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2019年4月14日 (日)

大河ドラマいだてん 東京オリムピック噺・(14)新世界 〜新章に突入!〜

初めての死者が出てしまったオリンピック。
しかし、4年後も開催されることが決定しました。
1916年オリンピック、ベルリンに決定です。

 

金栗四三が、その
ベルリンオリンピックへの決意を胸に帰国するころ
日本では明治天皇が崩御し、元号が大正に代わりました。

 

1912(大正元)年9月、我らが韋駄天・四三は
単身東京に帰ってきました。
四三はオリンピック土産に、日本ではまだ知られていない
スポーツの道具をいくつも持ち帰りました。

 

「敵は幾万」の合唱に見送られ、この地を後にしてはや4ヶ月。
地味な出迎えも、今の四三にはかえって救いでした。
明治天皇の大喪の礼が終わったばかりで、
どこもまだ自粛自重ムードに包まれています。

帰るとすぐに報告会が行われますが、
血がにじむような練習を積んで来た四三を
間近で見て来た寄宿舎の者たちは
みな、温かい言葉で迎えたのです。

 

そんな中、「敗因はなにか」と言い出した二階堂トクヨ。
いきなりの女性の登場に、四三は眼を丸くして戸惑います。
「えっ……だ、誰?」

 

聞けば、舎監・永井道明の愛弟子だそうです。
東京高等師範学校の寄宿舎の目と鼻の先に
東京女子高等師範学校、現在のお茶の水女子大学があります。
二階堂はここの助教授なのです。

 

永井は、日本のスポーツが50年遅れている中で
今回の敗因から学ばなければ何も進歩がないと言います。

 

敗因は、食事の問題、練習法、当日の天候といろいろですが
四三にとっては50年も待っていられません。
すでにベルリンオリンピックに目標を定めている四三には
もう4年しか残されていないのです。

 

 

4年後のベルリン大会に向け、
早速トレーニングを再開した我らが韋駄天。

 

舗装路対策として、石の上で足踏みして足の裏を強化します。
ストックホルムで四三が度肝を抜かれたのは、
海外選手の、短距離走のようなスタートダッシュでした。

 

このころ、東京の風景にある変化が起こっていました。
電信柱です。
電話の普及によってこの時代、急激に増えたようです。
これに四三は目をつけます。

 

40〜50m間隔で立っている電柱を目印に、
まず最初の5本を軽く流し、次の5本を全力疾走。
新造が爆発しそうになると、次の5本は流す。
これを何度も繰り返し、速度の変化に体を慣らすわけです。

 

一方、後輩の野口源三郎は
四三が持ち帰った道具に興味を示し、
新たなスポーツが始まる気配を見せていました。

 

 

永井が肋木にこだわって、何が何でも体操に重心を置く中で
大日本体育協会は借金まみれであることが分かり
それから逃れるため、可児 徳は窓から転落して足を骨折。

 

そんな可児も、この4ヶ月の間に何もして来なかったわけではなく
円形デッドボール、のちのドッジボールを導入。
広く全国の児童に親しまれています。
ドッジボールを日本に紹介したことが、可児の最大の功績です。

 

 

一方、橘家円喬に弟子入りした美濃部孝蔵(三遊亭朝太)は
旅に出ることになりました。
どさ回りです。
小円朝から若者を一人貸して欲しいと言われたらしいのです。

 

要するに、破門なのだ。
そうネガティブに捉える朝太に、席亭は
あの偏屈でめったに人を褒めない円喬が
朝太の力を買っているのです。

 

お前さんにはフラがあるよ、と──。

 

小円朝の弟子の万朝と新橋駅へ向かった朝太。
車両に乗り込んだところで、円喬がたどり着きました。

 

頼むよ! 小円朝さんよお! なあ!
大事な弟子貸すんだからよ! 倍にして帰してくれよな!
フラがあんだよフラが! なあ! こいつは大化けすんだからよ!
立派に育ててくんないとあたしゃ承知しないよ!

 

円喬は、袖から『敷島』という高級タバコを3箱渡します。
「餞別だ。持っていきな」

 

 

11月、二階堂トクヨが文部省の要請で
イギリスに留学することになりました。
キングスフィールド体操専門学校で3年間学ぶそうです。

 

永井は「学校体操教授要目」という
肋木とスウェーデン体操を基盤に
健康で強靭な肉体を作る方法をまとめたものを基に
二階堂とともに全国の学校を回る予定でしたが、

 

二階堂の留学により、それもかなわなくなりました。
二階堂は、その白羽の矢を四三に立てます。
自分の練習もしなければならないため、
四三はとまどっています。

 

 

大正2(1913)年1月、年をまたいで三島弥彦が
ヨーロッパの視察と語学の勉強を終えて半年ぶりに帰国。

 

弥彦がいつものノリで「天狗! 天狗!」と騒ぎますが
吉岡たちは黙って座ったままです。
天狗倶楽部を解散しようと考えているわけです。
「俺たちは天狗ではない。人間に戻るんだ」

 

メンバーも年齢が30代の者もおり、寄る年並には勝てません。
それに、明治から大正に代わって、世の中も大きく変わり
軍賦が兵式体操を推奨し、競技スポーツを軽視する風潮になり、
選手は不良という野球害毒論が広く浸透してしまいました。

 

バットも振ったこともないくせに! と
悔しい思いの弥彦は、兄の三島弥太郎に頼んで
横浜正金銀行のサンフランシスコ支店に赴き
アメリカが強い理由を見極める! と宣言します。

 

 

そして3月、ようやく選手団長の嘉納治五郎が
大森兵蔵未亡人・安仁子とともに帰国。
安仁子は夫の遺志を継ぎ、日本に留まる決意をします。

 

治五郎が目にしたものは、変わり果てた体育協会の姿でした。
治五郎の机は端に追いやられ、もはや物置状態。

 

治五郎が作った多額の借金を一手に引き受けた
弁護士の岸 清一は協会理事に、
そして副会長職を置き、武田千代三郎を充てています。
「時代は変わったんですよ、嘉納さん」

 

 

四三と弥彦は、オリンピックの記録映画を見に行きます。

 

ストックホルムの思い出が、ふたりの脳裏をよぎり
肩を抱いてお互いの健闘を称えます。

 

 

とにかく一度帰って来い、という兄・実次のハガキで
四三は熊本へ帰ることにします。

 

今回の結果にたいそうご立腹、と
四三は帰るや否や実次に頭を下げますが、
兄の笑顔を見ていると、どうやら様子が違います。
「俺に任せろ。ついてこい」

 

嫌な予感しかしませんが、
腕を掴まれて引っ張って行かれます。

 

今から見合いばしてもらう、と言われて
対面したのは──。

 

「春野スヤで、ございます」

 

なし? なしスヤさんが!?
後ろには池部幾江が座しているし、
膳が運ばれて来たし、何が何だか分かりません。

 

 

※このドラマは、史実を基にしたフィクションです。

 


 

作:宮藤 官九郎
音楽:大友 良英
題字:横尾 忠則
噺(古今亭志ん生):ビート たけし
──────────
[出演]
中村 勘九郎 (金栗四三)
綾瀬 はるか (春野スヤ)
生田 斗真 (三島弥彦)
永山 絢斗 (野口源三郎)
満島 真之介 (吉岡信敬)
山本 美月 (本庄)
──────────
森山 未来 (美濃部孝蔵(語り))
神木 隆之介 (五りん)
橋本 愛 (小梅)
荒川 良々 (今松)
峯田 和伸 (清さん)
──────────
松尾 スズキ (橘家円喬)
──────────
中村 獅童 (金栗実次)
宮崎 美子 (金栗シエ)
──────────
杉本 哲太 (永井道明)
シャーロット・ケイト・フォックス (大森安仁子)
古舘 寛治 (可児 徳)
永島 敏行 (武田千代三郎)
岩松 了 (岸 清一)
寺島 しのぶ (二階堂トクヨ)
竹野内 豊 (大森兵蔵(回想))
大竹 しのぶ (池部幾江)
役所 広司 (嘉納治五郎)
──────────
制作統括:訓覇 圭・清水 拓哉
プロデューサー:家冨 未央・吉岡 和彦
演出:井上 剛・大根 仁

 

 

◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

 

NHK大河ドラマ『いだてん』
第15回「あヽ結婚」

 

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜
BS4K:午前9時〜

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