉具視。
特命全権副使として、参議・木戸孝允、大蔵卿・大久保利通、
工部大輔・伊藤博文、外務少輔・山口尚芳……。

西郷隆盛や江藤たちは、
日本でやらなければならないことがまだ山積しているというのに
今行かなければならないのか? という疑問が湧いていますが、
そんなことは岩倉の耳には届きません。


使節団を派遣するにあたり、女性や子どもたちも
一緒に海外に行って勉強させようということになり、
隆盛は手紙で、奄美大島から引き取った菊次郎に
海外行きを打診してみます。

「おいはどげんすればよかとでしょうか」
菊次郎は、日ごろから勉強を習っている川口雪篷に尋ねますが
自分が行きたいか行きたくないか、他人に聞くことではない、と
母の糸は菊次郎を突き放します。


久光の元には、民衆たちからの訴えが続々と。
新政府は欧米の猿真似ばかりしていて
民衆の苦しみを全く理解していない、と。

久光は鹿児島県令の大山綱良を呼び出し
不満タラタラで当たり散らします。


明治4(1871)年11月、岩倉使節団に渡航の勅命が下ります。

このころ隆盛は大蔵省をあずかり、財政をも担当していました。
あとは頼むでぇー、と言いに来た岩倉は、西郷がいるからこそ
安心して欧米へ行けるとニッコリ笑いますが、急に釘を刺しておきます。
「麿が戻るまで何もしたらあかん。人事も動かすな」

そして岩倉使節団は、サンフランシスコへと旅立ちました。
隆盛は名実共に、留守政府を取り仕切る立場となったのです。

大久保の不在を狙って、江藤や後藤は
隆盛ではない新たな大蔵卿の擁立に動きますが、
岩倉に固く言いつかっているためか、隆盛は賛同しません。

そんなこともあり、江藤たちは単独で財務を調べ尽くし
陸軍大輔・山県有朋が、陸軍に出入りしていた長州出身の商人・山城屋和助に
軍備65万円(現在の貨幣価値で100億円)を勝手に貸し付け、
その見返りを受け取っていたわけです。

隆盛は皆を招集し、山県の陸軍大輔の職を返上させます。


鹿児島から久光の名代として
海江田武次が隆盛に会いにやってきました。

久光からの書状では、自分を鹿児島の県令として
認めよと書いてありますが、隆盛はそれを是としません。
是とすれば、日本各地で同じような訴えが
起こるに決まっているからです。


使節団の出発前、隆盛は明治天皇に
日本各地の状況を見ていただくことを提案し、
多くの貴族たちの反発を受けながらも
天皇はこれを了承。

明治5(1872)年5月、天皇は山口、長崎、熊本の西国を巡行。
そしてついに鹿児島にも訪問します。

天皇謁見も終わり、久光は隆盛を呼び出します。
「これが我が兄とともに作りたかった新しか国か」

新しい国を目指して突き進んで来たものの
このままでは斉彬はじめ新国家のために散っていった者たちに
顔向けができるような国ではありません。

そう呟くと、久光は隆盛を怒鳴ります。
「このやっせんぼ!!」
やり抜け、最後までやり通せ、それでも倒れた時は
この薩摩に戻って来い──。


久々に鹿児島の西郷家に戻ってきた隆盛は
自分も異国で学びたい、と菊次郎に告白を受けます。

気張れよ、と隆盛は菊次郎の肩をポンポンと叩きます。


明治5(1872)年7月、
陸軍大輔・山県有朋が山城屋事件に関する
陸軍内部の追及を受けて近衛都督を辞任する。

明治10(1877)年9月24日、
西南戦争で西郷隆盛が討ち死にするまで


あと5年2ヶ月──

(大河ドラマ『翔ぶが如く』では第32回「苦難の大変革」〜第36回「破裂弾中の昼寝」付近)


原作:林 真理子
脚本:中園 ミホ
脚本協力:三谷 昌登・小林 ミカ
音楽:富貴 晴美
タイトル映像・題字:L.S.W.F
語り(西郷菊次郎):西田 敏行
──────────
[出演]
鈴木 亮平 (西郷隆盛)
黒木 華 (西郷 糸)
錦戸 亮 (西郷従道)
桜庭 ななみ (市来 琴)
堀井 新太 (村田新八)
柏木 由紀 (西郷 園)
井戸田 潤 (桂 久武)
──────────
泉澤 祐希 (川路利良)
大野 拓朗 (桐野利秋)
塚地 武雅 (熊吉)
──────────
青木 崇高 (島津久光)
高橋 光臣 (海江田武次)
迫田 孝也 (江藤新平)
浜野 謙太 (伊藤博文)
村上 新悟 (山県有朋)
野村 万之丞 (明治天皇)
野村 万蔵 (三条実美)
藤本 隆宏 (山岡鉄太郎)
北村 有起哉 (大山綱良)
玉山 鉄二 (木戸孝允)
──────────
笑福亭 鶴瓶 (岩倉具視)
石橋 蓮司 (川口雪篷)
瑛太 (大久保利通)
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制作統括:櫻井 賢
    :櫻井 壮一
プロデューサー:小西 千栄子
演出:石塚 嘉


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『西郷どん』
第42回「両雄激突」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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