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2019年2月 8日 (金)

連続テレビ小説おしん・少女篇(31)〜(36)

おばあちゃんのおしんは、圭とともに酒田に来て
丘の上から街並を眺めてみます。

 

今では石油タンクが並んで、でもすこし寂しげな感じですが
子どものころの酒田は、無数の米問屋が並んで
もっと活気づいていたように記憶しています。

 

しかし、昔のまま残っている米問屋の倉庫を見ると
おしんは興奮して指さします。
大きくて驚いた、と言っていたあの倉庫が
昔のまま残っていることに、おしんは感動します。

 

「父さん(希望)から聞いた気がするんだけど、
僕の本当のおばあちゃんは酒田の人だって?」
圭がふとした疑問をおしんにぶつけます。

 

圭の父・希望が2歳の時に母親と死に別れて
以来おしんが引き取って育て上げたわけですが、
希望が酒田のどのルーツを持っているのか
圭は知りたいわけです。

 

しかしおしんは、あたしの子どもだよ、と言って
問いには答えません。


スーパーたのくらの周辺では、少し慌ただしくなっています。
大手スーパーに土地を譲渡するという話が持ち上がっている以上
それよりも高額でたのくらが土地を買い上げるか
並木に譲渡を諦めさせるかの2択しかありません。

 

その判断を仰ごうと、
社長の田倉 仁はおしんと連絡を取りたいのですが
連絡も取れず、行先も教えてもらえず、なのです。

 

仁の妻・道子は、おしんが反対した17店目の軌道も乗り
あれだけ反対して弱気になったおしんには
そろそろ表舞台から引っ込んでもらいたいと
引退をそそのかしますが、

 

仁は笑いつつ、笑って入られないのが現状です。

 

 

加代の発言がきっかけで、
このまま加賀屋に残れることになったおしん。
子守りをしている時、小学校に向かう加代を見送ります。

 

次ケンカする時、負けねえぞ!
加代の笑顔を初めて見ました。

 

それからというもの、加代は何かとおしんを気にして
お菓子が手に入ると分けてあげたり、
感じを教えてあげたりしますが、

 

それはそれでみのに咎められ、
おしんは部屋から追い出されてしまいますが。

 

 

くには、夕食後におしんを部屋に呼び寄せ
字を書く練習をさせます。
その様子を見た加代は、おしんと一緒に手習いしたいと言い出し
くには一緒に教えます。

 

今夜はイロハ……を全て書くまでは寝かせないと
ちょっとスパルタです。

 

みのは、くにのやり方を不満に思っています。
清太郎も、おしんの育ちの悪さを言っていて
加代とともに勉強させることに抵抗があるようですが、

 

変な噂が立つ前に、というふたりに
そんなことを気に病んでいたのか、とくには大笑いします。

 

 

今夜はそろばんのお勉強です。
商人になるには必須条件の算盤を知らなければいけません。
そろばんを通して、計算の練習をさせます。

 

くにがおしんを仕込んでいるのは
おしんがここを出て独り立ちしたときに
一人で生きていけるだけの知識を持たねば
生きていけないからです。

 

貧乏に関しては人一倍経験しているおしんだからこそ
今後は、そうならないようにするためにはどうすればいいかを
自分なりに考え、行動していかなければなりません。
そのために、いま仕込んでいるのです。

 

そんなくにの思いを知ったおしんの胸には
ずしんと重く響くものがありました。

 

 

電器を運ぶ電信柱が立つことになり、
男たちが数人で殿中を立てています。

 

興味津々な加代は、それを近くから眺めていましたが
バランスを崩した電柱が倒れてしまった時
おしんはとっさに加代を突き飛ばし、覆いかぶさって守ります。

 

みのもその場にいたのですが、目の前で起きた事故で
ショックのあまり気を失って倒れますが、
目が覚めた時、おしんが加代を守ってくれたことを知って
この通り、と頭を下げます。

 

おしんが加代を庇ってくれなかったら
加代は今ごろただじゃ済まなかったのです。
「これからも、加代の力になってやってくれの」

 

それまでみのに冷たくされていたおしんでしたが、
これを機に、おしんを暖かい目で見守ってくれるようになります。

 

加賀屋に電灯が灯ったのは、それから間もなくのことでした。
電灯に灯るのをじっと待っていた
くに、みの、清太郎、加代とおしん。
パアッと明るく灯った電灯に、歓喜の声を上げます。

 

おしんにとって、一生の思い出となる日です。

 

 

おしんが加賀屋に奉公に来て初めての正月、
みのは加代を助けてくれた御礼にと、
加代とおしんの2人分の着物を仕立ててくれます。
帯は、くにが選んだものです。

 

加代は、これを着ておしんと一緒に初詣に行くんだと言っています。
奉公人でありながら、私はこんなに幸せでいいのだろうか。
おしんは着物を当てられながら、とまどいを隠せません。
嬉しいという感情より、空恐ろしい気持ちです。

 

髪の毛もキレイに結ってもらい、見違えるようです。

 

清太郎の年始の挨拶も終え、
加代と初詣に出かけたおしんでしたが
門のところでいちゃつく男女がいました。
よく見ると、それは母のふじでした。

 

母ちゃんじゃねえ、とおしんは思い込もうとします。
母ちゃんは酒田にいるわけがねぇ、と。
おしんを見たふじの顔が、おしんの脳裏から消えませんでした。

 

 

夜、カルタ取りをして遊びますが
おしんにはカルタは初めてなので、何が何だか分かりません。
加代がどんどん取っていく中で、1枚も取れません。

 

「カルタするぐらいなら、働いてたほうが楽だ」
といってみんなを笑わせるおしんですが、
1舞も取れないのは、恐らくそれだけではなく
やはり昼間見た母親の姿の影響が大きいのです。

 

清太郎が戻って来た時、店の前をうろつく女がいたから
もう一度見て来た方がいい、と言っていたのを聞き
おしんには、それが母であると察知します。

 

カルタ取りから下がらせてもらい、店の外に出ると
ふじがいました。

 

「母ちゃん、少し痩せたな」
今の仕事から早く抜け出して欲しい一心のおしんですが、
雪が溶けるまでの辛抱なのです。

 

おしんは、ふじに抱きつきます。
母親に甘えることができなかったおしんには
たった数分の再会でも、充分です。

 

人に見つかるといけないから、と戻るように言われたおしん。
扉を閉めると、おしんはその場で泣き崩れますが、
だいたいのことを察知したくににはお見通しだったようです。

 

女は自分のために働いているわけではない。
親や亭主や子どものために辛いことを我慢して頑張っている。
少しも自分のことは考えずに。

 

たとえ母親がどんな仕事をしていたとしても
家族のためだと思えるから、どんなこともできるわけで
決して悪く思うんじゃないぞ、とくには諭します。

 

 

おしんは、みのの優しさがあっても
それに甘えず、奉公人の立場を忘れず仕事に打ち込みます。
そして加賀屋にはなくてはならない人にまで成長したのです。

 

 

ある日、加代はヒラヒラの洋服を買って欲しいとみのに言い
ハイハイ買ってあげましょうね、と話がまとまりかけた時
くにが、自分の思い通りになると思っているその根性が好かんと
洋服は買わせない、と言って来ました。

 

加代も強情張りなので、言い出したら聞かず
買ってくれないのなら学校に行かないと言い出しますが、
くには、それなら学校に行かなくてええ、という有り様。

 

その話の流れで、おしんはくにに
おしんが食べていたそのまんまの大根飯を作れと言われます。
くにの真意は分かりませんでしたが、
久しぶりに大根飯が炊けるとおしんは喜びます。

 

飯ができても、洋服を買ってくれると約束するまでは
食わねえと加代のハンガーストライキは続きます。

 

夜、仕事を終えたおしんがくにに
手習いを受けている頃も続いていまして、
父母は、強情張りの娘を持つと大変だ、などと言っていますが

 

加代はいきなり襖をバン!! と開けます。
「お父さんもお母さんもおらを飢え死にさせる気だか!?」

 

腹空かせて怒鳴り出したか、と笑うくには、
おしんに大根飯を持っていってやれ、と言います。

 

運ばれて来た大根飯を食べる加代ですが、
一口入れて、ペッペッと戻してしまいます。
いつもの飯を持って来てけれ、と言う加代に
くには、これはおしんが幼い頃から食べていた大根飯だと伝えます。

 

加代には、自分の我がままを通し周りを振り回す方法で
果たしていいのか、と考えさせます。
賢い加代は、すぐに改心します。

 

 

ひな祭りには、加代の初節句で揃えたひな壇
そして妹・小夜の初節句で揃えたひな壇のほかに
加賀屋に徳川時代から代々伝わる大ひな壇があり
おしんはその規模の大きさに圧倒されます。

 

加代と小夜、そしておしんのひな祭りで
3人まとめてお祝いしてくれますが、

 

おしんを加賀屋に斡旋したりきは
奉公人であるおしんに我が子同然の愛情を
注いでもらっている加賀屋に感謝しかありません。

 

りきによれば、ふじは無事に里に戻り畑仕事を再開しているし
なかも元気でいる、と伝えておしんを安心させますが
実はなかは危篤だったのです。

 

くにの計らいで、りきが来ていることもあるし
おしんをいったん生家に里帰りさせることにします。
今まで奉公してくれた、くになりのご褒美です。

 

急な話で、おしんは不安しかありません。
本当に加賀屋に戻って来ていいのか? と
疑問を持ちながらの里帰りです。

 

 

なかは病床に伏しています。
思い出せば、おしんが初めて奉公に出る際に渡した50銭銀貨が、
跡にも先にもおしんにしてやった唯一のことなのです。
なかは、それがどうしても情けなく、悲しかったのです。

 

ふじは、おしんはなかにとても可愛がってもらえたと
フォローを入れますが、なかは涙を浮かべます。
「おしんに会いてえ……一目でええから」

 

そんな時、おしんが帰ってきました。

 

どうやらふじが銀山温泉に出稼ぎに行き
おしんが酒田へ奉公に出ると
なかは無理して家を守ってきたわけですが、
ふじが帰って来た途端に寝込んでしまったようです。

 

白い米と卵で作ったおかゆをなかに食べさせると
なかは、今まで何もできなかったことを詫びます。
もう思い残すことはない、と
ふじの胸に抱かれて息を引き取ります。

 

 

なかの葬儀が終わって、おしんに
白い紙包みに入った50線銀貨を渡します。

 

最初の奉公先から戻されたけれど、
何のお金か分からなかったから保管しておいたそうです。
ただ、50銭銀貨はなかが機織って作った全財産です。
それをお護り代わりに、と

 

翌日、りきに付き添われて
おしんは酒田に戻っていきました。

 

(少女篇・完)

 


 

作:橋田 壽賀子
音楽:坂田 晃一
語り手:奈良岡 朋子
──────────
[出演]
小林 綾子 (おしん)
泉 ピン子 (ふじ)
大路 三千緒 (なか)
小林 千登勢 (みの)
石田 太郎 (清太郎)
志喜屋 文 (加代)
──────────
長岡 輝子 (くに)
大橋 吾郎 (圭)
伊東 四朗 (作造)
乙羽 信子 (おしん)
──────────
制作:岡本 由紀子
演出:竹本 稔

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